CDの音とレコードの音はどちらがよいのか?という話題は今でも音楽愛好者の間ではよくもちあがるトピックス。レコードの音はより暖かみのある音で、CDの音はもっとクリアーで、、云々。さて、上に紹介しているビデオはRed Hot Chilli Peppersの’I’m with You’というトラックのCDバージョンとレコードバージョンの聞き比べ。どちらも同一のエンジニアによってマスタリングされたもの。
まずレコードバージョンの方は音の波形が大きく波打っているのがわかると思います。特にサビのメロディーの部分で波形が大きくなっています。それに対しCDバージョンの方の波形はほとんど平な状態。そして右側に表示されているメーターではレコードだと大きくメーターが上下する(9dbの幅)のに対してCDバージョンではほとんどメーターが動かない状態(4dbの幅)。音を聞き比べてみると特にドラムの音とギターの音が違いますよね。レコードの方がクリアーに聞こえるけれど、CDの方がなんだか人工的。明らかにCDバージョンには派手にコンプレッサーがかけられているようですが、皆さんはどちらの音が好みでしょうか?
もちろんCDとレコードの音は違うもの。でもここでわかる事はマスタリングの作業の段階で故意にこのような音のクオリティの違いが作られているということ。なのでCDがいいかレコードがいいかというよりも、このマスタリングがいいか悪いかという話になってくるわけです。
しかしどうしてRed Hot Chilli Peppersはこのようなクオリティの違うバージョンを作ったのでしょうか。レコードバージョンは一部のオーディオレコードマニアの為なのか、それとも昨今のコンプレスしすぎた産業音楽へのアンチテーゼなのか。
現在当然CDがメインソースですが,LPと聞き比べると、明らかに,CDの音がベールがかかった音に聞こえます、。装置ですが、中古で購入したものがほとんどですが、300万ほどかけてます。30年前、友人宅でアルテックA5を聞き、感動してオーディオを始めたのですが、当時のCDより最近のCDソフトは音質は良くなっていることは間違いありませんが,CDで感動する音を追い求めてきた私にとっては、もう少しだと思います、今までCDPハードで、印象が強いのは、ナカミチの1000 ワディア
エソテリックなどです、ちなみに今使っているのはEMT986です。