Native Instruments Maschineの拡張音源シーリーズ「Maschine Expansion」の第10弾となる「Helios Ray」を試してみました。

この「Helios Ray」はコズミックがテーマになっており、ヒップホップ、ブロークンビーツ、ハウス、ディスコ、ニュージャズ、ラテン、などの要素を含んだサウンドが収録されているとても興味深い音源です。ではまずはNIによるデモトラックを聞いてみてください。

「Helios Ray」はビンテージアナログドラムサウンドを中心としたAnalogキット4種、ジャズギターやフェンダーローズのワンショットサンプルやコードサンプルを中心としたMelodicキット10種、ラテンパーカッションのループサンプルを含むUrbanキット15種、レコードからのサンプルサウンドを含むVinylキット15種、全44キットが収録されています。ダウンロードサイズは292MB。

プリプログラムプリセットも多く用意されているので、インストールした瞬間からMaschineアクションを楽しめるのはこのExpansionの大きなメリットです。

Maschine バージョン1.8から付属されているソフトウェアシンセMassiveのプリセットも50種類収録されており、特にシンセベースやシンセリードなど、Maschineハードウェアのノブを使って即シンセアクションを楽しめるのも嬉しいところです。

使用してみて

個人的には今までのExpansion Kitの中では1か2を争う程のヒットで、サウンドクオリティの良さはもちろん、クリアでいてダイナミクスの大きなサウンドからは音楽的にインスパイアされることが多いように感じます。

Melodicキットのギターはとてもリッチでエレガントなサウンドなのですが、ギターストロークのサンプルを音楽制作にどのように使ったらいいのかはちょっと分からないところです。フェンダーローズのサウンドもギター同様にとてもリッチで、ジャジーなコード感が好きな人にとってはたまらないものです。

問題は、この「Helios Ray」のキットは内蔵エフェクターが多く使われているせいもありCPUをかなりの勢いで圧迫し、場合によってはMaschineの8つのトラック(Group)を使い切る前にオーバーロードしてしまうことがあります。たとえばKindredというキットの場合では4トラックまでの同時使用は可能ですが、それ以上になると不可能になります。(Macbook 2.2GHz Intel Core i7使用 Latency設定は512 sample)エフェクターをオフにすることで負荷軽減を計ることは可能ですが、得にライブパフォーマンスで利用する際には注意が必要になってきます。今までMaschineを使っていてほとんど経験しなかったことなので、ちょっとショッキングな話ではあります。やはり、Maschineが早くマルチコアに対応するようになることを切望するところです。しかし、このHelios Ray,,かなり気に入ってます。

Native Instruments

 

 

Tagged with:
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です