いかした音楽アプリは続々とリリースされているのですが、MIDI機能に対応しなかったり同期信号を送受信しないアプリにはまったくもってガッカリさせられます。その点、FunkBoxとLittleMIDI Mashineは早くから同期信号の入出力に対応しており、非常に好感を持てるアプリケーション。これなら実用性がある!と納得できます。
上のビデオはそのFunkBoxとLittle MIDI mashineを使ったデモンストレーション。4つの音源とiPadとiPod touchがシンクロしている様子です。
使用機材
Funkbox(iPad)/リズムトラック マスタークロックとして作動。
Little MIDI Mashine(iPad)/ シーケンサー Funkboxと共にiPad内でマルチタスキング起動、Funkboxのクロックスレーブとしてシンク。(マルチタスク機能は次のバージョンアップから搭載予定)
Omega2/ シンセサイザー Little MIDI mashineがMIDI信号を送信。iPadとAlesis IO dock経由でMIDIケーブル接続されている。
Monotribe /シンセサイザー Korg SyncKontrolアプリが起動しているiPod touchとシンクケーブルで接続。iPadとiPod touchはwifiワイヤレス接続
Continue reading »VirSynからリリースされたAddictive Synthは今までのiPadシンセとはやや違います。アシッドループやスペーシーなサウンドを得意とするとてもパワフルなシンセで、複雑なサウンドもWAVE、CONTROL、ARPの全3画面上で簡単に制作、エディットすることができます。
Maxという音楽ソフトウェアをご存知だろうか? ユーザーがコンピューター上で独自のシンセサイザーやエフェクターを作ることができるもので、今でも多くのミュージシャンやビジュアルアーティスト等によって使用されているコアなソフトウェア。そんなMaxの名前の由来となったのがマックスマシューズという人。1950年代にコンピューターを楽器として利用することを考え始め、当時彼が研究していた電話機に使われていたプログラムをそのまま音楽製作に利用できることに気がつき、MUSIC-Nというプログラムを開発した。そして1961年には世界で初めてコンピューターに歌を歌わせることに成功するのです。
その後もマンマシンインターフェイスの研究の第一人者として活躍しましたが残念ながら今年の春に亡くなっています。
Daisy, Daisy, give me your answer do
I’m half crazy all for the love of you
It won’t be a stylish marriage
I can’t afford a carriage
But you’ll look sweet upon the seat
Of a bicycle built for two.”
今週、IK MultimediaからiRig MIDI、そしてLine6からMIDI Mobilizer2が発表されました。これによってすでに発売開始されているYAMAH iMX-1とあわせ3社によるiOS MIDIインターフェイスバトルが展開されることに。現段階ではiRig MIDIがややリードか? 今までにはない魅力的な特徴を持っています。
MIDI Thru MIDI IN端子に入力された信号をそのままスルーして出力する端子。例えば、外部キーボードからiOS音源を演奏し、それと同じ情報を他のMIDI音源で鳴らすことが可能に。
USB Power Port これによってMIDIインターフェイス接続中でも電源の供給が可能に。とくにライブ演奏にiPad iPhoneを使用する際には安心感が。
SampleTank for iOS iRig MIDIに付属するアプリSampleTank Freeにはなんと1G分のサウンドが収録。アコースティック、オーケストラサウンドからエレクトロ、ムーグサウンドまで。デモサウンドは次のリンクより。http://soundcloud.com/ikmultimedia/sets/two-new-products-coming-soon
Roland Junoシリーズにインスパイアされて作られたというiPadシンセサイザーEpic Synth。エピックという名前のわりにはエピックっぽくなく、むしろとても地味なシンセです(苦笑)。しかしPlay modeとEdit modeの全2画面からなるデザインは非常にシンプルで使いやすい作りになっています。アナログシンセサイザーを1から学んでみようという人にはお勧めできるiPadシンセです。
Epic SynthはCore MIDI、Line6 Midi Mobilizerに対応しているので外部キーボードからの演奏も可能。個人的にはアルペジエーターとホールドスイッチをオンにしておき、エディットページで音作りをするのが好きです。目盛りを1〜2mmほど動かしただけでも音が微妙に変化し、つぼにはまったサウンドが作れたりするアナログシンセの醍醐味は十分にシュミレートされています。OSCのLFOの効きが悪いのですが、来週にはバージョンアップで修正されるとのこと。
App Storeにて¥450
最近の投稿
- 8マルチティンバー、各ボイス10オシレーターのモンスターデスクトップシンセValkyrieがMusikmesse 2018に登場
- MASCHINE 2.7.3リリース、ループレコーディング機能、Logic Proのコントロール機能が追加
- ROLAND CLOUDはさらに充実、ドラムマシンTR-909が追加
- 東京発、8ボイスのアナログシンセサイザーKIJIMIがSuperbooth 2018に登場
- スキンも変われば気分も変わる、KORG iMono/Poly 無償アップデートバージョン
- Apple Pencilを使ってとってもリアリティのあるバイオリン演奏ができるアプリ
- iOSのDAWアプリCubasisがAU MIDIプラグインに対応
- オルゴールのような形をした小型シンセBivalvia Synthesis
- 本家MOOGがリリースしたiOS版Minimoog Model Dアプリ
- 進化したギター音源プラグイン、Native InstrumentsのElectric Sunburst
- サンプル素材がもっと身近に。Native Instrumentsが定額制のサンプル&ループサイトSounds.comをスタート
- カラーディスプレイ搭載、ホストアプリとの連携強化、Native InstrumentsのキーボードコントローラKOMPLETE KONTROL S49 と S61Mk2 新登場
- カラーディスプレイとオーディオインターフェイス搭載、Native Instruments のグルーブボックス MASCHINE Mk3 新登場
- アナログドラムマシンにサンプラーとFMシンセが合体したJomoxの Alpha Base
- 来週4月20日より、ドイツベルリンにて電子楽器のスーパーイベント「SUPERBOOTH 17」が 開催
- タッチスクリーン付き次世代デジタルシンセ、WaldorfのquantumがMusikmesse 2017に登場
- ドラムマシン+シンセ+ミキサー+フィルターのコレクション、Minijam Studio
- 憧れの音楽ロボットを組み立てられるようになるツール
- Native Instrumentsのサンプル・スキャニング・シンセ「FORM」のバージョン1.1がリリース
- Reaktorで動くBuchlaモジュラー「Cloudlab 200t」無償配付中
- アコースティックとエレクトロニックの融合、革新的ストリングス音源 OutputのAnalog Strings
- まるで水族館のクラゲをみてるようなシーケンサー「Seaquence」
- Elektronのデジタルドラムコンピューター&サンプラーDigitakt プリオーダー開始
- UAD ソフトウェア 9.1 リリース、新プラグイン追加、Windows 10の機能向上、Mac Sierra完全対応
- Behringer、クローンシンセサイザーの開発プランを続々と発表
タグ
ableton Live AKAI android app Apple Arturia AU Audiobus DAW DIY DJ Elektron experimental iOS iPad iPhone korg Mac Maschine MIDIコントローラー Moog MPC MusikMesse Musikmesse 2013 NAMM2015 Native Instrument Novation Pioneer plug-in Reaktor Roland sampling Synthesizer Teenage Engineering Traktor VST Windows YAMAHA アナログシンセ アナログシンセサイザー エフェクター コントローラー シーケンサー ドラムマシン モジュラーシンセ