世界初のサンプリングドラムマシンLM-1、Akai MPC-60、最近ではドラムマシンTempestなどの開発者として有名なRoger Linn Designが、すでにお蔵入りとなってしまったプロダクトデザインの画像を公開しています。どれも何らかの理由で商品化に至らなかったそうなのですが、いくつかのアイデアはまだ少しも古いものにみえませんよね。

画像上、Windowsをベースにしたミュージックコンピュータ。タッチプレッシャー式のスライダーと、その後Tempestにつながって行く横2列のドラムパッドが装備されています。

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Elektronが新しいサイト「Tradition & Future」をオープン。以前からのあったニューマシンですが、まだどのような物なのか情報はありません。Octatrackと同様の黒のボディ、今年中にはベールが脱がされるようです。

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Native InstrumentsからリリースされたKontakt/Kontakt Player専用のサンプルフレーズプレーヤーString Action。同じくNIからリリースされているWest AfricaGeorge Duke Soul Treasureと同様に、MIDIキーボードを使い、一流のプレーヤーが演奏したフレーズを自由に組み合わせながら演奏することができるループプレーヤー。演奏があまりに上手なのでサンプルを聞いているだけでも満足できてしまうのですが、これをモチベーションとして楽曲制作に望むのもひとつの方法でしょう。

Action Stringsの演奏はプラハのフィルハーモニック管弦楽団によって行われており、収録サイズは9G(非圧縮14G)に及ぶフレーズサンプルは、大作映画のサウンドトラックを想像させられるようなドラマチックでスリリングなサウンドです。

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昨日リリースとなったBorderlands for iPad。美しいグラフィックと、音を指で探るかのような操作ができるインターフェイスは、昔映画か何かで見たことがあるような未来の世界を思い起こさせます。音の断片や粒を混ぜ合わせながら、いい意味で複雑で美しいサウンドテクスチャーを作ることができる新しいタイプのグラニュラーサンプラー。ディベロッパーのChris Carlson氏はアメリカスタンフォード大学 Computer Research in Music and Acoustics (CCRMA)修士課程の学生。

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RheymeはいくつものiOSディバイスを使い即興的な演奏をするアーティスト。YouTubeチャンネルRheymeMusicにはそんな彼による50以上のジャムビデオがアップされており、iOS音楽ファンの間ではひそかな人気を集めています。たとえば上のビデオ “Overhead Jam” – 10/10/12 (Live Jam #56)  ではiPadが3台、iPhoneが1台、AKAIのMIDIコントローラ、MIDI Fighter、DSI Morphoが並べられ、シンセフレーズやリズムをサンプリングし、フェーダーを上げ下げしながら曲を構築していく様子を見ることが出来ます。真新しいスタイルの音楽ではないのですが、Ableton Liveのクリップをつなげていくだけのライブとは違い、生の演奏にこだわるRheyneのアプローチはとても音楽的で、iOSディバイスを使ったエレクトロニック音楽のライブパフォーマンスに今までとは違った可能性を見ることができます。

 

そんなRheymeが使用しているiPadコントローラアプリLemurですが、彼が制作したAbleton Liveコントロール用テンプレートRheyme JammerがLemurホームページにて現在プレミアムコンテンツとして公開されています。このコンテンツには上のデモンストレーションでもでも使われているAbleton Liveのセットが含まれており、ユーザーが同じような演奏をすることができるだけでなく、そのセッティング方法を見て学ぶことができます。特にAbletonLiveのエフェクターLooperを利用することで、ドラムやシンセを演奏し、サンプリングしながら音楽を作っていく方法が「なるほどー」と感心させられるところです。さすがのプレミアムコンテンツ。Lemurユーザーの方、ぜひ試してみてください。

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