MusikMesseのデジタル機器コーナーでもっとも盛況だったのがパイオニアのブース。プロユースからコンシューマー向けまでのパイオニア最新DJ機器が並べられているその様子は壮観。
そんなデジタルDJ機器をリードする有力ブランドであるパイオニアから先日発表されたばかりのリミックスステーションRMX-1000。33.4cm×15.7cm×0.57cm×1,3kgの小型ボディにはDJコントローラー+エフェクター+サンプラーの機能が詰め込まれている。isolate FX、Science FX、X-Pad、Release FXの4つのセクションからなる操作パネルでは、おなじみのエフェクトから組み合わせによる派手なエフェクトまで、とにかく直感的な操作を楽しむことができる。そして驚くことはその動作の安定性。スタンドアローンとしてだけではなくAU、VSTプラグインとしてスタジオ内のDAWソフトウェアと連携をとれるあたりもさらに魅力的。
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FabFilterから新しいプラグインエフェクターSaturnが今月8日より発売に。
- Sixteen different distortion styles, from subtle saturation to heavy guitar amps and bit crushing
- Multi-band processing (up to 6 bands)
- Per-band drive, mix, feedback, dynamics, tone and level controls
- Optional HQ mode (8x oversampling)
- Mid/side processing
- Over 150 presets
- Interactive multi-band display
- Easy-to-use interface, using our innovative what-you-use-is-what-you-see concept
- Endless modulation options, with all the 16-step XLFOs, XY controllers, envelope generators, envelope followers and MIDI sources you will ever need
- Normal and wide interface layouts, with an option to show or hide the modulation section at the bottom
- Easy drag-and-drop modulation with 50-slot modulation matrix
- Modulation source signal visualization
- Interactive MIDI Learn
- Unique per-component presets
- Smart Parameter Interpolation
- Extensive help file with interactive help hints
- Undo, redo and A/B switch features
- Available in AU, VST, VST 3, AAX and RTAS formats for Mac OS X and Windows
FabfilterのディレイエフェクターTimeless2、フィルターエフェクターVolcano2、どちらもよく利用しているのですが、非常にトリッキーでおもしろい音が作れます。このSaturnも期待大ですね。
Koma ElektronikからのKommanderは赤外線を利用したX-Yモーションコントローラー。マシンに手を近づけるとoから8 voltのCVシグナルが発し、ドラムマシンやエフェクター、アナログシンセ、モジュラーシンセなどを操作することができる愉快なCVコントローラー。€59
– 2 IR sensors with optical crosstalk
– 2 mini jack outputs (one for each sensor)
– Sensing range trimmer on the inside
– 0 – 8V CV output (prototype)
– 9V DC input (final version might run on 12V, Doepfer/Eurorack standard)
via De:Bug
コンボリューションエフェクターはすでにLogicやSonarなどにもバンドルされており、忠実な空間表現や新しい音空間を作り出すためのエフェクターとして多くの人に利用されている。例えば大聖堂の中で歌っているような音像、車の中でドラムを叩いているような音像、バケツの中で手を叩いているような音像、などなど、インパルスレスポンスとよばれるデータ次第で様々な音像がシュミレートできる。Audio Ease社によるAltiverbはその代表格。
コンボリューションエフェクトをベースとしたGalaxy Xは膨大なサンプル音源と統合され、一括操作ができるソフトウェアシンセサイザー。15Gに及ぶサンプル、1000のインストゥルメント、2000のエフェクトサウンド、5000のループ音源が収録されている。X-Fileとよばれるインパルスレスポンスによりそのサンプル素材は大きく加工され新しいサウンドを生み出すこととなる。
新しい刺激的なサウンドを求める人は要チェックのシンセだ。Galaxy Instrumentホームページにてサウンドデモ公開予定。$249
ドイツに住んでいて友達とよく話題になるのが「音の響き」についてなんですが、堅苦しく聞こえてしまうようだけど、さすがベルリンフィルハーモニーがある土地柄か、それとも小さい頃から教会で育ち教会のもつ響きのなかで育っている人たちが多いせいか、例えばリバーブの使い方がうまい人たちがドイツには多いような気がします。では日本人の本来持つ響きっていったい何なんでしょうかね。
業界標準になりつつあるコンボリューションリバーブAudioEase のAltiverbがバージョンアップ7に、様々な音場環境を高解像度でシュミレートするIR(インパルスレスポンス)によりさらにこだわりのある響きを追求できそうです。IRフォトブラウザー、シンセティックブライトネス、IRドラッグ&ドロップ、Chaosモードなどの機能が追加。下のビデオはHD対応、ヘッドフォンで聞くとその違いが大きく理解できます。
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