ダンスミュージック専門のオンライン購入サイトBleep。個人的にはFlacファイルでのトラック購入ができることでとても好印象を持っているサイト。そんなBleepによって編集された「A guide to electronic music」は1930年代から現在までのエレクトロニック音楽の歴史をたどることのできる全55曲がダウンロード購入できる。オリヴィエメシアンによるオンドマルトノを使った「Oraison」(1983年)から始まり、ジョンケージ(1952年)アートオブノイズ(1984年)エイフェックスツイン(1999年)ジェームズブレイク(現在)へとつながっていく。見落としていた名曲が見つかること必至。トラックリストは次の通り。
そしてBleepによって編集されたFaceBookタイムラインもエレクトロニック音楽の歴史を知る上でとても画期的なサイト。フランス人技師のエドアード・レオン・ スコットによって発明されたフォノグラフ(1958年)という装置から始まり、エジソンによる蓄音機、そしてMoog、Roland TR-808などのエレクトロニック音楽の歴史を語る上で欠かすことのできない重要な機材の紹介や、コンピレーションには収まっていない重要なトラックのYouTUbeビデオやレーベルがタイムラインに沿って紹介されている。もちろんそのセレクションに関しては異議ある部分もあるのだが、時代の流れにそってエレクトロニック音楽を学び、楽しむのもなかなか面白い。
いっかい 「1929年生まれの電子楽器 オンド・マルトノ」