注目のニューアナログドラムマシンElektron Analog Rytmの詳細が発表になりました。期待通り、Analog Rytmは8種類のアナログボイスをデジタルでコントロールし、各ボイスにはサンプルサウンド加えながらレイヤーを作っていくことができるようです。サンプルの読み込みはUSB経由で行い、読み込んだ音をカスタマイズすることも可能のようです。
発売は2014年第1四半期、価格は$1549/€1489 となっています。
Specs:
- 8 drum voices, each with: Specialized analog percussion sound generator, sample playback, analog multimode filter and analog distortion.
- 12 velocity & pressure sensitive pads
- Analog master compressor & distortion
- Expressive FX section
- World class Elektron step sequencer
- Chromatic, Performance, and Scene modes
- Performance oriented beat control
- Individual voice outputs
さて、続々とNAMM 2014 でのデモンストレーションビデオがアップされてきていますが、もっとも興味深いそのサウンドを耳にすることができます。最近のNAMMビデオは音をラインで録音しているようで、よそのコーナーからの雑音なしに聞くことができるんですね。
M-Audioが発表したUSB MIDI コントローラ Trigger Finger Pro。何となくNI Maschineのようにも見えますが、あくまでもMIDIコントローラ。M-AudioはAKAIと同じ傘下の経営に入っていることもあり、AKAIのMAX Keyboard とおなじようなコンセプトのような、ちらちらとAKAIらしいパーツも見えます。
でもこのTrigger Finger Proが凄いのは、16ステップのシーケンサーや、ビッチベンドやモジュレーション用スライダーも装備しているあたりで、これまでよりももっと演奏することが楽しくなりそうなコントローラであることが伺えます。MIDI端子も付いているのでシーケンスデータを外部機器に送信することもできたりするようです。
付属するドラムキットの中には Timbaland, Justin Timberlake, Chris Brownが作ったものもあるそうです。え?Justin Timberlake?!!!
価格は US$399
- Includes the M-Audio Arsenal; 8+ GB of instruments, one-shots, loops & more
- Built-in step sequencer for building jaw-dropping grooves
- 16 ultra-responsive pads with illuminated RGB feedback
- Customizable, backlit controls with instant automapping
- High-resolution display lets you focus on the music, not the computer
- Slimline design travels from studio to stage with ease
- Detachable, 3-position rugged metal stand for angled use
- Extensive expression controls; pitch bend, modulation & more
- USB-MIDI connection to a Mac or PC
- Arsenal includes Hybrid 3 High Definition Synth by AIR Music Tech
- 16 custom drum kits from Black Anomaly (Timbaland, Justin Timberlake, Chris Brown)
- Arsenal also includes 10 Prime Loops Expansion Packs:
- Trap
- Trance
- Progressive
- Nudisco
- Minimal
- Hard Dance
- Electro
- Dubstep
- Drum N Bass
- Deep House
- Includes 5 ToolRoom Records artist sound packs from:
- Mark Knight
- Reve Amesz
- Tocadisco
- Macro Lys
- D Ramirez
- Over 2000 combined artist patches and presets for Hybrid 3 and Prime Loops content
待ちに待った次世代DAWソフトウェアBitwig Studio の発売日が公式に発表されました。発売日は2014年3月26日。発表からおよそ3年、、長いベータテストの期間を終え、NAMM 2014にて(ほぼ)完成バージョンがお披露目されるようです。
価格の方はダウンロードバージョンがUS$399 / €299 、ボックスバージョンがやや高め¥41,000となるようです。
それでもやはり気になるのはAbleton Liveとはどのような違いがあるのかというところですよね。Bitwigのエディット機能が細かいことや、モジュレーション機能が豊富であること、様々なメーカーのコントローラとのタイアップが予定されていることなど、は前々から分かっていることではありますが、これだけのために新しいDAWソフトウェアに乗り換えるのはなかなか勇気のいることです。果たしてどのようなソフトウェアになっているのか本当に楽しみです。
いよいよ今週末から開催されるNAMM 2014。今年の目玉は何と言っても「ドラムマシン」。ローランドによるTR-808や909の後継機発表が噂されるなか、スウェーデンのシンセメーカーElektronも新しいドラムマシンを発売することをアナウンスしました。
11月23日にドイツベルリンで行われたElektron Analog Keys のローンチパーティで、後方に怪しげに置かれていた箱の中身はこのドラムマシンだったわけです。
今回発表となったAnalog Rytmは8ボイスのアナログドラムマシンで、ドラムサウンドに加えサンプルのプレイバックも可能となっています。アナログサウンドとサンプルサウンドをどのように絡ませることができるのか、そのあたりに注目してみたいです。とはいえ、これまでのElektronマシンのクオリティを考えればサウンドは十分に期待できるものでしょう。このあたりはDave Smith Tempest あたりと比較してみたいところです。
Analog Rytmはサウンドだけでなくライブパフォーマンスも重視していることが伺えます。4×3のベロシティ+プレッシャーセンシティブのドラムパッドが装備され、このあたりは 対 NI MaschineもしくはAKAI MPCといったところでしょうか?新しいパフォーマンススタイルが期待できそうです。
ひとまずは詳細+デモサウンドを待つことにしましょう。
- 8ボイスのアナログドラムマシン+サンプルプレイバック
- 各ボイスにアナログフィルター+ディストーションエフェクター
- 3×4のドラムパッド(12ベロシティ+プレッシャーセンシティブ)
- センドエフェクト(リバーブ+ディレイ)
- 定評あるElektorn製 ステップシーケンサー
- パフォーマンス重視のビートコントロール
Dave Smith Instruments の12ボイスアナログシンセProphet 12 のモジュールバージョンのリリースがアナウンスされました。1月に開催されるNAMM 2014でお披露目とのこと。予想価格は$2000
これまでプラグインソフトウェアを開発してきたHypersynthというメーカーから、100%アナログ回路を使ったモノシンセXENOPHONEが発表されています。
- 3 OSC Synth with distortion, Sequencer & Arpeggiator
3 LFOs all with a lot of Wave Shapes - 8 modulation slots
- 6 filter types – lp, hp, bp, notch and 2 mixed lp-hp combinations
- all controllable via MIDI (Controllers).
- reverb & delay (effects)
- 価格未定10月末からのプリオーダー開始
来週、詳細が発表になるArturiaの小型シンセ Micro Brute。Arturia公式サイトではカウントダウンが始まっています。「Something Big」とははたしてどのような意味なのか、そのサウンドに期待が高まります。
上の画像もまだリークの段階ではありますが、Synthtopiaなどのブログによると「Micro Bruteは1オシレーター+シングルADSR EG, LFOのモノシンセ、2オクターブ鍵盤、シーケンサー付き、パッチングも可能、価格はおよそ$300」とのこと。
最近の投稿
- 8マルチティンバー、各ボイス10オシレーターのモンスターデスクトップシンセValkyrieがMusikmesse 2018に登場
- MASCHINE 2.7.3リリース、ループレコーディング機能、Logic Proのコントロール機能が追加
- ROLAND CLOUDはさらに充実、ドラムマシンTR-909が追加
- 東京発、8ボイスのアナログシンセサイザーKIJIMIがSuperbooth 2018に登場
- スキンも変われば気分も変わる、KORG iMono/Poly 無償アップデートバージョン
- Apple Pencilを使ってとってもリアリティのあるバイオリン演奏ができるアプリ
- iOSのDAWアプリCubasisがAU MIDIプラグインに対応
- オルゴールのような形をした小型シンセBivalvia Synthesis
- 本家MOOGがリリースしたiOS版Minimoog Model Dアプリ
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- 来週4月20日より、ドイツベルリンにて電子楽器のスーパーイベント「SUPERBOOTH 17」が 開催
- タッチスクリーン付き次世代デジタルシンセ、WaldorfのquantumがMusikmesse 2017に登場
- ドラムマシン+シンセ+ミキサー+フィルターのコレクション、Minijam Studio
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- Native Instrumentsのサンプル・スキャニング・シンセ「FORM」のバージョン1.1がリリース
- Reaktorで動くBuchlaモジュラー「Cloudlab 200t」無償配付中
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- まるで水族館のクラゲをみてるようなシーケンサー「Seaquence」
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