musicinimage

 

画像ファイルをロードすると、ピクセルデータ(色、サチュレーション、明るさ等)を基に自動的に音楽を作ってくれるプログラムMusic in image 。画面左上にあるUpload Image ボタンを押し、コンピューターの中に入っている適当な画像を選んでみてください。あとはプレイボタンを押すだけ。

実験室から聞こえてくるようなスプーキーな音楽を予想していたのですが、結果は大間違い。下手なドラマの音楽よりも、だんぜん素敵な作曲演奏をしてくれます。メロディー、コード、テンポ、スケールは画像に応じて変化しますが、幾何学的な模様の方がミニマルでかっこいいです。MIDIエクスポート機能が付いていればよかったのに。

試してみたい人はこちらよりどうぞ。

 

 

 

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エレクトロ・ヒップホッパー、ピアニスト、プロデューサー、ソングライターと、多様な才能を発揮して活躍をするチリー・ゴンザレスが人気ポップ音楽の秘密を解き明かす「音楽マスタークラス」。ドイツのラジオ局「1 Live」による制作。日曜日の夜に観るには最高のチルアウトビデオでもあります。今回のビデオではダフトパンクの「Get Lucky」の秘密を探ります。(ちょっと古くなってしまいましたが)

「Get Lucky」の大本となっているのが4つのコード(Bm>DM>F♯m>EM)なのですが、このコード進行はダフトパンクが昔から得意とするコード進行で、「Around the World」という以前のヒット曲にも使われていたものだったそうですが、Get Lucky でもおよそ6分間このコード進行が使われています。ちょっと怠慢なのでは?とも思われる部分でもありますが、クラシック音楽ではオスティナートと呼ばれている技法でもあり、この循環するコードにシンコペーションを加えることによってリズムに高揚感を与えています。

ブリッジの部分(Bメロ)では、循環するベースラインにボーカルラインが全く同じパターンでハーモニーを作っていきます。かつてエルビスプレスリーによるCan’t Help Falling In Love 好きにならずにいられない」でも使われていた同じ技法です。

とはいえポップ音楽ではやはりサビが肝心。この曲のサビでは「Get Lucky♪Get Lucky♪」と歌詞の部分でも同じ旋律が繰り返されることと、リズムにもさらに盛り上がりも加えられることによって、聞いている私たちに楽しくキャッチーでラッキーな感覚を与えてくれるのです。

 

「音楽マスタークラス」ではこのほかにもTaylor Swift のShake it off やIggy Azalea のFancyについてのビデオもあります。https://www.youtube.com/playlist?list=PLL4iOQ3Gw7L9eyCJ8EnkZgO0p1AzdrRqN

 


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アメリカ・アトランタにあるライブハウス&バー The Music Room の新しいエントランスだそうです。ブームボックスの入り口をくぐってライブを見れるなんて、なんてレトロ・フューチャーショック!

 

 

 

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アメリカ・テキサス州の技術者Marco Garza氏のDIYプロジェクト、ミレニアムファルコン・ターンテーブル。1977年製のミレニアムファルコンの玩具の中にTechnics のターンテーブルを納めてしまったよう。彼のブログPicotec では制作の過程が事細かに説明してあります。

カシオのグルーブボックスを先取り?

 

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remixset

 

Native Instruments がTraktor Remix Sets の2014年のベストセラーを発表している。このRemix Sets はNI Traktor にRemix Deck という機能が装備された頃からリリースが始まったもので、Remix Deck にインポートするだけでリミックスプレイを楽しむことができるサウンドライブラリーだ。サンプルライブラリーといってもバラバラのサウンドファイルが羅列されているわけではなく、大概のものはキックパート+リズムパート+シンセパート+SFXパートのように分けられ、テンポも一定し、またそれぞれのパターンにはバリエーションが用意されているので、パートをランダムに並べ替えていけば一曲のトラックが作れてしまう。もちろんTraktorのエフェクターやピッチコントロールも使うことができる。NI のコントローラ KONTROL F1 S8を使えばなおさら楽しいリミックスプレイとなる。

Remix Sets の制作には有名ダンスミュージックプロデューサーやサンプルライブラリーメーカーが関わっており、中には有名なテクノトラックのステムファイルが収録されている。価格的には1トラック300円〜といった設定になっているので、iTunesやBeatPortでMP3ファイルを1曲デジタルダウンロードするよりはやや高いという印象ではある。とはいえ、DJならばオリジナルのエディットバージョンをプレイしたいという人も多いはずだ。DJでなくてもこのような形で簡単にトラックを構築していく作業は楽しいものだ。

リリースされているRemix Sets の一覧を見てみると、まだそれほど多くのタイトルはない。この先もっと様々なアーティストが様々なトラックをRemix Sets としてリリースしてくれることを望んでいる。それにもしも日本のポップマーケットのアーティストであってもこのような形で新旧問わずトラックをリリースしたりしたのならなんて面白いことかと思う。もちろん著作権問題云々、そう簡単な話ではないことではあるのだろうが、CDが売れない音楽が売れない時代だからこそ、リミックスフリーという手段を使って音楽を広めていくのもアリのような気がしてならない。

 

Native Instruments

 

 

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wristbandlink

 

ウェアラブルデバイスのニュースがとても多い今日この頃ですが、この Link は特にプラクティカル。Link は最大で1TB のSSDストレージを内蔵するリストバンドで、専用アプリを使うことでほとんどすべてのデバイス(iOS・MAC・Windows ・Android ・Linux)とワイヤレス(Wifi もしくはBluetooth)でのストリーミングが可能になるものです。しかも最大で20のデバイスとの同時接続も可能、フル充電が行われている場合では12時間の利用可能、しかもウォータープルーフです

 

 

好きな音楽、好きな映画、ミュージシャンならば重要なプロジェクトファイルをいつも身につけて持ち歩きできるのは嬉しいことですが、それよりも、iPhoneを使って長時間のレコーディングを行う時には大いに活躍しそうです。NI KOMPLETEのような膨大なサウンドライブラリーを持ち歩くことはできても、いざ使うとなった時にはどうなるのでしょうか?近い将来そんなKOMPLETEにも期待したいところです。でも通信速度もなかなかのものです。

Linkは現在クラウドファンディングIndieGOGO にて出資者募集中。128GB SSD が$199、256GB SSD が$279、512GB SSD が$449、1TB SSD がど$799となっています。

詳しくはIndieGOGO サイトよりどうぞ。

 

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