Rolandは浜松研究所内にある展示室の内部を、360°カメラで撮影したVRビデオと、ストリートビューで公開しています。この展示室にはRolandが開発して来た新旧さまざまな製品群が展示され、Rolandのおよそ半世紀にわたる歴史が語られているミュージアムといっても過言ではありません。
残念ながらこの展示室は一般公開はされていませんが、このようなバーチャル技術によって、世界中の音楽ファンがホームコンピュータからRolandの歴史にアクセスできるようになることは素晴らしいことに感じます。この先Googleの技術がさらに進んで、展示室内のシンセサウンドにもアクセスできるようになればさらに素晴らしいですね。
↓360VR動画なので、動画の再生画面でマウスをドラッグするとさまざまな方向を向くことができます(スマホの場合、スマホの向きで角度を変えられます)。
サイズ200MB、全150種類のドラムマシンのサンプルライブラリーMEGA DRUM MACHINES が無償配布中です。150種類ってすごいですね。ローランド、コルグ、エーストーン、カシオ、BOSS、河合など日本のメーカーも多々、かなりレアなところではCheetah、Estradin、Dr. Bohm、EKO、Drumfireなど、ほとんど聞いたことのないようなメーカーも含まれ、どんなサウンドか聞いて見るだけでも得した気分になります。
ライブラリーはNI KONTAKT (5.6 正規バージョン)フォーマットです。KONTAKTで開けばマッピングも完了済みで、演奏をすぐに始めることができます。各ドラムマシンのインストゥルメントは5つのグループに分けれれ、各グループはパン、ボリューム、ピッチのパラメータを装備しています。画面右下にドラムマシンの画像が表示され、マニア的にはニヤッとしてしまう瞬間です。フォルダーの中にあるwavフォーマットのサンプルを使えば、その他のサンプラーで利用することもできます。それにしても150種類ってすごい。
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韓国ソウル市の漢南洞(ハンナムドン)地区に、アナログレコードを専門とするライブラリーMusic Library が設立された。10.000枚と3000冊の本を有し、中にはRollingStoneマガジン創刊号からすべての号や、ビートルズのレア盤「イエスタディ&トゥデイ」(ブッチャーカバー・バージョン)、真新しいものではAphex Twinの「Sylo」までを揃えているという。メンバーは館内に設備されているターンテーブルを使い音楽を聴くことができる。
カード会社HyundaiiCardが所有するこのライブラリは、同社のプロジェクトDesign Library、Travel Libraryに次ぐ3番目のライブラリーとなる。Music Libraryはインディバンドやアンダーグランドミュージシャンをサポートすることも目的としており、地下にはステージも設備されている。
1969年に制作されたイギリスBBCテレビによる「Shoreditch 実験音楽教室」。小学生の子供たちがコンテンポラリー音楽の演奏や、テープレコーダーや電子機材を使った音楽について学んでいく様子が収録されている。
ビデオ前半ではBrian Dennis が教師として登場し、生徒によるデモンストレーション演奏の指揮を執る。ビデオ後半では、生徒と教師が、電子機材を使った時に音はどのように変化していくのかといった趣旨のディスカッションが行われる。ビデオの最後では、生徒が演じ、生徒がサウンドエフェクトを担当するショートドラマが映される。(子供とは思えないダークさが印象的)
もしも私が子供の頃にこのような教室に通っていたなら、今の私の頭に中に描かれる音楽はきっと違っていたにちがいない。
それはそうと、最近の小学校の音楽の授業はどんな様子なのだろうか。今でも音楽教室には古ぼけたバッハやモーツアルトの肖像画がたくさん飾ってあるのだろうか。
via Dangerous Minds
You TubeチャンネルBigDragon43 に投稿されている「Japanese 1980s Funk Part1」 と「Part2」 は1980年代の日本のファンク・ポップをミックスした70分間に及ぶテープだ。プレイリストを見てみると、杏里、角松敏生、荻野目洋子、大橋純子、、ここ数十年の間、中古CD ショップで見かることはあっても手に取ることはほとんどなかったようなアーティスト名が並んでいる。しかしどういうわけだろうか、今、このミックスを聞いてみると意外にも新鮮に聞こえる。煌びやかなシンセサウンド(FMシンセ+Lexiconのリバーブ)、ヨーロッパのゲイディスコで流れていそうなスローなグルーブ。当時のフュージョンブームを背景としたミュージシャンの演奏力の高さにも目を見張るものがある。
ミックスの中には英語詞の楽曲も収録されている。これらが「海外進出向け」に作られたものなのかどうかはわからないが、80年代のポップスは今よりも多くの英語詞を、それもかなり流暢に使っていたような気がする。バブル経済真っ只中の80年代、「ロサンジェルス録音」などと書かれたレコード帯をよく見かけていたことも思い出す。今の音楽産業と比べたら比較にならないくらいのバブリーさだ。
だからなのか?今このミックステープを聞いていると、ただのノスタルジーではない、プラスティックの玉手箱をひらいたような気分になるのだ。
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