現在アメリカ・ラスベガスで開催中の家電見本市CES にて、カシオはTrackFormer というシリーズで2種類の音楽機材(DJコントローラXW-DJ1 そしてサンプルドラムマシンXW-PD1 )を発表しています。DJコントローラXW-DJ1は、7インチのターンテーブルが中央に備えられ、iOSアプリAlgoriddimのjay2との連携によりスクラッチを主体としたDJコントロールを楽しめるもののようです。一方、XW-PD1 は中央にMPCスタイルの4×4のパッドが備えられ、内蔵するサンプラーとシンセサイザーを使いながらグルーブパターンを作っていくもののようです。両マシンともにスピーカーを内蔵、そして電池駆動が可能になっているほか、コンピューターやiOSデバイスとの接続ポートが装備されているようです。XW-DJ1 の価格は$299、今月末からの発売。XW-PD1 は価格$399、3月の発売となっています。カシオのホームページにはまだ公式な情報が掲載されていません。
それにしてもこの形かなり大胆ですね。StarWarsのミレニアムファルコンか?という話もありますが、個人的には先日おとずれたスペインのあちらこちらで見かけた生ハムに見えてしまいます。
Native Instruments はMaschineソフトウェアのアップデートバージョン2.2 をリリースしました。Maschine 2のオーナーはいつものようにNI Service Center よりダウンロードを行うことがが可能となっています。
今回のアップデートで注目したいのはKeyboard Modeにスケール・コードエンジン、そしてNote Repeat にアルペジオ機能が加わったことです。この機能はハードウェアコントローラ専用の機能で、ソフトウェアからはコントロールすることができません。つまりは、コントローラを使った演奏が今まで以上に楽しくなる新機能といえるでしょう。
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世の中には素敵なドラムマシンは数あれど、操作方法はどれも決して易しいものではありません。ましてや初心者が初めてドラムマシンをさわった時には絶対と言っていい程に操作方法に迷い、仕方なくマニュアルを読み始めたり、最悪の場合はそれ以来スイッチすら入れなくなってしまったりするものです。
誰でも使える簡単なドラムマシン。そんなコンセプトがもとに作られた「Keezy Drummer」は、動画共有サイトViemo の開発者の一人として知られるJake Lodwick が手がけたiOSドラムマシンです。
初めてKeezy Drummerを開いたときスクリーンには2つの丸いスイッチが表示されるのですが、これがすでに用意されている2つのトラックです。スクリーン下にあるプレイボタンを押すと演奏が始まります。
丸いスイッチを押してみると今度は4×4の丸いスイッチが表示され、このスイッチをタップするとその箇所が演奏されることが分かるでしょう。
プレイボタンの上に表示されているリストから音色を選ぶことができ、わずか14種類ではあるのですが、これがこのアプリのコンセプトです。
音色を選んだら、チェックスイッチを押して元のスクリーンに戻ります。トラックを追加したい場合には+スイッチを押します。スピードを変えたい場合はプレイボタンの左にあるダイヤ型スイッチを押します。
タップ→聞く→タップ→聞く
これならば初心者でも、子供でも、悩むことなくドラムパターンを作れるようになるわけです。ドラムマシンをさわったことのない彼氏/彼女と一緒に遊ぶこともできますね。初心者でなくても、アプリを起動してすぐに取りかかれる、この即効性もこのアプリの持つコンセプトです。
次のバージョンでは作ったパターンを共有することができるようになるようです。
しかもフリー!
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昔(1985年)、つくば万博でロボットがエレクトーンを演奏するという展示を見てもの凄い衝撃を受けたものです。今、改めて調べてみると、あのロボット(WASUBOT)は頭部のCCDカメラで普通の楽譜を読みながらエレクトーンを演奏できたり、聴覚もあって人間が歌うとその音程に合わせて伴奏の音程を調整することができたとか、今更ながらにその能力に驚かされるわけですが、楽譜を読めなければプロミュージシャンとは言いがたかった当時の様子も反映されていて微笑ましくも思うところです。
時は経ち、現在フランスで開発されているヒューマノイドPoppyは、2つのHDカメラ、ステレオマイク、慣性計測装置、Raspberry Piを搭載。顔となるディスプレイには表情を表示することが出来るそう。直立二足歩行も可能、ボディの構築には3Dプリンタが採用され、ハード・ソフトもともにオープンソースとして公開されているモダンスタイルのロボット。価格はおよそ100万円するそうです。
人間と一緒に音楽を演奏させるという実験も進められており、Poppyは体を動かすことによって音をならすことができるそうになるそうです。左足でキック、頭でスネア、左肩でフィルターモジュレーション、右肩をあげると妙な奇声をあげます。
楽譜を読んでいた頃のロボットとは違い、現代のミュージシャンロボットはストリート系音楽にも対応し、よりリズミカルになってきている様子を伺えます。スニーカーも可愛いですが、動きも顔もとても可愛く見えます。打ち込みを手伝ってくれるようになったらもっと可愛いかもしれません。
昨日のAKAI Professional によるアナログドラムマシンRhythm Wolf デモビデオに続き、今日はリチャードディバインによるRhythm Wolf パフォーマンスビデオが公開されました。ビデオでは2台のRhythm Wolfと数々のスーパーサイエンティフィックシンセサイザーを統合したパフォーマンスを見せてくれます。
また、AKAI PROはRhythm Wolf 特設サイトをオープンしています。