コルグの創業者であり会長であった加藤孟氏が今月15日に亡くなられました。ご冥福をお祈りします。今日は生前の加藤氏が手がけた最初の製品であるドンカマチックDA-20をフォーカスしてみようと思います。
1960年頃東京新宿にてナイトクラブを経営していたという加藤氏、そこで出会ったのがアコーディオン奏者の(故)長内端氏。WurlitzerのSidemanというリズムボックスを使ってアコーディオンを演奏していた長内氏がそのマシンに限界を感じ、自身でも新たなリズムボックスを作ることを決意、そこで加藤氏に財政面でのサポートを依頼したのが、のちの京王技術研究所(後のコルグ)につながっていくのです。会社第1号機として発表されたのがこのドンカマチックDA-20だったのです。 pic via Korg
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