【無料プラグイン】Valhalla Supermassive v5.0.0が登場


新モード「Sirius」で使い勝手がさらに向上

無料のリバーブ&ディレイプラグインとして定番となっている Valhalla Supermassive が、バージョン 5.0.0 にアップデートされました。今回のポイントは、新モード「Sirius」の追加と、モード切り替えの改善です。

1. v5.0.0の新モード:「Sirius」

Supermassive はもともと個性的な響きや長いテールが得意なプラグインですが、今回追加された 「Sirius」 は、これまでよりも汎用性が高く、日常使いしやすいタイプのモードです。

FutureVerb™ の開発過程から生まれた技術

このモードは、同社が先日リリースしたばかりのハイエンド製品 FutureVerbの研究段階で派生したもので、その一部を無料で使えるのはありがたいところです。ただし「FutureVerb の機能がそのまま入っている」という意味ではなく、研究過程で得られた成果を反映したもの、という理解でよいと思います。

FutureVerbの記事はこちら

Siriusの特徴

・癖の少ないクリーンなディケイ

・小さなアンビエンスから大きめホールまで幅広く対応

・過剰に広がりすぎず、扱いやすい質感

個性の強いモードが多い Supermassive の中では、比較的ニュートラルで、プロダクションのいろいろな場面に合わせやすい印象です。

2. モード切り替えが扱いやすく改善

UI に「前へ/次へ」の矢印が追加され、22種類のモードを素早く切り替えられるようになりました。細かな比較がしやすく、プリセットブラウジング的な感覚に近づいた印象です。

3. Supermassiveが評価されている理由

Supermassive が長く多くのユーザーに使われ続けているのは、シンプルで扱いやすい点と、無料とは思えない幅広いサウンドデザイン力を兼ね備えているからです。

まず、Valhalla DSP のプラグインはもともと有料製品を含めて評価が高く、その開発スタイルを踏まえたクオリティのものが無料で提供されていることは、導入のハードルを大きく下げています。試しに入れてみて、そのまま制作の定番ツールになったというユーザーも多い印象です。

Supermassiveには、今回追加された Sirius を含め、全22種類のモードが用意されており、ディレイからリバーブ、さらには特殊効果的な処理まで幅広く対応できます。特に、Supermassive らしい長いテールや大きな広がりは、他の無料プラグインではなかなか代わりがきかない部分です。

さらに音作りの操作性も分かりやすく、DELAY、WARP、FEEDBACK、DENSITY といった限られたパラメーターだけで大まかな方向性を作ることができます。複雑な設定をしなくても意図した響きに持っていきやすく、初心者から経験者まで扱いやすいのが特徴です。

4. まとめ

Supermassive v5.0.0 では、新モード「Sirius」の追加によって、これまで以上に扱いやすく幅広い用途に対応できるようになりました。個性的な長尺リバーブのイメージが強いプラグインでしたが、今回のアップデートで“日常使い”の選択肢としてもさらに便利になった印象です。

それにしても、Valhalla の勢いは本当に衰えません。私自身、DAW にはすでに多くのリバーブプラグインを入れていますが、最終的に「サッと開いてすぐ使える」安心感から、気づくと Valhalla に手が伸びています。扱いやすさと音の方向性のつかみやすさは、やはり大きな魅力です。

まだ触ったことがない方も、この機会に一度試してみると、Supermassive が長く支持されている理由を体感できると思います。

Vallhalla

 


Categories:


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です