Toa Mata Bandによるライブパフォーマンス映像。Ableton Live+Arduinoからのコントロールによって、レゴ社製バイオニクル・ロボットがドラムシンセやグロッケンシュピールを演奏する仕組みになっています。使用機材はCoron DS-8 Drum Synth,、The Kit – Clap、Amdek PCK 100、Boss PC-2、Korg Kaossilator、Korg R3、Alesis Philtre、Arduino UNO、Ableton Live、Novation Launchpad
まだEpisode 1を見てない人はこちらよりどうぞ。
もうすでに様々なテックサイトで話題になっているSteinberg Cubasis。このCubasisはiOS初のDAWソフトウェアというわけではないのですが、今のところ一番機能が充実しているiOS DAWソフトウェア。
本家Cubaseの基本的な機能に加え、他のiOSアプリを操作できるのはiOSならではの嬉しい話。さらにCubasisで作ったプロジェクトはデスクトップコンピューターのCubaseに持って行くことができるので、今までのスタジオ環境でプロジェクトを完成させることができるわけです。
- 無制限のオーディオ/MIDIトラック
- Steinberg社のバーチャル音源「HALion Sonic」をベースにした70以上のバーチャル音源サウンド
- 10以上のエフェクトを搭載したMixier
- 200以上のMIDIドラムループ
- バーチャルキーボードとバーチャルドラムパッド搭載
- オーディオ編集を行うサンプルエディタとMIDI編集を行うキーエディタ
- プロジェクトファイルの書き出し(Cubase対応): Dropbox、SoundCloud、Audio Copy、eメールによるファイル共有
- Core Audio/Core MIDIデバイス対応
今回試してみたことは、Alesis I/O Dockを使って外部MIDI音源をコントロールし、それをCubasisにオーディオ録音するという作業。Alesis I/O Dockを使えば、通常デスクトップコンピューターとMIDIコンバーター、オーディオインターフェイスを使う作業と同じことができるのです。
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身の回りにあるものをすべてパーカッションにしてしまうアプリ
iOSの人気シンセアプリSunrizer Synthのディベロッパー Beep StreetがリリースしたImpaktor。机をたたいたり、手をたたいたり、声を出したり、iPad/iPhoneのマイクロフォンの近くで出した音はすべてリアルタイムでトリガー信号に変えられ、Impaktorのドラムサウンドを演奏することができるアプリ。
まず驚くのは物をたたいてからImpaktorがなる時間差(レイテンシー)がほとんどないことや、物をたたく強弱(ベロシティ)にも対応しているところですが、部屋の中がうるさかったりするといい効果を生むことはできません。
アイデア自体はKorg Wavedrumと似ているもので、iOSアプリVoxkitでもすでに同じような機能が搭載されています。違いは、Voxkitはサンプルをトリガーするアプリで、このImpaktorは強力なフル・シンセサイザーであるところです。
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KOMA Elektronik、ドイツ・ベルリンに拠点を置く2010年設立の新しい音楽ハードウェアのエフェクターメーカー。春に行われたMusikMesse2012では会場内にブースを作らず、専用タクシーの中に機材(そしてシャンパンとキャビア)を用意し、フランクフルト市内を観光しながらデモンストレーションを行ったというユニークな逸話を持つ新しいメーカーです。製造から発送までもすべてを自分らで行っているインディブティックメーカーならではのフレッシュでユニークなアイデアと愛情の詰まった製品は、手にするとその暖かみが伝わってくるものです。
今日は新作KOMMANDERの出荷が開始され始めたたばかりのKOMA Elektronicsのオフィスを訪問.。さっそくその新作を試させてもらうことになりました。KOMMANDERは、トップパネルから赤外線が照射され、内蔵するセンサが赤外線の反射光を感知することによって作動。手や足をこのマシンにかざすことで、マシンから出力されるCV/GATE量をコントロールすることができるというユニークなマシン。RolandのD-BeamやAlesisのAir FXではエフェクターとしてすでに使われているアイデアではありますが、こちらはモジュラーシンセサイザーとどのような接続をするかによって、時にはテルミンのような繊細な演奏ができたり、時には予測不可能な大胆なサウンドを奏でることができるなど、エフェクターとしてもコントローラーとしても幅広く使うことができる所が大きなポイント。
KOMMANDERの本体はアルミボックス製、小型のギターエフェクター程の大きさ。9VのDCアダプターで作動。リアパネルには4つアウトプット端子(2つのCVアウトと2つのGATEアウト)を持ち、2つのセンサーを使うことで最大で4つのパラメーターを同時に操作することができる。本体裏面にある4つのTrimmersで出力ボルテージの増減、GATEのスレッショルド増減を調節をすることができる。
X-Y軸のセンサによって手の動き、手とセンサーとの距離を感知する。試したところでは、センサからの距離およそ縦20cmと横15cmまでの動きを感知したようだった。
自前のRoland SH-101を持ち込んでのテスト。さらにKOMA FT 201 (アナログフィルター+10ステップシーケンサー)も接続し、SH-101にクロック信号を送信。これが自分のSH-101なのかと耳を疑いたくなるような奇想天外なサウンドにビックリ。サウンドを掘り起こして行くかのような作業はまさにアナログシンセワールド。ついついはまってしまいます。
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iPadで48トラックのオーディオレコーディングシステムが実現するというWaveMachine LabsからのAuriaがリリース。iPadで通常のDAWソフトウェア並みの仕事ができてしまうなんて、スゴい話です。(MIDIはサポートしていませんが)
- 48トラックまでの同時プレイ
- 24トラックまでのオーディオレコーディング 対応オーディオインターフェイスは次のリンクより
- 44.1KHz, 48KHz and 96KHz サンプルレート対応
- サードパティによるVST(iOSバージョン)プラグイン対応、in-appストアでの購入が可能
- 8つのアサイングループと2つのAUXセンド
- パワフルなオーディオエディター
- フルオートメーション
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もうおなじみのiOSシンセサイザーSunrizerは1999年に発売されたRoland JP-8080にインスパイアされてデザインされたというバーチャルアナログシンセサイザー。先日バージョン2.0が発表リリースされ、ユニゾンモード、エフェクター(リバーブ、フェイザー)、Power LPFフィルター、ピアノキーボードを隠してパラメーターのみの表示にするフルスクリーンモード機能などを追加し、より幅広い音作りが行えるようにななった。
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