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日本で間もなく公開されるデヴィッド・フィンチャー監督による映画「ゴーン・ガール」。結婚生活の夢と現実のようなものを描いたブラックコメディにも取れるようなサスペンス映画です。音楽の方は前作『ドラゴン・タトゥーの女』(ゴールデングローブ賞ノミネート)と『ソーシャルネットワーク』(アカデミー賞ベストスコア受賞)と同様、トレント・レズナー(ナインインチネイルズ)とアッティカス・ロスが担当しています。

Wall Street Journal 紙のインタビューによると、トレント・レズナーとアッティカス・ロスは今回の音楽制作にあたり「マッサージパーラー(性風俗店)で流れているような音楽、わざとらしい位までに安心感を漂わす音楽」という指示を受けたそう。これに対してデヴィッド・フィンチャー監督は「マッサージパーラーではなくスパの間違いだ」という反論もしていますが、「ゴーンガール」という映画は、善人であろうとする隣人・キリスト教徒・人妻など、「他人に対する体裁」をテーマにした映画。まずは人を抱きしめるような音楽と共に物語が始まっていく、との説明も付け加えています。またアッディカロスは「何かに対して抱く暖かい気持ちが病的にまでも変異していく様子を描いている」との説明をしています。

人間の深層心理に触れてくるようなダークアンビエンスな音楽世界。映画館に行く前に、ナインインチネイルズのウェブサイトに公開されている「ゴーンガール・サウンドトラック」プレビューを聞いてみておくのも良いのではないでしょうか。

 

 

 


 

via Wall Street Journal

 

 

 

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