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先週からアップルの新しいオペレーションシステム OS X yosemite がリリースとなり、現在Mac App Store からの無償ダウンロードが可能になっています。

毎回のことではありますが、まずは使っているソフトウェアの対応状況を確認してからOSをアップデートするように心がけてください。比較的DAWソフトウェアは対応状況を収集し易いのですが、プラグインソフトウェアになると情報を収集しにくいところもあります。個人的にはもう1ヶ月くらい待とうかなといった様子です。

主なメーカーの対応状況を記しておきます。

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Native Instrumenst のTraktor Pro2 の専用コントローラ、同社のフラッグシップコントローラとなるKontrol S8 の詳細が発表されました。価格は1199 ドル/ユーロ(日本価格は?ユーロ圏の方が若干安いようです)、発売は10月31日からとなっています。

ミキシングのためだけではなく、Remix Deck ・エフェクターを操作・ブラウジング・様々なパラメーターを操作することができるオーディオインターフェイス内蔵のオールインワンのコントローラ。

これまでのフラッグシップコントローラS4 よりもおよそ20%大きなサイズの作りとなったS8。奥行き: 38.7 cm、高さ: 6,6 cm、幅: 58,5 cm、重さ、 5 kg かなりの大きさです。

S4 に装備されていたジョグホイールが省かれたことに関しては賛否両論があるようですが、S8 は「ターンテーブルを回す」伝統的なDJ スタイルとは一線を引き、それに代わるコントローラとしてタッチストリップを搭載しています。

 

  • 高解像度ディスプレイ ブラウジング、トラック・インフォメーション、Remix Deckのセル情報を表示、おそらくコンピューターを全く見ることなくてもTraktorを操作することが可能になっているのでしょう
  • パフォーマンスパッド 16種類のカラー表示が可能なパッド、Remix Setセルのトリガー、フリーズ・モードによるスライス・アップとリアレンジ、ループの微調整、またはHotcueを用いた即興の全てをモニターしながら操作可能
  • タッチセンシティブエンコーダー ノブをタッチするだけでディスプレイには適した情報が表示される、コンピューターのスクリーンを見なくて操作することができる
  • 4Ch ミキサー CDやターンテーブルを接続する4chインプット、マイク入力も可能、スタンドアローンミキサーとしても機能
  • ピッチベンド・タッチストリップ ピッチ・ベンディング、トラック・シーキング、ビニール・スクラッチ・エミュレーション可能
  • Freeze and Flux   これまでTraktor DJ(アプリ)のみの機能だったFreeze、Flux 機能に対応
  • オーディオインターフェイス   高出力を必要とされる環境に対応
  • MIDI IN OUT シンセサイザーやNI Maschineなどと接続するのもアリ
  • プラグ・アンド・プレイ・コントロール    マッピングやコントロール・アサインなどの難しい設定は不要

 

Loop Recorder のセクションやテンポフェーダーはこのKontrol S8 では省かれているようです。

 

Native Instruments

 

 

 

 


先週リリースになったばかりのコルグのiOSアプリ「Gadget」の新バージョン1.0.3 をさっそく試してみました。今回のバージョンアップで特に興味を持ったのは、MIDI機能の強化(MIDIコントローラを使ってガジェットのパラメーターをコントロールできるようになったことや、MIDIシンクの対応)そしてAbleton Live へのエクスポート機能の追加です。

 

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Novationは、オーディオインターフェイスとUSBハブを統合させたAudio hub 2×4のリリースを発表しました。

 

 

Audio hub 2×4の主な特徴

3つのUSB2.0ハブポート

特に最近のラップトップコンピューターのUSBポートの数が少なくなってきていることもあり、このようなデバイスを必要としていたラップトップミュージシャン/DJ は多かったのではないでしょうか?MIDIキーボード、NI Maschine、Novation Launch Pad などあらゆるUSBデバイスを接続可能。iPadの接続が可能(カメラコネクションキット要)なのもナイス。

バスパワー駆動

特にライブ/DJの為にコンピューターを使うミュージシャンにとってはパワーアダプター接続が不必要なのは嬉しい話。接続するUSBデバイスに電源供給を行なうためには電源アダプターが必要。

Focusriteサウンド

定評のあるFocusrite社共同開発によるオーディオクオリティ、96 kHz, 24-bit 対応

大音量サウンド

4つのアナログ出力(RCA端子)、2つのバランスアナログ出力、ヘッドフォン出力はラウド!  DJがクラブなどでヘッドフォンでモニターをする際には特に重要!

ステレオRCAインプット

シンセサイザーやターンテーブルを接続しレコーディングするなど。2段階の入力レベル切り換え

 

 

数多くリリースされているオーディオインターフェイスですが、ライブ用にスタジオ用にと考えだすとパーフェクトなものを探すのはなかなか難しいものです。その点、このAudio hub 2×4 はエレクトロニックミュージシャンやラップトップDJの需要を汲み取ったナイスな製品ですね。

マイクインプットやギターインプットが装備されていないことや、MIDI端子が装備されていないのが残念な部分ですが、MIDIに関してはUSBポートにMIDIインターフェイスをつなげれば強力なスタジオ環境を作れるはず。

USBハブポートとオーディオインターフェイスを統合した製品はすでにAKAI EIE Pro という製品がリリースされていますが、Audio hub 2×4 は134mm 横幅 x 150mm 奥行 x 41mm 高さ (51mm ノブを含めた高さ)というコンパクトサイズ。カバンの中にも簡単に収まります。音量レベルをコントロールできる3つのノブも絶対便利。

導入したばかりのWindows Surface3 で試してみようかと検討中。

 

 Novation

 

 

 


TraktorやSerato を使ってDJをする人は数年前に比べると確実に増えているようですが、iPad(iPhoneでもいいのですが)を使ってDJをする人はまだそんなに多くないようです。よく言われていることは、iPadでDJ をしてもDJをしているようには見えない、、メールでも読んでるんじゃないかって風にも見えてしまうのだとか。とはいっても10年前くらいににはコンピューターでDJ をしていても仕事でもしてるんじゃないのか、、なんて言われたこともあったわけで、要するに、クラブやバーのような音楽を聞いて楽しくワイワイしたい場所で、見慣れないスタイルでDJをすることは人々に違和感を与えてしまうものなのかもしれません。じゃあ、MIDIコントローラを使えばいいんじゃない?それもひとつの解決策に違いないはず。

iOS アプリ「DJ Player」はiPhoneでもiPadでも使えるDJアプリで、Native InstrumentsのTraktor DJ やallgoriddim djay2 などに比べるとちょっと地味な存在ではあります。とはいっても、非常に使い易さを追求しているアプリで、純粋に音楽をプレイしたいという人には特におすすめできるアプリです。

DJ Playerは着々とバージョンアップを重ね、リリースになったばかりのバージョン7.5 ではMIDI機能を大刷新、USB MIDIクラスコンプライアント対応のものであればどのMIDIコントローラからでもMIDIマッピングをすることができ、DJコントローラとして使うことができるようになっています。マッピングはちっと苦手という人は、次に挙げてあるコントローラならば接続するだけでもすぐにプレイすることが可能です。

DJ Player プラグ&プレイ対応コントローラ

  • Numark: MixTrack Pro, MixTrack Pro II, iDJ Pro, N4, iDJ Live, Mixtrack Edge
  • Pioneer DDJ-SB
  • Vestax: VCI-400, Spin2
  • Allen & Heath XONE:K2
  • Stanton DJC-4
  • Reloop Terminal Mix 2
  • Hercules: Air, Air+, Instinct, RMX2
  • iCON idj
  • ION iDJ2GO

 

MIDIクロックを使った同期演奏

このDJ Player がTraktorやdjay2 よりも機能的に先に進んでいるのがMIDIクロック機能。DJ PlayerからはMIDIクロックを送信することができるので、iOSデバイス内のアプリとテンポ同期することができたり、コンピューターとWifi接続をしてDAWソフトウェアとテンポ同期するなんてことも可能です。もっと安定した同期を取りたい場合にはUSBケーブルを使ってコンピューターとiOSデバイスを接続することも可能。そうなった場合、あくまでもDJ Player はマスターとなるので、Ableton LiveにしてもNI Maschine にしてもMIDIクロックを受信するスレーブとなるわけです。

ここまでやったらiPad でDJをしていてももう誰も文句は言えないでしょう。

 

DJ Player

App Store にて¥フリーですが、内課金制による機能アンロックあり。

 

 

 

 

 



 

 

 

 

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Twisted Tools がリリースしたサウンドライブラリーDARKMORPH。脳をかき回すようなサイエンスフィクションサウンド(ドラム・インパクト・モーフィングベース・アンビエント・ロボティック)が 2.9 GB分、24bit/96kHz WAV クオリティで収録されている。

パッケージにはNI Reaktor専用のサンプラーMP16eが付属。iPadコントローラLemur を使ってこのサンプラーをコントロールすることができるテンプレートも付属している。

NI Maschine、Ableton Live 9、NI Battery、Logic pro EXS24、NI Kontakt、NI Reaktorのプリセットキットも付属し、ブラウザーからすぐに音色を選択することができるのはとても便利だ。

Twisted Tools 公式サイトよりダウンロード購入することができる。価格が$69

 

 

Darkmorph features

  • Over 2.9 Gigabytes of sound effects and designed sounds.
  • 24bit/96khz wavs .
  • Soundminer enriched metadata.
  • Files can be used with almost any media software application or DAW.
  • Maschine ready metadata.
  • Sampler instrument presets for Maschine, Ableton Live 9, Battery, EXS24, Kontakt, Maschine and Reaktor.
  • A brand new version of Twisted Tools’ MP16 sampler, called the MP16e.
  • Sound Categories: Ambience, Bass, Cinematic Matter, Drums, Glitched, Metal, Pass By, Robotical, Scanned, Special, User Interface.
  • Reaktor MP16e Features:
    • 16 Voice Polyphonic Sampler.
    • Pad style layout.
    • Unique parameter and modulation settings for per voice.
    • Sample Rate Reduction, Bit Reduction and Delay FX per Voice.
    • Note repeat effect per voice.
    • Two LFOs per voice.
    • BPM Sync.
    • Lemur OSC Template by Antonio Blanca.

 

Twisted Tools

 

 

 

 

 

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