NI Reaktor専用のソフトウェア作るメーカーTwisted Tools。新しくリリースされたS-Layerは、最大8つのサンプルをスロットに並べ、レイヤーを作り、音を加工していくサンプラー。エフェクターやパラメーターを様々なコンビネーションで使うことで、ここから生み出されるサウンドバリエーションは無限大。今まで聞いたことのないワンショットサンプルやループ、サウンドエフェクトを作ることができる。128のサンプルが付属。iPad LemurとNI Maschineでコントロールする為のテンプレートも付属する。$69

Continue reading »

Tagged with:
 

ドラムパッドとキーボード(アルペジエーター)を使い、ダンサブルな音楽の演奏を楽しむことができるアプリYamaha Synth & Dr Pad。音源はおよそ60種類。コントローラー機能のみのアプリYamaha Keyboard Arp & Drum Padとは違うので注意。

特に面白いのは、ドラムパッド。AKAI MPCやNative Instruments Maschineで有名な4×4のパッドスタイルに、YAMAHA流のアイデアが付け加えられている。

PAD 一つのパッドに複数のMIDIノートをアサインすることができたり、パッドを左右2分割して複数のMIDIノートをアサインすることができたり、さらにステップシーケンサーをアサインすることもできるのが新しい。ドラムサウンドの演奏に限らず、インストゥルメントの演奏にも焦点が当てられている。

ROLL  MPCやNI Maschineではビートリピートと読んでいる機能ですが、指定した音符ボタンに応じてMIDIノートを自動的に出力してくれる機能。たとえばスネアロールのような奏法を簡単に行うことができる。MPCやMaschineにはないベロシティとゲートタイムの設定をできるのが新しい。

スライダー ピッチベンドとしてだけではなく、ベロシティーのレンジを変化させたり、MIDIコントロール情報を送信できたり、表現方法がより多彩になっているところが新しい。

レコーディング機能はいまいちな印象。セーブできるトラック数も5つまでしかないことや、エクスポート機能がないことを考えると、Garage Bandのような楽曲制作アプリとは違う種類のもののようです。しかし演奏する為の楽器として見ると、かなり楽しく使えますよ。個人的には久しぶりのYAMAHAのヒット作。

 

App Storeにて¥350

Tagged with:
 

Native Instrumentsがバンドをプロデュース?NIのデモンストレーションビデオで馴染みのあるミュージシャン5人がバンドMostly Robotを結成。現在行われているスペインバルセロナでの有名なミュージックフェスティバルSónarで初お披露目がおこなわれるというニュースが数ヶ月前にあり、NIファンとしては大変気になっていました。バンドメンバーは全員が個性的テクニシャン、MIDIクロックを使わないというテーマで、5人がNIの製品をふんだんに使う音楽はどのようなものだったのでしょうか。

Continue reading »

Tagged with:
 

Traktor 2.5とコントローラーF1を使い始めて1週間になる。Traktor 2.5の新機能RemixdeckとコントローラーF1の一体性は抜群。今までのDJコントローラーではあり得なかった新しい感触だ。

しかし一方、TraktorのユーザーフォーラムやTraktorに関する英語サイトではこのRemixdeckとF1が大きな問題となっている。というのはTraktor 2.5のRemixdeckはF1以外のコントローラーではすべての機能をコントロールすることができないらしいのだ。つまりTraktor2.5のControl Managerには制限が付いており、サードパーティ製のMIDIコントローラーを使った場合(NI Maschineコントローラーも同様なのだが)Remixdeckの最初の4つのスロットまでにしかMIDIをアサインできなかったり、カラーフィードバックやスクロール機能も働かないのだそう。これ以前にはサポートされてきたサードパーティ製コントローラーでも今回のバージョンでは完全サポートには至らず、これまでのユーザーががっかりする気持ちは分からない訳ではないのです。しかしNI側からは次のメジャーリリースでのカスタムマッピングのサポートがすでに約束されているようなので、今回このF1の購入予定のない方々はもうちょっとの辛抱です。

Continue reading »

 

Native Instrumentが提案する新しいデジタルDJの形
DJソフトウェアTraktor2.5が先日リリースされた。スムーズに音楽をミックスしていく伝統的なDJスタイルだけでなく、デジタルDJの新たなパフォーマンススタイルとして期待される新機能Remixdeckが最大の目玉。

このRemixdeckはTraktorバージョン2から搭載され始めたSampledeckがパワーアップしたもの。考え方としてはAbletonLiveと同じで、サンプルファイルを様々な組み合わせで再生していくことで、音楽演奏を可能にする。

1つのデッキには4つのスロットが装備されている。各スロットには16のサンプルを読み込むことができ、つまり1デッキにつき合計64のサンプルを読み込むことができることになる。サンプルは、Trackdeckでプレーしている曲をリアルタイムでキャプチャーすることができたり、ハードディスクに保存してあるサンプルからの読み込みができる。

RemixdeckにはTrackdeckと同様に、テンポ、タイムライン、トランスポートコントロール、FXルーティング、シンク機能が搭載されており、Remixdeckをマスターテンポにすることや、DVS(デジタルヴァイナルシステム)や他のコントローラのジョグホイールによるスクラッチ再生も可能になる。

そしてKontrol F1はそのRemixdeckを完全コントロールすることのできる今のところ唯一のコントローラー。Remixdeckのほとんどの機能はマウスを使いソフトウェア上でコントロールできるものなのだが、F1はRemixdeckの持つ可能性をフィジカルに解放してくれる。

Continue reading »


フランスのメーカーFeeltuneから発表された新Rhizome SXE。キーボードをメインとしたワークステーションはYAMAHAやKORGなどから多く発表されているが、このRhizomeはシーケンサーパッドをメインとしたドラムマシーン型ワークステーション。OSにはWindows 7が搭載してある。4つのLCDスクリーンは超鮮明、16のパッドと32のノブは十分な感触。8つのアウトプット端子。99%のVSTプラグインもサポートしている。その快適な動作にはビックリさせられる。ダンス系ミュージックのクリエーターは要チェックだ。価格は€3299

Continue reading »