六角形の形をした ひとつひとつのブロックがモジュールのようになっていて、レゴで遊ぶようにこれらを自由に組み合わせながら、オリジナルの楽器を作ることができる Molecule Synth。赤いブロックはアンプ+スピーカー、黄色いブロックはサウンドジェネレーター、紫のブロックはコントローラ。全8種類のブロックが用意されて います。確かにこんな楽器がリビングルームにあったら大人も子供も楽しめるはず。

Meleculeは現在Kickstarterで出資者募集中。ゴールの$15,000にはもうすでに達しているようですが、下のビデオを見て、このカワイイシンセを手にしたいと思った人は出資してみるのはどうでしょうか。

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先月末から公開になった映画「バットマン・ダークナイト・ライジング」、前作「ダークナイト」と同様に Hans Zimmerが音楽を担当。壮大なオーケストラサウンドにシンセサイザーサウンドがミックスされた音楽は、架空の都市ゴッサムシティを怪しげに描いている。ヒーロー不在のストーリーと同様に、際立ったメロディーは控えられ、ダークでありながらとてもエモーショナルな印象を受ける音楽でもある。エンジニアのAlan Meyerson のインタビューによると、「実際映画では大小合わせた4000以上のトラックがミックスされ、ひとつの組曲のような仕上がりになっている」という超ハリウッド級のスケール。

このサウンドトラックのシンセサイザーパートに多く利用されたのがドイツベルリンのソフトウェアメーカーu-heによるZebra 2。ワイヤレスモジュールとよばれるシンセサイザーで、音作りの柔軟さと美しい音色はすでに多くの人に絶賛されている。

そして先日リリースされたThe Dark Zebraは、Hans ZimmerとサウンドデザイナーHaward Scarrによって作られたZebera 2 のサウンドパッチ集。「ダークナイト」「ダークナイト・ライジング」で使用された物を含めたおよそ400のパッチが収められており、ハリウッドレベルのサウンドデザインを目の前にできる絶好のチャンス。下のビデオはそのデモンストレーションビデオ。

 

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Androidの人気音楽アプリCausticのディベロッパーSingle Cell Softwareが、iOSバージョンCaustic Modularのリリースをアナウンス。タッチスクリーンを利用したモジュラー型のシンセアプリとなる予定で、そのプロトタイプを現在Mac & Windowsで試すことができます。

全3つの画面からなるCaustic Modular、まずはプリセットから試してみましょう。フロント画面(画像上)にはすでにプログラムされてあるたくさんのモジュールを抜き差しできるようになっています。後部の画面(画像下)にはたくさんのワイヤーとノブ。これでけインターフェイスが大きければ、目を細めて作業する必要もないので、実験あるのみですね。そして三つ目の画面はエフェクターラック。コーラス、ディレイ、リバーブを付けくわえることができます。モジュラーシンセについて学ぶ絶好の機会ですね。自分で作ったイケてるプリセットやバグレポーはぜひディベロッパーSingle Cell Softwareに送りましょう。

ダウンロードはこちらから Caustic Modular Prototype

via Discchord

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ここ数年海外ではユーロラックタイプ(規格)のモジュラーが大人気。様々なメーカーが参入し、様々な個性的モジュールを発表しています。ひとつひとつのモジュラーのサイズが小さいので、大昔のようにタンスに囲まれながら仕事をするような状況にはならず、小スペースで、様々な機能を持つモジュラーを地道にそろえていくことができるのが現代のモジュラーシンセの魅力。一番気になっていたのは値段だったのですが、でもよく調べてみると実は有名ビンテージシンセなんかと比べてみたら断然割安であることに気がつくのです。そして将来的な拡張性も考えてみれば、今こそモジュラーシンセの世界に飛び込んでみるのも全くアリなのでは、、と思っているところです。

今日紹介するのはそのスタートポイントとなるマウントケース。モジュラーを入れて行く為のケースのことなのですが、Tip Top AudioのHappy Ending Kitはなんと価格$149。パワーサプライが収納してあり、ラックマウント型としてもデスクトップ型のマウントケースとしても使えるデザインがされています。それなら行けるかも!!と思った方は下のインストラクションビデオをどうぞ。

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KOMA Elektronik、ドイツ・ベルリンに拠点を置く2010年設立の新しい音楽ハードウェアのエフェクターメーカー。春に行われたMusikMesse2012では会場内にブースを作らず、専用タクシーの中に機材(そしてシャンパンとキャビア)を用意し、フランクフルト市内を観光しながらデモンストレーションを行ったというユニークな逸話を持つ新しいメーカーです。製造から発送までもすべてを自分らで行っているインディブティックメーカーならではのフレッシュでユニークなアイデアと愛情の詰まった製品は、手にするとその暖かみが伝わってくるものです。

今日は新作KOMMANDERの出荷が開始され始めたたばかりのKOMA Elektronicsのオフィスを訪問.。さっそくその新作を試させてもらうことになりました。KOMMANDERは、トップパネルから赤外線が照射され、内蔵するセンサが赤外線の反射光を感知することによって作動。手や足をこのマシンにかざすことで、マシンから出力されるCV/GATE量をコントロールすることができるというユニークなマシン。RolandのD-BeamやAlesisのAir FXではエフェクターとしてすでに使われているアイデアではありますが、こちらはモジュラーシンセサイザーとどのような接続をするかによって、時にはテルミンのような繊細な演奏ができたり、時には予測不可能な大胆なサウンドを奏でることができるなど、エフェクターとしてもコントローラーとしても幅広く使うことができる所が大きなポイント。

 

KOMMANDERの本体はアルミボックス製、小型のギターエフェクター程の大きさ。9VのDCアダプターで作動。リアパネルには4つアウトプット端子(2つのCVアウトと2つのGATEアウト)を持ち、2つのセンサーを使うことで最大で4つのパラメーターを同時に操作することができる。本体裏面にある4つのTrimmersで出力ボルテージの増減、GATEのスレッショルド増減を調節をすることができる。

X-Y軸のセンサによって手の動き、手とセンサーとの距離を感知する。試したところでは、センサからの距離およそ縦20cmと横15cmまでの動きを感知したようだった。

自前のRoland SH-101を持ち込んでのテスト。さらにKOMA FT 201 (アナログフィルター+10ステップシーケンサー)も接続し、SH-101にクロック信号を送信。これが自分のSH-101なのかと耳を疑いたくなるような奇想天外なサウンドにビックリ。サウンドを掘り起こして行くかのような作業はまさにアナログシンセワールド。ついついはまってしまいます。

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ポルトガルのリスボンに拠点を置くADDAC Systemより発売されているユーロラックサイズのモジュールAudio iNtegrator ADDAC804。iPhoneやiPadをモジュラーシンセと接続しよう、という意表をついたアイデア。iOSディバイスのヘッドフォン/マイク端子から入力されたサウンドは左右の信号の振られ、それぞれの信号をエンベロープ、トリガーとして使い、モジュラーシンセをコントロールすることもできる。 iOSのエフェクターやサンプラーアプリと合体させると面白いことができそう。€220

 

ADDAC System

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