Native Instruments はMaschine のソフトウェア、バージョン2.2 のリリースを11月に行なうとのアナウンスをしました。Maschine 2.0 ユーザーは無償でバージョンアップを行なうことができる予定になっています。また、Maschine 1.0 ユーザーで、かつ10月に発売予定のKOMPLETE 10、KOMPLETE 10 ULTIMATE、KOMPLETE KONTROL Sシリーズのレジスターを行なったユーザーもMaschine 2.2 のダウンロードを無償で行なうことができます。

Maschine 2.2 では特にインストゥルメントを演奏する機能が強化され、スケール・コード・アルペジエーター機能が加えられています。KOMPLETE との統合も以前よりも進み、同じく10月に発売予定されているKOMPLETE KONTOLキーボードからでもMaschineをコントロールできるようになっているのが大きな注目点です。

そうなれば、MaschineからKOMPLETEの音源を演奏するのも当然たのしくなるわけですし、MaschineコントローラとKOMPLETE KONTROLキーボードを二つ並べて演奏するような光景が頻繁に見られるようになるのかもしれません。

 

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2月のMusikmesse 2014 でアナウンスされて以来、注目は大きかったものの肝心なそのサウンドがどのようなものなのか聞くことのできなかった AKAI Professional のアナログドラムマシンRhythm Wolfですが、ついにAKAI Pro によるデモビデオが公開され、その生音を聞くことができます。

ビデオはすべてリアルタイムの演奏が収録されており、ベースサウンドには外部ディレイエフェクターがかけられているそうです。それにしてもサウンドの方はかなりサブの効いたご機嫌なアナログサウンド。ヘッドフォンもしくは大型スピーカーで聞いてみてください。

AKAI

 

 

 

 

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Hanson Interactive がリリースした新しいiPad 専用のビートメイキングアプリGumdrops。合計64トラックそして各トラックには32ステップのシーケンサーが 備わっています

これまでのビートメイキングマシンというと、ひとつのインストゥルメントを呼び出し(たとえばハイハットを選択するなど)パターンをプログラムしていくのが普通で、ハイハットとスネアのパターンを同時に変えるような操作をすることができませんでした。このGumdropsの場合だと、両手を使って、左手はハイハットの操作、右手はスネアの操作をするようなことも可能になり、もっとドラムらしく、もっとエモーショナルなドラムマシンプレイを楽しめます。

上の画像を見て分かるように、インターフェイスには64個のスイッチが並べられており、これらのスイッチを押すと、中で設定してあるシーケンサーが動く仕組みになっています。下の画像はシーケンサーを開いたときの画像。シーケンサーはベロシティにも対応しています。

 

Gumdropsは一通りの機能にも対応しています。MIDIクロックは送信のみ可能。

  • Inter-App Audio
  • Audiobus
  • AudioCopy/Paste
  • MIDI Clock
  • WIST
  • SoundCloud

App Store にて¥500

 

 

 

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スウェーデンのシンセサイザーメーカーTeenage Engineering が発売を予定しているドラムマシンPO-12

Teenage Engineering といえばOP-1。80年代のカシオの小型シンセサイザーが進化したような、キュートモダンなシンセサイザーがイメージされて作られたという話は有名。

今回Teenage engineeringがイメージしているのは、80年代初頭の任天堂の液晶ゲーム機ゲームウォッチのようで、名刺サイズ程の超ポータブルドラムマシンに仕上げられるそう。

上の画像ではやや大きく見えてしまいますが、先日公開されたばかりのデモンストレーションビデオを見てみると、やはりかなりミニサイズであることが分かります。

SiliconLabs製のEFM32マイクロコントローラを搭載したPO-12には、23個のスイッチと2つのノブが付いており、フィルター操作や16種類のエフェクター操作を行なうこともできてしまうそうです。MIDIは付いていないものの、オーディオインプット端子とアウトプット端子を使って他の機材とチェーン接続をすることもできるようです。

 価格はおよそ$50 !!  OP-1 とは違ってかなり格安であるところが愛おしさを増します。まずはビデオを見てサウンドの方をチェックしておきましょう。

 

 

こちらのビデオはMoogのペダルエフェクターMinifooger とのコンビネーション。めちゃ楽しそう。

 

pic from CDM

 

 

 

 


この秋にリリースが予定されているAKAI のアナログドラムマシン「Rhythm WOLF」。

このリリースの話自体は今年の2月頃からあったわけですが、Musikmesse 2014 では展示されてはいたものの肝心の音を聞くことができなかったり、ややフライング気味のスタートを切ったマシンではあるのですが、先日公開されたYoutubeビデオで「Rhythm WOLF」の音をやっと聞くことができるようになりました。ラフなセッションといった感じのビデオではありますが、ヘッドフォンを使って聞けば、なんとなくではありますが「Rhythm WOLF」のキャラクターが見えてきます。

 

 

「Rhythm Wolf 」にはキック・スネア・クローズハット・オープンハット・メタリックパーカッションの5つのボイスが装備されており、それぞれのピッチ・アンプ・ボリュームをノブで操作することができるスタンダードな配列になっています。それぞれのボイスにはMPCパッドが付いているので、リアルタイムな演奏も楽しめそうです。(残念ながら?クラップは入っていないようです。)

ベースシンセサイザーも同様に、ピッチとエンベロープのコントロールが可能になっているようですが、割とシンプルなシンセサイザーといった様子です。

面白いのは「Howl」というネーミングがされたエフェクターで、これはディストーションに近いエフェクターのようです。(Wolf..Howl…狼のようなワイルドなイメージなのでしょうか)

興味深いのはシーケンサー部で、32のパターンをストアすることができ、スィング機能も付いています。MIDI OUT ・ゲートを使って外部MIDIマシンとの連携も計れるようです。

価格が$199ということで、同じ価格帯のコルグのVolca Beatsやvolca Bass との比較をするのが楽しそうです。「Rhythm Wolf 」は今年秋の発売予定。はやく実機を試してみたいです。

 

AKAI

 

 

 

 


まず、iMPC Pro の凄いところは合計64トラック使えるというところ。一つのトラックには64種類の音(A~Dバンク)をロードすることができ、つまり理論上では合計4000種類以上のサウンドをドラムパッドの上に並べてトラック作りをすることができるわけです。果たしてそれだけの音が必要な人がいるのかどうかは分かりませんが、とにかくiPad アプリはもうそんな凄いレベルまで来たんだ、という業界の凄みを感じるところです。とはいえ、私のiPad  2でそんな大量のサウンドを読み込見込まそうとした時には当然クラッシュします。(やはりそろそろ買い替え時なのでしょう。)

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