AKAI MPC FLYの発売が間もなくか、というところに新たなる競合が登場。デザイナー Kyle DeHovitz氏 とIsaac Blankensmith氏によって開発中のMPCタイプのiPadコントローラー・プロトタイプ。アルミ製のボディには伝統的な16のパッド、4つのフェーダーと8つのノブが並べられてあり、iPadに似合うシンプルでエレガントなデザインになっている。Nicolas Jaarを監修に迎え、ライブパフォーマンスに必要なワークフローの向上にも努めているという。オープンソースのディバイスとして作られており、サポートするアプリケーション次第ではとても期待度の高いコントローラーとなりそうですが、我々が実物を目にするまでにはまだ時間がかかりそうです。
赤いボディに包まったAKAI MPC FLY。AKAIサンプラー S-2000がiPadアプリとなり、専用コントローラとともにスポーティーな形でよみがえっています。パッドのたたき心地はやや薄っぺらいかな?という印象がありましたが、そこは本家MPCと比べること自体がナンセンスかと。エディットはiPadのタッチスクリーンで行うことができ、これは新しい感触。さわっていると、これがiPadなのかどうか忘れてしまうようなコントローラとの一体感。iTunesライブラリーに入ったトラックをすばやくサンプリングすることができたり、即、エディットページに入れるのが今の時代のスピード感なのかも。
NAMM2012での発表以来、長いこと待たされ続けているMPCファンの人々。その気持ちよく分かります。今回のMusikmesseでもMPC FLYはガラスケースの中を出たり入ったり。しかしもうすぐです。
いっかい AKAI MPCがiPadアプリTabletopに載るというニュース
いっかい AKAIの復興はいかに?その3 MPC Fly遂にに登場
Native Instrumentから発表されたDJソフトウェアTraktorのためのコントローラーKontrol F1。カラフルな色が印象的な16のパッド、4つのボリュームフェーダー、4つのフィルターノブが付いている。数ヶ月前からその画像は目にしていたのですが、昨日その全貌が明らかにされました。
Traktor Pro 2.0からの新しく搭載された機能サンプルデッキ。プレー最中の曲をサンプル録音できたり、手持ちのサンプルを読み込み、プレー中の曲と簡単にミックスすることができる新しいデジタルDJソフトウェアの形。今回発表されたTraktorバージョン2.5ではサンプルスロットデッキの数が16から64に増え、Remixdeckという名前に変更。そしてこのKontrol F1がそのRemixdeckに完全統合することになっています。通常のDJプレーだけではなく、MPCのドラムパッドやAbletonLiveのセッションビューを合体させたようなDJスタイルを作ることができるようになります。サンプルのトリガーだけではなく、ボタンの組み合わせ方によってシンク、クォンタイズ、サンプルサイズ、リバースなどの機能をトリガーすることも可能で、様々な使い道が考えられます。
ただ音楽を流すだけの伝統的なDJではなく、とにかく音を混ぜ、なにか新しいものをクリエイトするリミックススタイル、これがNIが提案する『リミックス・デッキ』なのです。
下のビデオはDMCチャンピョンDJ ShifteeによるF1を2台使ったデモンストレーション。華麗なる手さばきをご覧ください。
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栄えある優勝はMarco Donnarumma氏によるXth Sense。マッスル(筋肉)サウンドの開拓を試みたというこのXth Senseは、2つのセンサーマイクを体に取り付け、体のジェスチャーによって音をコントロール、コンピューターで音声処理をしている作品。あまり新鮮なアイデアには思えないが、同じジェスチャー系の楽器でもKinectを使うよりも体の動きを使った力強い音楽表現ができるもののように伺える。会場で見ていたら圧倒されたに違いない。(ビデオ下)
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可愛いともかっこいいとも言えない、なんだか不思議な魅力を感じるコントローラーですね。KeithMcMillen QuNeoのサイズはiPadとほぼ同じ。パッドを叩く強さや、パッドを叩く位置によって様々な表現ができ、ビジュアルフィードバックが返ってくるコントローラー。USB、MIDI、OSCにも対応。まずはビデオをみてみましょう。$249,95の新世代コントローラー、皆さんはどう思われますか?