1993年結成、ドイツベルリンを拠点にするエレクトロニカデュオ、マウスオンマーズの新譜「Parastrophics」がレーベルMonkeytownより発売。テクノ、ガバ、ダブステップ、ロック、ソウル、ディスコ、もしかしたらジャパニーズエレクトロ、そんな様々な要素がエレクトロニックという手段によって一体化された密度がとても濃いアルバム全13曲。時には腹立たしく感じさせられたり、妙に親しみのあるポップフレーズに親近感を湧かせられたり、次から次に起こるハーモニーやフレーズの展開(ハプニング)はアクションゲームのような世界にも感じられる。それでもそこには一体感があり、アルバムとしての大きなコンセプトが見えてくる。
特に日本のエレクトロポップクリエーターにはぜひとも参考にしてもらいたいアルバムだ。高域の音処理に関しては学ぶべき点が非常に多い気がする。
いつもカッティングエッジなSF的未来をインスパイアしてくれるTwisted ToolsからのドラムキットシリーズMicro Kitsの第1弾。5ドラムキット、16サウンドという少量のライブラリー、そして$9という値段が魅力の一つ。キットのフォーマットはMaschine、Battery、Kontakt、EXS24MK2、Ableton、Reaktor。Micro Kit 01 はエレクトロミュージックのプロデューサー、アーティストSi Beggの制作。
いっかい 「Twisted tools presents Transformer」
いっかい「Rolodecks for NI Reaktor」
Sound on Soundアワードでベストキーボード/シンセサイザーに選ばれたMini Moog Voyager XL。それを記念してMini Moog Voyager XLが$500の値下げを発表。そして現在価格は$4495。それでも高価な物であることには変わりはありません。
話は変わり、先日のNAMM2012で発表になったMoog Minitaur。いよいよ出荷開始というニュースが飛び交っています。こちらは大きなノブが17個ついたデスクトップシンセモジュール。やはりこれが今の時代の気分なのでしょう。$679 画像はFacebookより。梯子の絵。そしてEnter the Labyrinthという表記。ユーモアも十分。
via Synthtopia
Continue reading »新しいiPadドラムマシーンが登場。普通のドラムマシーンとの大きな違いは、一つのパターンからバリエーションの違ったパターンを自動的に生成してくれるという機能が付いているというところ。スライダーを全開(黄緑)にすると100%トリガー、スライダーを低く設定(赤)するとトリガーの確率は低くなるという仕組み。たとえばDrum’nBassのような複雑なドラムパターンを作るときにはとても便利に違いないでしょう。また淡々としたリズムパターンを作るにしても一つのパターンから微妙な「おかず」を加えることができるので、グルーブにより躍動感を出すことができるでしょう。リズム打ちが得意でない人にとってはこの機能は大万歳。また、頭で考えて打ち込むのとは違い、偶然にカッコいいパターンを作れたりするのも大万歳。下のビデオはStochastik Drum Machineのデモンストレーションビデオ。
iPadをMIDIコントローラーとして使う際にもっとも優れている点は、KaossPadやX-Yパッドのような指をパッド上でグリグリと動かすような連続的な動作。先週バージョン1.5がリリースされたばかりのコントローラーアプリMidiPadsはそんなiPadの特徴を大胆に取り入れています。見た感じはAKAI MPCやNI Maschineのようなドラムパットですが、音をトリガーするだけではなく、それぞれのパッドにX-Y値も設定することができるので、音をトリガーした後にモジュレーションやピッチベンドをかけたりすることができるなど、ドラムサウンド以外の音色にも使ってみたくなります。下のビデオ(4:55から)ではNI Traktorのエフェクタースイッチを入れた後に、そのパラメーターを動かしている様子が見れます。
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