ドイツベルリンの新しいエフェクターメーカーであるKOMA Elektronik。今日はFT201 (アナログフィルター+10ステップシーケンサー)とBD101(アナログゲート+ディレイ)を試してみた報告をしようと思います。

FT201BD101、共にペダル式のエフェクターということで、本体左下には金属製のフットスイッチがついています。白のアルミケースに包まれた本体に、木製のサイドパネルが施してあるデザインはとてもクール。サイズ的にはMoogのMoogerfoogerシリーズを思い起こさせますが、こちらのエフェクターは共にフロントパネルに10個のパッチベイがあるので、ケーブルの接続を面倒に思うことなく行うことができるのが良いところです。そしてフロントパネル右下にあるのが、KOMAのチャームポイントとなりつつある赤外線コントローラ。コントローラの上に手をかざすと、その距離に応じてエフェクトの効果をコントロールすることができるもので、軽く遊んでみるとマジシャンにでもなったかのような気分、真面目に遊んでみると予測できないサウンドが飛び出して来るのに驚かされます。どちらもMIDIは装備されていないので、外部音源と同期を取る際にはCVを使った接続が必要になってきます。

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発売前から話題になっていたSonic ChargeのPermut8が昨日リリースに。最近のプラグインエフェクターの傾向としてよくあるデジタルクラッシャーやビートリピートなど、特にグリッチ系の音楽が好きな人にはアピールするプラグインエフェクター。

Permut8は12ビットのデジタルディレイ、サンプリングレートが0から352khzという特徴を持つエフェクターで、プログラム可能なプロセッサーによってコントロール制御も意外に簡単。リズムトラックにインサートすると複雑でトリッキーなリズムになったり、リードトラックにインサートすると、いわゆる12ビットのザラザラ感が得られ、より力強いサウンドになったり、キレイな音になったりするなど、様々なサウンドデザインが考えられる。バーチャルサチュレーター、リミッター、フィルターも装備。下のデモを聞いてピンと来た人、ぜひ試してみてください。現在3週間のフリートライアルバージョンがダウンロードできます。$66   Sonic Charge

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レコードを使うわけでもなく、CDを使うわけでもなく、ポケットに入っているスマートフォンやカバンに入っているiPadに入っているトラックを使ってDJプレーを楽しむことができるマシンが登場。

パイオニアXDJ-AEROはWifi接続対応の2チャンネルのDJミキサー。最大4台までのWifi接続が可能で、専用アプリを経由することでこのミキサーにスマートフォンなどからトラックを送信することができる。送信されたトラックはビートシンク機能や内蔵エフェクターを使い本格的DJプレーを楽しむことができる。

  • Jog Drum シルバーのジョグホイール。タッチするとトラックを再生、回すとスクラッチができる。
  • Sample Launch 内蔵された4種類のサウンド(SCRATCH、HORN、SIREN、LASER)専用ソフト「rekordbox」を使うとユーザーが好みのサウンドをメモリすることができる。
  • Beat Effect 4種類のエフェクト(TRANS、FLANGER、ECHO、ROLL)
  • Sound Color Filter  各チャンネルに搭載されているパイオニアのSound color Filter
  • USBディバイスへの録音 WAVファイル
  • Beat Sync トラックとトラックのビート同期

 

Wifi通信でサポートされているトラックのフォーマットはMP3とAACファイルのみ。しかしUSBディバイスやコンピュータからのトラックの読み込みも可能で、MP3、AAC、WAV、AIFFフォーマットの再生が可能になる。その際は専用ソフト「rekordbox」での準備が必要になる。

8月30日発売予定 予想価格 ¥99,800

Pioneer


Bitspeakなどユニークなプラグインで有名なSonic Chargeが、新しいプラグインエフェクターPermut 8を8月13日からリリースするとのアナウンスがされています。インターフェイスを見るかぎりまだ不明な点が多いのですが、現在、公式ホームページでデモ音源を聞く事ができます。MIXノブを+にするとwetサウンド、−にするとdryサウンドになりますよ。

Sonic Charge

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Inear DisplayからリリースされたVSTプラグインエフェクターEurydice。最近よく聞くエフェクター用語「グリッチ」「マングル」「ステュッター」など、ダブステップやエレクトロハウスで使われることの多いデジタルノイズを作るエフェクター。リバーブやディレイのような伝統的なエフェクターと違い、予期できないサウンドが飛び出して来るのが面白いです。平坦なリズムパターンにこのエフェクターをかけると、今どきの動きのある派手なサウンドになり、いじりすぎると、カオスになります。Mac & Windows 対応 デモバージョンあり。現在$10 Inear Dispaly

 

 

  • 2 Granulizer / Stutter effects with up to 1 second looping
  • 2 Multimode filters (lowpass, highpass, bandpass and notch)
  • 2 Bitcrushers
  • 3 LFOs (can sync to tempo)
  • Oscilloscope
  • Randomizer
  • MIDI learn
  • MIDI program change support
  • Lifetime free updates for registered customers
  • VST 32 and 64 for Windows and Mac Os X and Audio Unit 32 and 64 for Mac Os X.
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8種類のループ素材をスライスしてマッシュアップ、エフェクターを使いトリガーシーケンスを組むことで、超グリッチなトラックを作ることができるソフトウェアBreak Wife。以前はMax for Live専用インストゥルメントでしたが、バージョン3.0からMac/Windows スタンドアローンアプリとしての購入も可能になりました。下のビデオを見ればその激しさが良く分かります。Max for Live専用 $2.5 Mac/Windowsスタンドアローン $25

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