AKAI の新しいMPCシリーズ、MPC Reneissance、MPC Studioに続きiPadバージョンであるiMPCがリリースされました。ディベロッパーRetronymsとの共同で開発されたiMPCは、AKAI クラシックサウンドを含めた1200以上のサンプルを含み、伝統的なMPCの4×4のパッドとワークフローを使いながらビートメイキングを楽しむことができます。また、iTunesライブラリーに入っている音源を使いサンプリングを行うこともでき、MPCの基本的な機能が収められているiMPCは、電車の中でも、ベッドの上でも楽しむことのできるモバイル型MPC。制作したプロジェクトはMPC ReneissanceもしくはMPC Studioにエクスポートできるほか、SoundcloudもしくはWAVファイルでの出力が可能になります。Audio/Copy、Wistにも対応。

シーケンスパターン制作

AKAIのサンプラーを使い慣れている人であれば問題ないと思いますが、始めてさわる人はAKAIのワークフローについてちょっと慣れる時間が必要かもしれません。

簡単に説明すると、シーケンスパターン(大概は1小節から16小節くらいだとおもいますが)をいくつも作り貯めて 、このパターンを並べかえながら曲を作って行くのが大まかな流れです。iMPCでは各シーケンスに4つのトラック(キット)を使うことができ、それぞれのトラックはMIXERでの音量調節やエフェクターをかけることができるようになります。

それでは、、

まず「Sequence」と書かれた文字の下の書類スイッチを押すと、新規シーケンスを組むための設定ができるようになります。そこで画面下の「NEW」>「Edit」を押します。

ここでシーケンスの速度(BPM)と長さ(Bars)を指定します。ここではBPM120、4Bar(小節)が選択されています。

上の画像ではシーケンスパターン(SQ)089、トラック4(Vocal Cuts 2)というプログラムが選択されており、iMPCのパッドにはVocal Cuts 2のキットが並べられています。

このプログラム(キット)の内容を変更するには、右となりの鉛筆スイッチを押してみましょう。すると、、

プログラム(キット)を編集をするためのEDIT PROGRAMのページ。ライブラリーの中から各パッドにアサインするサウンドを選択することや、各パッドのレベル、ピッチの調整(Tune)を行うことができます。

パッドのサウンドを変更する方法は、Sound Libraryに表示されている波形マークをパッドにドラックするだけ。

以上のセッティングでシーケンスパターンをつくる準備がおわり、あとは録音ボタンを押せばパッドを叩いた内容が各シーケンサーに録音されいきます。

コントローラ

NOTE REPEAT : このボタンを押しながらパッドを押さえると設定したクオンタイズでサウンドが連続的にトリガーされる面白い機能。

Time Correct:  クオンタイズ設定。スイングをかけることもできる。

16 LEVEL:  これを選択してパッドを演奏すると、一つのサウンドに音程をつけることができたり(Tuning)フィルターをかけることができ、演奏の幅が広がりおもしろいシーケンスを組むことができます。

Variation(スライダー):このスライダーを上げ下げしながらパッドを叩くと、同様にTuningやFilterの操作をすることができます。しかしパッドを押したままの状態では機能しないようなので、スライダーを動かしてからパッドを押してみましょう。

SEQUENCE-SELECT :  この大きなジョグホイール。見た目程の大きな役割をしないのが残念。このホイールを回すとシーケンスパターンを変更することができます。

サンプリング

iTunesライブラリーに入っているトラックを使いサンプリングを行うことができます。プレイボタンを押すとトラックが流れ始め、必要な部分でRecord Armボタンを押すとサンプリングが開始されます。ターンテーブルをスクラッチしたりすることも可能。とにかく簡単にサンプリングすることができるのが嬉しいです。

サンプリングが終了するとスクリーンはエディットページに変わり、ここでサンプルのスタートポイントとエンドポイントを設定。カテゴリーを選択するとライブラリーにタグが追加され、この設定が終わればパッドでの演奏が即可能になります。

このiMPCは、iOSアプリRetronyms Tabletopのディバイスとしても同時使用することができるようになります。

またこのiMPCの専用コントローラとなる予定のMPC Flyの発売日はいまのところまだ未定。

App Storeにて¥600

AKAI iMPC

  • More than 1,200 samples, 50 editable programs, and 80 editable sequences
  • Exclusive iMPC sound set and classic Akai Professional sound library
  • Sample from iPad mic, line-in, or music library using multi-touch turntable interface
  • Export tracks to MPC Software for use with MPC Renaissance and MPC Studio
  • In-app SoundCloud community, powered by CloudSeeder
  • Share on SoundCloud, Facebook, Twitter, Tumblr, or export to your computer
  • Tabletop-ready: works seamlessly with Retronyms’ Tabletop app for iPad
  • 16 Levels mode: 16 levels of attack, velocity, length, and tuning
  • Note Variation slider: adjust attack, velocity, length, and tuning as you play
  • Trim and categorize samples, undo takes and erase samples
  • Create new sequences, record and overdub beats
  • Live Sequence queuing for real-time performance and playback
  • Simple drag and drop program creation
  • Built-in effects: delay, bit crusher, master compressor/limiter
  • Time correct: 1/8 note – 1/32T with variable swing
  • Note Repeat: 1/8 note – 1/32T timing, with latch
  • Supports WIST, wireless Sync Start protocol from Korg
  • AudioCopy beats and sequences to compatible apps
  • AudioPaste samples from compatible apps
  • Tabletop Ready App: works seamlessly with Retronyms’ Tabletop app for iPad
  • Route to and use with your favorite Tabletop Effects and devices
  • Line-in allows you to resample Tabletop devices
  • Use with Tabletop’s Timeline Editor
Tagged with:
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です