スタイロフォン(Stylophone)は金属製のキーボードをスタイラス(筆記具)で触れることにより音が出るポケットシンセサイザーで、1970年代にイギリスで生産された。これを使ったミュージシャンはデビッドボウイ、クラフトワーク、オービタルなど、世界で400万ユニットの売り上げがあったという大ヒットマシン。
そんなスタイロフォンが復活。オリジナルスタイロフォンの開発者であるBrian Jarvis氏の息子であるBen Jarvis氏によって指揮がとられ、生まれ変わったスタイロフォンは、サイズ308mm × 120mm × 26mm 重さ1kg、金属製のキーボードは3オクターブある”フルスペック”のアナログシンセサイザーになっています。
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2011年の冬、Korgが再びアナログシンセを作ったということで大きく話題になったMonotribe。しかしリボンコントローラのサイズが小さくて演奏しづらいことや、MIDIが装備されていないという理由のせいか、個人的にはしばらく忘れかけていた機材のひとつではあったのが正直なところ。
しかしKorgが忘れていなかったのは、内部基盤にMIDI専用のスロットを用意していたということ。そこに目をつけたのがブラジルのAmazing Machineというメーカーで、Korg MonotribeにMIDI in/out 機能を装備することができる$64のキットMiditribeをリリースしたということで、さっそく試してみることに。
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iceGearによるポリフォニックシンセサイザーCassini のiPadバージョンがリリース。3 オシレーター、 2 フィルター 、アンプ、 9 エンベロープジェネレータ、 6 LFO、 3バンドEQ、 サチュレータ、 2 ディレイ、 アルペジエータを備えるアナログモデリングの本格派アプリ。サウンドも良く、全9ページからなるナイスなインターフェイスでは余裕のあるプログラム操作ができる。特に面白いと思ったのはLFOで、16ステップシーケンサーとアクセント・ファンクションとフェイズ・コントロールが備わり、新しい音表現が可能にする。特にベース、パッドサウンドが印象的。まずは下のデモンストレーションビデオをどうぞ。
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gearjunkiesのスクープによるとDave Smith InstrumentsがアナログポリフォニックシンセサイザーMopho ×4を近日発表するとのこと。モノフォニックシンセMopho/Mopho Keyboardのポリ・バージョンということで、4倍の4ボイス。それぞれのボイスが2つのオシレーターと2つのオクターブジェネレーターを持ち、超極太サウンドが当然期待できそう。4つのLFO、モジュレーション、アルペジエーター、16×4のシーケンサーによって、ビンテージマシンではありえない強烈なサウンドを作ることができるでしょう。
ときどきMophoを使っているのですが、コンパクトなデザインは嬉しいものの、相当エディットが面倒で、エディターもいまいち使いずらかったので、正直このMopho x4にはかなり嫉妬しそう。おそらくドラムマシンとこの1台で十分なエレクトロ音楽が作れてしまうに違いないのです。トレードマークだった黄色のボディが黒に変わってしまったのは、ちょっと残念か? $1,299
ドイツのソフトウェアメーカーu-heから昨年末にリリースされたヴァーチャルアナログシンセDIVA。歌姫という意味のDIVAなのかと思っていたのですが、実は’Dinosaur-Impersonating Virtual Analogue'(恐竜を装ったヴァーチャルアナログ?)の略なのだそうです。ともかくそんな大きなイメージを湧かせる名前の通り、DIVAは数年前のソフトシンセに比べ、遥かにリッチなサウンドを持つヴァーチャルアナログシンセです。
厳密に言うとDIVAはセミモジュラーシンセで、オシレーター、フィルター、エンベロープのそれぞれを交換することができる作りになっており、これらを自 由に組み合わせることでユーザーの好みに応じたシンセサイザーをデザインしていくことができるのがこのDIVAの大きな特徴。オシレータースロットには4つ、フィルタースロット にも4つ、エンベロープスロットには3つのオプションが用意されてあり、それぞれが有名ビンテージアナログシンセをエミュレートしたもので、それぞれが大きな特徴を持っています。(詳しい内容はこちらのチャートを参考にしてください)
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