インドネシアの新しいシンセサイザーメーカーStron SystemによるアナログシンセサイザーStorn Magaの詳細が発表になりました。

以前FaceBookに投稿されていたクリーム色の鍵盤付きシンセサイザーとは違うようでやや残念ではありますが、音の方は期待通りのピュアアナログ。MIDIとモジュレーションパッチはデジタルで制御するハイブリッドタイプのシンセサイザーモジュールのようです。モジュールはポータブルケースに収まっており、持ち運びにも便利な頑丈な作りになっているようです。この辺りはRolandのSH-5あたりを思い起こさせます。

 

 

 

Stron Magaは2月上旬よりまずは10ユニットの出荷が開始される予定ですが、すでにプリオーダー10ユニットは売り切れのようです。しかしまずはどのような音なのかチェックしてみたいですね。2014年はアジアのメーカー勢にも期待できるかも!

価格はUS $ 1,500

Features :

VCO, VCA, VCF, LFO, AD Envelope, ADSR Envelope, Noise
VCO with multiple independent output
VCO input from CV IN
Processing external input from instrument such as guitar, bass, drum, vocal etc.
MIDI IN and MIDI OUT
Patch Matrix with save and edit system
Complex mixer routing (input/output path)
Portable Case

Specification :

1 VCO (SINE, TRI, SAW, SAW SHAPE, SUB)
1 VCF (LPF/BPF)
1 VCA WITH Modulation DRIVE
1 NOISE (WHITE / PINK NOISE)
1 LFO (TRI / SQUARE)
1 ADSR ENV
1 AD ENV (CHAOS LFO / AD envelope can receive input trigger via LFO output)
1 SAW SQUARE LFO (CHAOS LFO)
1 EXTERNAL AUDIO
PRESET MODULATION MATRIX (40 preset)
HEADPHONE OUT
MIDI IN/OUT
MIDI OUT (CONTROLLER)
CV GATE IN
CV GATE OUT
AC INPUT SUPPLY

Storn System

 

 

 

 


まだ試していないんですが、このBrute LFOはiOSデバイスのヘッドフォンアウトプットからアナログシンセのCVインプットにLFOシグナルを送って、モジュレーションをかけることができるアプリなんだそうです。iPhoneやiPadをユーロラックモジュールシステムに組み込めてしまうというニッチなアイデア。面白そうですね。まずはArturia MiniBruteを操作しているビデオを見てみてください。

 

 

App Store にて¥400

Justus Kandzi

 

 

 

 


Tiptop AudioがリリースするToms 909はローランドのTR-909のLow tom/Mid tom/High tomサウンドを再現したユーロラック型のモジュール。オリジナルマシンよりもチューニング幅が大きく取られていたり、ボルテージコントロールが可能なことによって、キックサウンドのような低音からメタリックなパーカッションサウンドを作ることも可能になっている。

Toms 909は9つの三角波オシレーター+フィルター+VCA+エンベロープの回路によって構成され、合計で450以上の部品が使われているという。この巨大な回路がわずか16HP幅のユーロラックケースの中に収まり、それはまるで「アナログの宝石」とでも言えるのかも。

 

 

 

Tiptop Audio

 

 

 

 


シンセサイザーは日本・アメリカ・ドイツ・イギリス・スェーデン・フランスのメーカーだけが作っているわけではありません。最近ではチェコ共和国のStanduinoやイランのHyper Synth や台湾のGroovesizerも注目を集めて来ているようで将来が楽しみです。特にアジアのメーカーとなれば親近感をより感じるものです。

Storn System はインドネシアのバンドンに拠点を置く新しいメーカー。Stornとは「SynThesizer electRONic 」の略なのだそうです。月末には新しくウェブサイトがローンチされ、そこで何かが発表されるようです。

上の画像、Korg MS10/20やEMSにインスパイアされたというMagaという名前のセミモジュラーシンセサイザー。そして下の画像はFacebookに投稿されていた Störn。こちらの方はドラムシンセサイザー(シーケンサーなし)のようです。色合いといい、なかなか美しいデザインではありませんか。

Storn System

via Sequencer.de

 


 

コルグが共同開発した 「自分だけの」モジュラー・シンセサイザーを組み立てられるキットLittle Bits Synth Kitのオフィシャルビデオが公開になっています。出演はReggoe Watts

思った以上にパワフルな音を出すSynth Kit。他のLittle Bitsキットと合体させればもっと面白いことができそうです。

子供も大人も嬉しい、クリスマスプレゼントはこれで決まりでしょう。

オフィシャルビデオも山ほど公開になってます。LittleBits YouTube チャンネル

Little Bits

ショルダーキーボードhttp://youtu.be/nodSN2yFXE0

DJスタイルhttp://youtu.be/91QMAQfGJYw 

 

 


  先日発表になったKORG共同開発による「Little Bit Synth kit」に続き、今週はモジュラーシンセファンにとってはドキドキする発表が多いようです。

「Patchblocks」は付属するソフトウェアを使ってシンセサイザーやエフェクターをユーザー自身がプログラムすることができる小型のシンモジュールで。このモジュールを幾つか連結させて、ドラムマシン+シンセ+シーケンサーのようなシステムを組んだりすることも可能で、どのようなプログラミングをするかによって、本当に「自分だけの」モジュラーシンセを作ることができてしまうキット。

プログラミングというとちょっと難解そうなイメージですが、「Patchblocks」のソフトウェアはビジュアルが多く使われており、エレメントとエレメントをバーチャルケーブルでつなぐことだけでプログラミングできてしまい、あとはUSB接続したハードウェアに転送するだけ。

 

  • stereo audio input
  • stereo audio output
  • 2 channel digital input
  • 2 channel digital output
  • 2 assignable knobs
  • 2 assignable illuminated buttons
  • tough 5mm machined acrylic enclosure panels
  • USB chargeable LiPo battery
  • 10bit / 20K sampling rate audio – it sounds fatter than you expect!
  • Patchblocksのカラーは白、ピンク、黒、黄色の4種類

 

Pitchblockは現在クラウドファンディングKickstarterにで出資者募集中。35£(およそ¥5550)でPitchblocksユニット1つゲット、110£(およそ¥17,500)で4ユニットのPitchblocksをゲットできるチャンス!!

 

 

KickStarter