アップル のサイトやアップルストアからiPod Classic の情報が削除されたのはおよそ2ヶ月前のこと。2001年11月に初めて世に出回ったiPodには5GBのハードディスクが搭載され、およそ10時間の音楽再生時間が可能、価格は47.800円でした。2009年に発売された最後のiPod Classic (第6世代)には160GBのハードディスク、36時間の再生時間、価格はおよそ24.000円。まさに、ハードディスクと共に進化してきたiPod Classicだったわけです。
iPod、そしてこれに続く数々のMP3プレイヤーの登場によって私自身の音楽リスニング環境に導入されたものはのデジタルフォーマットの音楽と大量の音楽ライブラリー。歌詞カードやミュージシャンのクレジットを見ながら音楽を楽しむようなことは疾うに忘れ、部屋中に散らばっていた数々のCDをmp3フォーマットに変換していたことを思い出します。部屋がさっぱりした分、音楽1曲に対する思い入れが下がってしまったのもこの頃からだったのかもしれません。
iPod Classic の生産中止の理由には一部の部品を入手することができなくなったということが挙げられていますが、おそらく、時代がハードディスクからSDDに移行する中、iPod Classic で使われていた1.8インチのハードディスクを生産する人はもういなくなってしまったということなのでしょう。
昨日行なわれたWSJD EVENT にて、ティムクック氏が語ったと所によると、アップルはこの立派なデバイスをリデザインする価値はもうないと感じているそう。これはアップルの正式なipod生産中止の発表ととっていいでしょう。
ある一時代の幕切れはある一時代の幕開け。私個人はSpotifyのような音楽ストリーミングサービスよりもアナログレコード回帰の傾向がやや強くなってきているところではあります。
via The Verge
Native Instruments のDJソフトウェア Traktor のiPhone バージョンが登場。今年の2月にリリースとなったiPadバージョンTraktor DJ からの移植版。動作条件は iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 6.0 以降が必要 (iPhone 5 用に最適化済み)となっています。
通常のDJプレーだけでなく、波形をさわりながら行うグリッド演奏や、本家TraktorでDJを行うためのキューポイントの設定準備もすることができる、初心者からプロフェッショナルまでが楽しめるアプリ。動きの安定さはiPadバージョンがすでに示している通り、、素晴らしいです。NIが提示する新しいDJスタイルをiPhoneでも堪能してください。
新しいiPadの発売ももうすぐ。iPadが作り出すインタラクティブなデジタルアートの世界をいちはやく体験してみたいという人にはぜひこのアプリをお勧めしたい。まるでアートギャラリーの作品を直に手でさわり、それを自分の手で変化させていくことができるかのような、そんなアプリ。難しい知識は必要ないので、どんな年齢層の人でも操作することができる。そして、なんといってもフリー。
先日、バージョン3.11がリリースされたばかりのThicket。
3つの新しいモードが追加(Grass、Remember、Cut Whispers)され、現在全7モードが用意されている。初期設定では1モード(Sine Morph)のみの使用が可能。残りのモードについてはアプリ内で任意で購入することになる。1モードにつき¥85。それぞれのモードはYouTubeビデオに紹介されており、まるでアルバムの中の曲を試聴し、購入するような気分だ。個人的にはGrassモードとCut Whispersモードが気に入っている。(ビデオ下)
– スクリーンをタッチすることで映像と音を同時にコントロール
– 7つのモード(sine Morphはフリー)
– スクリーン上部をワンフィンガー・スワイプすることでモードチェンジができる
– child lock:プレー最中に邪魔になるメニュースイッチなどを一時的に消去
– screen capture: 写真撮影
– ビデオアプトプット apple HDMI , VGA connector, wirelessly via Airplay
-Universal app: iPad, iPhone and iPod touch
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