環境にやさしいハイブリッドカー。でもエンジン音が静かすぎるハイブリッドカーは歩行者にとっては危険が伴うもの。すでに国土交通省は電気自動車などがエンジンを使わずに時速20km以下で走る場合、「車両の走行状態を想起させる連続音」をスピーカーから出すよう定めているそう。生活の中で違和感があったり、ドライバーが音を出すことに気恥ずかしさを感じたりする理由から、サイレン音や動物の鳴き声、波や風といった自然現象の音は認められていないとのこと。
もし皆さんがそんな疑似エンジン音の制作の依頼を受けたら、どんな音をつくりますか?
例1 今日見つけたYouTubeビデオはオランダのドミノピザの宅配サイレントバイクにインストールされたエンジン音。ほとんどギャグにもとれるのですが、人間の声を使ったサンプリング音。でもこれで宣伝効果もバッチリなのでしょう。街の人気者になるのでしょうか?
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1980年に発売されたCASIOのVL-TONE。一部ではVL-1という名前でも呼ばれているらしいのですがその辺りの真相は謎。今でもカルト的人気を誇るこの小型マシン、ある国のテクノロジー博物館ではガラスケースに入れられ展示されているという扱いも受けているようです。チープな音源に計算機付きという今ではあまり思いつかないような突飛なアイデア、でもなんだか愛らしいルックス。ご存知Teenage engineering OP-1がこのマシンにインスパイアされてデザインされたというのも有名な話。
プリセット音源はバイオリン、ファンタジー(!)ピアノ、フルート、ギターが用意されていますが、もちろんそのような音には全く聞こえないのも今だから笑えることなのでしょう。プリセットリズムパターンにはマーチ、ワルツ、4ビート、スィング、サンバ、ルンバ、ビギンなどなどレトロ感漂いまくる10種類。Youtubeを検索するとこのリズムにインスパイアされたという世界中のアーティストの名前が羅列されます。代表各はドイツのバンドTrioによるDaDaDa。このマシンででしかありえない1曲になっていますね。
さらにシーケンサー付き。リアルタイム入力でもステップ入力もできますが音符100個分までのメモリーのみ。電池を交換したり、アダプターを外すと消えてしまいます。そして特に面白かったのがA.D.S.R.という機能。アナログシンセのアンプエンベロープジェネレーターがささやかに搭載されているのです。下の画像はマニュアルのコピー。
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SaurusはドイツのソフトウェアディベロッパーTone2からリリースされたばかりのバーチャルアナログシンセ。コンピューターのCPUに大きな負担をかけずに、伝統的なアナログシンセのサウンドを新しい形でよみがえらすことが意図されている。それでは簡単にレビューしてみましょう。
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