Secret Base Designによる新作アプリVoxKit。前作のAudio MIDI Connectは歌声や実際に弾いた楽器の音をMIDIデータに変えてくれるものでしたが、今回のVoxKitはドラム専門のMIDIコントローラー。たとえば手をたたくとキックの音がなる、茶碗をたたくとハイハットがなるなど、身の回りにあるものをドラムコントローラーにして、ドラムの打ち込みができるアプリ。同時にならすことができるサウンドは4つまで。またwifiネットワークを使い外部MIDIディバイスをならすこともできます。茶碗をたたいているのにキックがなったりしてしまうことはたまにありますが、リアル感のあるグルーブを作るには今後期待が持てそうなアプリです。条件: iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、およびiPad に対応。iOS 4.2 以降が必要  App Storeにて¥85

 

いっかい 「 Audio MIDI Connect for iOS」

いっかい 「Audio MIDI Connect ディベロッパーSecret Base Design Softwareへのインタビュー」

いっかい 「Simmons社 Clap Trap のイミュレーションアプリClap Box for iOS」

いっかい 「すべてのものをパーカッションに」

 

 

 


サンプルライブラリーやAbleton LivePackで知られるPuremagnetikからリリースされたiOSアプリClap Box。嬉しいフリーアプリ。1982年にイギリスSimmons社によって作られていたハンドクラップ専門のシンセサイザーClap Trapのイミュレーションで、オリジナルマシンのパラメーターを意識したデザインはSimmonsファンにとってはうれしいところ。面白いのは、オーディオトリガーに対応していることで、iPhone/iPadのマイクロフォンに向かって実際に手をたたくと、このClapBoxからもハンドクラップの音が聞こえてきます。Wifiを使ったMIDIにも対応。下のビデオはオリジナルClap Trapのデモンストレションビデオです。

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Native Instrumentsが MaschineとMaschine Mikroの大幅割引を実施中。8月31日まで。これは相当うれしい話ですね。MaschineとMaschine Mikroのどちらにしようか迷う人たちも多いかもしれないので幾つかのポイントをあげておきます。

Maschineのソフトウェア自体は共に全く同じモノなので、出てくる音は全く一緒なのですが、大型のコントローラーだとコンピュータの画面を見なくてもほとんどのことをコントローラーだけで操作することができますが、Mikroだとそう簡単にはいきません。たとえばサンプルの編集だったり、音源やエフェクターを選ぶ時には大型コントローラーの方のスクリーンを使う方がはるかに分かりやすいです。

そしてノブやボタンの数から見ても分かるように、大型のほうがリアルタイムに操作できることがはるかに多いです。例えば、演奏中にエフェクターをグリグリといじったりしたい人には断然大型の方をお勧めします。

それからMikroにはMIDI端子が付いていないので、今後コントローラー等の拡張をして行きたいひとは注意しておいた方がいいかもしれません。しかしMikroの魅力はそのコンパクトなサイズ。パッドをたたくことに集中するのであればMikroでもまったく問題ないでしょう。

Native Instruments Maschine


 

Android搭載のモバイル音楽制作ディバイスMiselu Neiro。そのアプリケーションの一つ、Retronyms開発によるドラムマシーンXOX Drum Derangerのデモバージョンのビデオが公開されています。オーソドックスなステップシーケンサー型のドラムマシンアプリのようですが、タッチスクリーンに鍵盤が付いたこのサイズのディバイスはやはりとても魅力的に感じます。

 

miseru

いっかい Android搭載のモバイル音楽制作ディバイス Miselu neiro

 

 

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フランスのメーカーFeeltuneから発表された新Rhizome SXE。キーボードをメインとしたワークステーションはYAMAHAやKORGなどから多く発表されているが、このRhizomeはシーケンサーパッドをメインとしたドラムマシーン型ワークステーション。OSにはWindows 7が搭載してある。4つのLCDスクリーンは超鮮明、16のパッドと32のノブは十分な感触。8つのアウトプット端子。99%のVSTプラグインもサポートしている。その快適な動作にはビックリさせられる。ダンス系ミュージックのクリエーターは要チェックだ。価格は€3299

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赤いボディに包まったAKAI MPC FLY。AKAIサンプラー S-2000がiPadアプリとなり、専用コントローラとともにスポーティーな形でよみがえっています。パッドのたたき心地はやや薄っぺらいかな?という印象がありましたが、そこは本家MPCと比べること自体がナンセンスかと。エディットはiPadのタッチスクリーンで行うことができ、これは新しい感触。さわっていると、これがiPadなのかどうか忘れてしまうようなコントローラとの一体感。iTunesライブラリーに入ったトラックをすばやくサンプリングすることができたり、即、エディットページに入れるのが今の時代のスピード感なのかも。

NAMM2012での発表以来、長いこと待たされ続けているMPCファンの人々。その気持ちよく分かります。今回のMusikmesseでもMPC FLYはガラスケースの中を出たり入ったり。しかしもうすぐです。

 

AKAI MPC FLY

いっかい AKAI MPCがiPadアプリTabletopに載るというニュース

いっかい AKAIの復興はいかに?その3 MPC Fly遂にに登場