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StereopingMIDI コントローラキットがFMシンセサイザーの可能性をアンロックする?!

この上なく使いずらい1980年代のラック式音源モジュール。使いずらいがゆえにまだまだ私たちが知らない多くの可能性も秘めているわけです。そんな使いずらい当時の音源を、今の感覚で、ノブを使って動かすことができたなら、、、と思っている人は多いはずです。

ドイツのシンセメーカーStereopingのMIDIコントローラはおよそ40個のパーツを自分で組み立てていくキットとして販売されています。組み立てにはある程度ハンダ付けも必要となるそうです。tzzzzzzz  怠惰な人はこの時点で脱落ですね。でも下のデモビデオ(ヤマハの1986年のFM音源モジュール TX-81Z をコントロール)を見てみると、もしかしたら頑張ってみようかな、、と思ってしまうのです。というのも、TX-81Zのサウンドが彫り起こされているような、そんな音がするのです。

 

 

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「エイリアン」のようなルックスをしたThingamagoop 2x (シンガマグープ)。目玉のようになっている部分に光センサーが付いていて、ここに光をたくさん当てると高いピッチの音が出るそうです。本体頭にはライトも付いているので、暗いところでもコントロールできます。音の方はアナログ+デジタルなハイブリットタイプ。CVアウトも付いているのでビンテージアナログシンセやモジュラーと合体させるのもナイス。

 

 

こんなめちゃキュートなThingamagoop 2x ですが、今年9月22日までのオーダーを最後に生産が終了されるとのことです。ビビビと来た人は急げ!

組み立てキットは$125   組み立て済み$195

Bleep Labs

 

 

 

 

 

 

イギリスのブリストルに拠点を置くModulus Music という新しいメーカーによって開発中のポリフォニックシンセサイザーModulus 002。先週このModulus 002 のティザーサイトが公開されて以来、かなりの注目を集めている期待のシンセサイザーです。本日、Modulus Music 公式サイトではより鮮明な画像といくつかの追加デモサウンドが公開されました。

およそ5オクターブの鍵盤+たくさんのツマミやスイッチが付いた大型シンセサイザー。キーボードプレイヤーにとってはたまらない作りですね。本体の右下のツマミ群はシーケンサーなのでしょうか?、まだ詳細は明らかにされていませんが、今の段階で分かっていることはデジタルとアナログのハイブリッドシンセであるということ。ポリシンセサイザーの勇 Prophet12 を凌ぐシンセなのでしょうか?それともデジタル時代の先端を行くリーズナブルなシンセなのでしょうか?乞うご期待。

Modulus Music

 

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「夢のモノ・シンセとはどのようなものか?」デイブスミス氏が自らに問いかけた問い、その答えがこの新しいシンセサイザー「Pro 2」となったようです。

かねてからシンセファンの間では1970年代中盤のシンセサイザー「Pro One」(デイブスミス氏による設計) のリバイバルの期待が多かったのですが、同じものは作りたくないというデイブ氏の希望によって、今回の「Pro 2」の開発に繋がったようです。やはりこれが職人魂というものなのでしょう。

 

 

Pro 2 は4つのデジタルオシレーター+2つのアナログフィルターが付いたハイブリットタイプのシンセ。このフィルターがやはり大きな肝となっていて分厚く強烈なサウンドを作るようです。見た目はProphet 12 とおなじようですが、全くキャラクターの違うフィルターが採用されています。

モノフォニックのシンセサイザーとは書かれていますが、最近のシンセサイザー(Woldorf Pulse2など)でも多く取り入れられているパラフォニックモードを装備。つまり4つのオシレーターを別々に発音させコード演奏も可能になるわけです。すごいのは、各ボイスそれぞれにフィルターとエンベロープを掛けることができるところです。

ステップシーケンサーを内蔵しているのも特筆するべきところでしょう。同じくDSI のMophoやTetra とは違って鍵盤からのリアルタイム入力ができるのはうらやましいです。Pro 2 のシーケンサーはピッチの入力はもちろんのことですが、モジュレーションマトリックスのどのパラメーターの入力も可能になっているようです。

また、リアパネルには4つのCVインプットと4つのCVアウトプットが装備。モジュラーシンセサイザーと柔軟に組み合わせることも可能となっています。

その他にも多くの機能が搭載。詳しくは公式サイトよりどうぞ。

とにかく今の時代のエレクトロニックミュージシャンが望んでいる機能が満載。これがドリームシンセと言われる所以でしょう。

気になる価格は$1,999。うーむ、やはりドリームシンセはドリームなのです。

7月後半出荷開始予定。

 

 

 

 

 

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いよいよ3月8日に発売開始されることになったローランドの期待のAira シリーズ。ブログ「いっかい」では先日そのうちの一つであるボーカルエフェクターユニットVT-3 にさわることができました。さっそく今日はその報告をしてみたいと思います。

VT-3はその名の通り、BOSS VT-1 の後継機となるボーカルエフェクター。簡単に言ってしまえば、このVT-1/VT-3はマイクをつなげ、喋ったり歌ったりした声がロボットのように変化するエフェクターです。たくさんの機能が詰まっている機材ではないのですが、そのシンプルさが逆にこの機材の魅力で、今なおカルト的人気を誇っているVT-1です。Yahoo Auctionの取引価格はおよそ3万円。それを考えるとこのVT-3が21,000円というのは実にナイスな話です。

VT-1 はフランスのインディーロックバンドAirやスェーデンのエレクトロバンドKnifeなどがその使い手として有名。個人的にはVT-1と言えばドイツのエレクトロアーティストSiriusmoをまず思い浮かべます。(SiriusmoについてはこちらのYouTubeを見てみてください、3:18あたり、VT-1が机のセンターに置かれてます)

VT-3フロントパネル

VT-3 はその他のAIRAシリーズと同様に黒のアルミパネル、黒のプラスティックケース、緑の縁取り、緑のライトが光ります。そして同じくその他のAIRAと同様ですが、とにかく軽量です。

フロントパネルには4つのスライダーが並んでいます。左側にあるピッチスライダーを上に上げると声が1オクターブ上がり、下に下げると声が1オクターブ下がります。フォルマウントフェーダーを上に上げるとピッチはそのままの状態で声が女性的(初音ミクのような声)になり、フェーダーを下に下げると男性的な声に変わります。右側のフェーダーはリバーブエフェクターでミックスバランスとリバーブの量を操作することができます。リバーブの量を上げるとかなり大きなホールサウンドになり、クオリティも上質で真新しさを感じる部分です。残念なのはリバーブの種類や時間の設定ができないところです。

フロントパネルのやや上に並んでいる6つのスイッチ。まず左側のROBOTスイッチを押すと、ピッチは強制的に一定に保たれ、いわゆるロボット的な抑揚のないサウンドになります。

真ん中の4つのスイッチはセッティング内容を記憶させておくためのもので、特にライブパフォーマンス中にお気に入りのサウンドに素早く切り替えたい時には便利でしょう。セーブは3つまで、セーブ方法も簡単で、1~3までのスイッチを長めに押すだけです。一人で3役の声優をこなさなければならないなんて時にも便利でしょう。

マニュアルスイッチを押すとライブモードになり、フロントパネルでセッティングされているフェーダーやエフェクトタイプのサウンドに切り替わります。一番右側のバイパススイッチを押すとエフェクト無しの素のサウンドになります。また、フットスイッチをVT-3に接続することでこのスイッチを切り替えることもできるので、ライブ最中には便利なものとなるでしょう。

 

 

10種類のエフェクター

フロントパネル中央にあるダイヤル式のノブ。ここでエフェクターの種類を変えることができます。エフェクターの種類は10種類。

  • Direct
  • Auto pitch 1
  • Auto pitch 2
  • Vocoder
  • Synth
  • Lead
  • Bass
  • Megaphone
  • Radio
  • Scatter

VT-1にはなかった新しいエフェクターとなるのがSynth/Lead/Bass。これらはマイクで喋ったり歌ったりした声がシンセサイザーのサウンドになるもので、特に鍵盤を弾けない人にとっては嬉しいものかもしれません。Leadはテルミンのようなサウンド、低い声でBassエフェクターを使うとかなり深いサウンドになります。

MegaphoneやRadioはローファイで周波数域の狭い音になります。メガフォンといって思い出すのはやはりYMOの「体操」ですね。

Auto Pitch やVocoderはいわゆるいわゆる昨今のEDMで聞くことのできるボーカルエフェクトです。

Auto Pitchは微妙に外れた音程を自動的に正確なピッチに修正してくれるものと期待したいところですが、実際試したところ、よほど正確に歌わない限り思った通りのピッチにはなりませんでした。

Vocoderに関しても同様で、正確なピッチで歌わないと思わぬ場所にピッチが飛んでしまいます。本来ボコーダーはストリングスのようなサウンドをキャリアとして使い、声をモジュレータとして使うものではありますが、VT-3にはキャリアの入力がなく、これまでのボコーダーの代替品とはならないでしょう。

Scatterは今回のAIRAシーリズで大きく取り上げられているエフェクターですが、昨今のダブステップシーンで使われることの多いチョッピングエフェクトを作るものです。細かい設定ができないのは残念です。

 

 

まとめ

残念なのはAuto PitchやVocoderエフェクターで、うまい具合にピッチが安定しないところです。Vocoderに関しても本来のボコーダーと同じような機能が欲しかったです。

MIDIコントロールがサポートされていないのも残念です。フロントパネルに並ぶパラメーターをMIDI CC コントロールできればより面白かったような気がします。

VT-3にはその他のAIRAシリーズと同様にUSBオーディオインターフェイスが内蔵しています。DAWソフトウェアを中心に音楽制作をしている人にとってはこれは大きなプラスポイントです。

声を使うことで様々なサウンドを作ることができる楽しいマシンです。様々な声色を使うことや、声だけでなく様々な楽器を通すことでも楽しい実験ができます。使い方次第では他にはないオリジナルサウンドを得られるような気がします。

 

Roland VT-3

 

 

 

 

 

 

コルグ Gadget for iPad はガジェットと呼ばれる15のシンセサイザーとドラムマシンを使い、自由に演奏したり組み合わせてダンスミュージックの音楽制作を行うことのできるアプリ。今年の1月末にリリースされてから、現在もアップルストア(音楽カテゴリー)では第一位。発売記念価格25% オフは3月31日まで延長になっています。

ガジェット

15種類のガジェット(ドラムマシン・PCMシンセサイザー・モノシンセサイザー・パーカッションシンセサイザー・チップシンセサイザーなど)これら新たにデザインされた様々な音源を使うことができる所がこのアプリの大きな特徴で、そのサウンドとルックスがそれぞれ個性的でカッコいいです。ガジェットにはLondon、Chicago、Berlin、、などといった世界都市の名前がつけられており、インターナショナルな匂いが漂うあたりも素敵です。おそらく、これを作っていたコルグの開発チームの方々が一番楽しかったのでは!

インターフェイス

個人的に一番感心したのはインターフェイスの部分です。縦向きのインターフェイスは2分割され、『上でソングをコントロール、下でミキサーをコントロール』したり『上でシーケンスをコントロール、下でガジェットをコントロール』することができ、これまでのiOS DAWアプリではあまり味わったことのないワークフローの良さを体験することができます。

MIDIノートやオートメーションの書き込み・編集もスムーズに行うことができます。MIDIノートを書き込みたい時には書き込みたい場所をタップ、MIDIノートを消去したい時にはそのMIDIノートをタップ、MIDIノートを長くしたい時にはMIDIノートを右に引っ張ることで長いノートを書き込むことができます。ベロシティやモジュレーションの値を変えたい時にはベロシティのコーナーをタップすることで画面は大きく表示され、ここでも簡単な編集を行うことができます。

(例えばCubasisのようなDAWアプリではMIDIノートの編集を行う時には鉛筆ツールや消しゴムツールに持ち変えなければいけなかったりします。またベロシティの編集を行う際には狭いスペースの中でベロシティ値を動かさなければなりません。Gadgetの場合ではこの辺りがとてもスマートに設計されていることに気がつきます。)

個人的なリクエスト

さて、個人的な今後のアップデートへのリクエストですが、ぜひInter-Appに対応してもらいたいです。このワークフローの中でGadget以外の音源を使うことができたらより楽しくなるのでは?

また、こんなシーケンサーアプリがあったら面白いような気がします。Inter-App対応、MIDI クロック、MIDI CC対応だったらかなり使えそうじやないですかね?

 

サポート

さて、このアプリのサポートの方もとても親切で、FaceBook Twitter のKORG Appページでは「Gadget Tips」が随時紹介されています。個人的に一番気に入っているのはTip(2) ソングの名前を自動的に付けてくれるという機能。コンピューターで曲作りを始める時には当然自分でやらなくてはならないことなのですが、コレが本当に厄介だったりするのは私だけでしょうか?コルグGadgetではランダムボタンを押すと、(本当にランダムではあるのですが) ちょっと意味深な言葉(英語)を表示してくれます。

これって今までどこかにあった機能なんですかね?

 

マスタークイズ

もうすでにGadgetマスター!と自称する方々はYou Tube チャンネルMee Zanookによる「Gadget マスタークイズ」(下)にチャレンジしてみてください。クイズは全20題、答えの方もビデオの中にあります。

 

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