Universal AudioがUADソフトウェアのバージョン9.1をリリースしました。大型アップデートということで新しいプラグインが5種類も追加されました。Windows 10環境ではThunderboltによって3台までのマルチユニット接続が可能になりました。また何かと問題が多かったMac Sierraとの互換性も完全修正された模様です。
- SSL® 4000 E チャンネルストリップ・コレクション $299
- Moog® Multimode フィルター・コレクション $249
- OTO® BISCUIT 8-bit エフェクト $249
- Fuchs® Overdrive Supreme 50 アンプ $149
- Brainworx® bx_subsynth サブハーモニック・シンセ $149
いつものように、15日間のデモバージョンあり。
個人的に一番楽しみなのはSoftube社開発によるOTO BISCUIT 8-bit エフェクトですかね。本家ハードウェアはEDMをはじめとするエレクトロニック音楽業界で今なおカルト的人気を誇るキャラの濃い〜エフェクターです。
Universal AudioのUADソフトウェア(Apollo/UADハードウェア専用)新バージョン8.4がリリースされました。目立った新機能はないものの、Mac OS X El Captianとの互換性が向上したことで、OSアップデートに悩んでいたMacユーザーにとってはひとつの安心材料となったに違いありません。
また、新しいバージョンに伴い4種類のプラグインエフェクトもリリースされました。Apollo/UADハードウェアのユーザーはいつものように2週間のデモバージョンを試すことができます。
新エフェクト
- Eventide® H910 Harmonizer®
- Oxide™ Tape Recorder
- Marshall® Bluesbreaker 1962 Amplifier
- Marshall® Silver Jubilee 2555 Amplifier
今回加わったエフェクターの中で個人的に一番興味深いものはEVENTIDEのハーモナイザーH910です。先日、本家EVENTIDEがプラグインコレクションをリリースしたばかりですが、やはりコンピューターCPUだけに依存しなくていいApollo/UADバージョンの方がなんとなく安心感はあります。
H910のオリジナルが発売されたの1976年。それ以来、数多くの実験的サウンドがこのマシンによって作られてきました。H910は厳密に言えば、ピッチシフト、ディレイ、モジュレーションが組みあわさったエフェクトです。地味な部分から派手な部分まで多彩なサウンドを作る事で有名なエフェクターですが、今でいう所のグリッチエフェクトの先駆けとも言えるようなクレイジーな一面も持っています。
UADバージョンのH910はMIDIキーボードからの制御が可能で、入力したオーディオのピッチを手動で操作する事もできます。UADらしからぬ機能で、ちょっとばかり驚いています。
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