次世代DAWソフトウェアとよばれているBitwigもムジークメッセ 2013 にエントリー中。会場ではモニターディスプレイ2台、MIDIコントローラNectar Panorama P4、Novation Launchpad を使ったBitwig プロトタイプのデモンストレーションを見せてくれました。

今回の展示でbitwigが特に強調していたことは「市販されている大概のコントローラでの操作が可能になる」というところで、Ableton Push やNI Maschineコントローラもその中に含まれているようです。

また、Bitwigのマクロ・コントロールはカラーコーディングをすることが可能になり、ユーザーが持っているコントローラに同じ色のステッカー(画像下)を貼ることでその識別を行いやすくするというプランも含まれているようです。

Bitwigをさわってみたのは私自身は初めてだったのですが、やはりこのソフトウェアはAbleton Liveに似ているものなので、Liveに慣れている人であればおおまかな操作はすぐにできてしまいます。

Ableton liveで楽曲を完成させるには、セッションウィンドとアレンジウィンドの二つのページを行き来しなければならないのですが、Bitwigではこの垣根が取り払われているところが特に気にいったところです。一つの画面でセッションウィンドとアレンジウィンドウを同時に使用することのできるアレンジメント・クリップ・ラウンチャー(画像下)は、特に便利です。

また、二つのモニターディスプレイを同時に使用することができるのは、Liveユーザーにとっては羨ましく感じるところで、アレンジをしながらでもミキサーをコントロールできるのも嬉しいところです。

その他、各MIDIノートにオートメーションを書き込むことができたり、MIDIノートとオーディオ波形を同時に表示させることができるレイヤー機能も感動した部分です。

リリース時期は今年度末とのことですが、「納得するまではリリースはしないよ」ともスタッフが言っているように、まだしばらくマイペースな開発が進められて行くようです。価格はLogic Proよりもちょっと上、Ableton liveよりもちょっと下を目指しているとのこと。私自身がBitwigに望むことは、「次世代」といえる新しくて分かりやすいソフトウェアですが、それよりも何よりも他のソフトウェアよりも「いい音質」であることです。

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2010年のリリース以来着々とアップデートを重ねるサンプラー&ステップシーケンサーLoopseque for iPad。たった500円のアプリなのですがユーザーが望んでいる機能が次々と追加され、「使えるシーケンサー」に成長しています。

バージョン2.4ではMIDI機能が搭載。LoopsequeのループをコンピューターのDAWソフトウェアとテンポ同期することができたり、バーチャルMIDI対応のアプリを使ってシーケンスを組むことができるようになっています。

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スタインバーグCubasis for iPadが本日アップデートバージョン1.1をリリース。今回のバージョンではファンが待ち望んでいたAudioBusをサポート。これによりAudiobus対応アプリのサウンドをCubasisにオーディオレコーディングすることが可能になりました。

設定はとてもシンプルで、AudioBusメインスクリーンの入力スロットで使いたいアプリを選択し、アウトプットのスロットでCubasisを選択します。するとCubasis側のメインスクリーンに自動的にトラックが作られ、アプリの名前を確認することができます。あとは録音するだけ。

(下の画像ではKorg iPolysixを選択。Cubasisの画面でもiPolysixと表示されているのが確認できます。)

Steinberg Cubasis

App Storeにて¥4300

いっかい 「Steinberg Cubasisをつかってみた」

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いよいよ来年早々にリリースが予定されているAbleton Live専用コントローラPUSH。”演奏するための楽器”として作られているこのコントローラは、サイズ37cm×29.3cm、重さはおよそ3kgで、NI Maschineコントローラと比べるとよりやや大きめの作りになっているようです。すでに買い物リストの1、2位を争う期待のマシン、今からリリースが待ち遠しいわけですが、その前にもう少しどんなことができるのかチェックしておきたいと思います。

 

  さて、Ableton によって投稿されたばかりのPushのデモンストレーションビデオ(メイキング・リズム編)ではAbletonLiveのプラグインDrumRackを使ったリズム制作方法が説明されています。

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Critter & GuitariのニューファミリーBolsa Bassは、ショッキング・ピンクのボディに身をくるんだモノフォニックのベースシンセサイザー。木製のボタンを鍵盤のように使って演奏したり、内蔵シーケンサーを使ってベースラインを作ることができる。

右端のノブはボリューム、右から2番目のノブはチューニング、残りの2つのノブはモードによって機能が変わる。モードは(Circle Ramp、Sawtooth Ramp、Analog Style、Filter Envelop、FM Pad、Bass Delay)の全6種類のアナログモデリング。MIDIにも対応しているのでBolsa Bassを音源としてだけ使うことも、コントローラとしてだけで使うのもアリ。$250


 Critter & Guitari

いっかい 「kaleidoloop-超ポップなサウンド・コレクティング・マシン」

 
 


TB-303×2、TR-808、TR-909をシュミレートしたソフトウェアシンセサイザーの大御所ReBirthが久しぶりのアップデート。

Rebirth for iPadに新しくフューチャーされたデュオモードでは、iPadを中心に友達と向き合って白熱のセッションを楽しむことができます。なんと画面の半分が反転することに。

それよりも、やっとのことでMIDI同期に対応したことで、普通にスタジオでも使えるアプリになりました。

やっと。

 

* デュオ・モード – インストゥルメントを反転して、2人で1台のiPadを演奏。
* MIDI同期 – ReBirthを、DAW、MIDIハードウェア、または他のアプリと同期。
* バックグラウンド・モード – ReBirthを他のアプリに同期させながら、バックグラウンドで再生。
* SoundCloud共有 – ReBirthで作った曲をSoundCloudで共有。
* iTunesエキスポート – 作った曲をiTunesへ書き出し。
* バグ修正とパフォーマンスの向上。

 

App Storeにて¥850

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