待ちに待っていたNativeInstrumentからのアプリiMaschine、昨日からiPadを使って試しています。このオレンジのパッドもすっかりNIのMaschineのイメージになりつつありますね。iPadを使っているせいもありますが、やはりこの大きさのパッドが丁度いい感じなんですよね。叩きたくなる!という気持ちになります。1/4  1/8  1/16 1/32の4種のノートリピート機能を使ってタップを叩くとさらに気分が上がります。

パッドでリズムをたたき、キーボードで簡単なハーモニーをなぞり、マイクで外部音声を拾うことが可能。2つのマスターエフェクトで音を加工。

残念なのは、動かしたエフェクターのパラメーターを録音することができないという点。Swing値を設定するパラメーターも用意されていますが、動かした内容を録音することができません。本家のMaschineがこのあたりに関して非常に柔軟なので「もしや?」と思ったのですが、、。確かにビートスケッチパッドというキャッチコピーの通りではありますが、NIだからこそ、このまま本家Maschineへの導入版「おもちゃ」で終わらせてもらいたくないんですよねー。バージョンアップへの期待大。

App Storeにて¥450

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今週月曜日に発表されたNative Instrument Maschine MIKROとソフトウェアアップデート1.7.1それからiOSアプリiMaschine。今週のシンセニュースはこのMaschineの話題で持ち切りといった感じです。すでにこのブログでも何度かレポートしているように、このMaschineはあくまでもソフトウェアが主体、6Gあるライブラリーは特にダンスミュージック、エレクトロミュージックプロダクションに最適な音色が多数収録されています。

さて新しいパッケージMaschine MIKROですが入門者向けというアピールもあるようですが、よくある機能制限付きのDAW入門者向けソフトウェアとは違い、ソフトウェアはフルバージョンと同じ6Gのライブラリーと機能。コントローラー部分はフルバージョンでは2つあったスクリーンが1つの小型スクリーンに、8つあったノブが1つに、8つあった青色のグループ選択ボタン、MIDI端子がなくなっているようです。

一度本家MASCHINEに慣れてしまった人はその操作に戸惑うことも多々あるかもしれません。またノブが1つしかないので、リアルタイムにエフェクターを操作したい人は本家Maschineの方をお勧めします。しかし評判のあるパッドのサイズはそのまま、なんといってもサイズが小さくなったことで持ち運びやスペース確保が楽になることは間違い無し。そして値段は399ドルとなっています。

Native Instrument

pics from De:Bug


デトロイトハウスプロデューサーMike HuckabyのNI Maschineを使ったデモンストレーションビデオ。使った音色はkick、hat、rim、clap、ボーカルサンプルにNIエフェクター Mouthを使い音を加工していくだけのシンプルな内容にかかわらず、、ディープな音楽になっていきます。やはりセンスってやつですね。個人的にもっと気になるのはコンピューターの右側でアナログテープが回っているといところ。デトロイトハウスの音の秘密はこの辺りにあるような気がします、、。


今日はMaschineのソフトウェアをスタンドアローンで立ち上げ、サンプリングの作業してみたいと思います。Maschineはスタンドアローンモードでも十分音楽が作れてしまいます。

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コンピューターがよりパワフルになるにつれて音楽製作環境や音楽パフォーマンスツールはよりいっそうコンピューターソフトに依存するようになってきました。ハードウェア機材は自分の手で操作し、それを耳で聞き実感できること、ソフトウェアはユーザーが音をコンピューター内でひねったり曲げたりする機会をふんだんに与えてくれる一方で、やや科学的すぎる部分があったりするのが現状。NativeInstrumentsはKOREやGuitar Rigなどハードウェアコントローラーとソフトウェアの混合製品を発表していますが、このMaschineはさらにそれらの先を行く混合製品となっており、2009年の発表以来バージョンアップを重ね着実とその存在感をスタジオ内でライブパフォーマンスにおいて示しつつあります。それもそのはず。使ってみて初めて分かるこの優れた製品、AKAI MPCが霞んで見えてしまっているのが現状なんです。

Maschineはあくまでもソフトウェアが主体、ソフトウェアなしではこのハードウェアコントローラーは機能しません。ソフトはスタンドアローンモードもしくはプラグインモード(VST, AU, Rats)で作動。インストールディスクには5GBを超えるサウンドとパターンが搭載されており、アクティベーション後には即、音が鳴らせることになります。MPCに似たコントローラーがソフトウェアのほとんどの機能を操作できるので一瞬それがコンピューターからのUSBケーブル一本で繋がれていることを簡単に忘れてしまいます。

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ROLANDは1983年のドラムマシンTR-909のプラグインソフトウェアをリリースしました。本ソフトウェアはRoland Cloudバージョンとしてリリースされたもので、個別には販売されません。Roland Cloudは月額2265円(年間23100円)払うことによってROLANDのプラグインソフトウェアを通常のプラグインと同じように使えるようになるサブスクリプション方式のサービスで、現在カタログにはおよそ30のプラグインが用意されています。先月はTR-808のプラグインソフトウェアが追加されたばかりです。SH-101もある、SH-8もある、JD-1080もある、JUNOもJUPITERもある、かなりの充実度です。

 

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