Ableton LiveをiPadからコントロールすることができるアプリ「TouchAble」が大きくバージョンアップし、「TouchAble 2」として間もなくリリース開始となります。グラミー受賞アーティスト(たとえば、ハービーハンコック)からベッドルームプロデューサーまで、世界中のアーティストがステージで、スタジオで、ツアーの移動中に利用している人気コントローラアプリです。再設計された「TouchAble 2」は安定性とパフォーマンス性を重視され、Ableton Live 9 と一体化する数々の新機能が加えられています。
すでに多くの競合iPadコントローラ(Lemur Live Control 2やConductr)がアプリ市場に並んでいるわけですが、今のところ「TouchAble 2」が一番多くの機能を持ち、Ableton Liveの必要な機能ほとんどをタッチすることのできるコントローラアプリです。TouchAbleが唯一触れていないのが「Liveのアレンジビュー」ではありますが、それでもハードウェアコントローラAbleton PUSHより機能が豊富といえます。
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昨日見たJeremy EllisのMaschine Studio プロモーションビデオとは違い、Boombaptistのビデオはあくまでもジャムセッションです。Ableton コントローラ「Push」とiPadコントローラ「Touchable」を使ったテックなトラックに、甘く切ないボーカルが絡むあたりがとても印象的です。後半にはアルペジオフレーズが登場し、スイートな展開で終了します。こういうジャジーなAbleton ライブもしっとりしてていいですね。
Maschine のサンプリング機能もとてもパワフルです。たとえばお気に入りのレコードからフレーズをサンプリングすることや、マイクで自分の声を録音するなど、これまでのサンプラーと同じような使い方はもちろんですが、Maschineで作ったパターンをリサンプリングすることでもっと手の込んだサウンドを作ったりすることもできます。またハードディスクに入っているオーディオファイル(AIFFかWAV)をMaschineで読み込み編集していくことももちろん可能です。サンプリングしたデータはスライス機能を使うことですぐに切り刻むことができ、コントローラのパッドに自動的にならべられるのですぐに演奏にとりかかれます。
Maschine 2.0ではインターフェイスの改善にともない、サンプリングのページも大きく改善しました。機能的なところでは、スライスしたデータとデータの間にギャップを作ることができるようになったり、データ間をオーバーラップすることができるようになったことです。
Maschineのサンプリングは特別に複雑なものではありませんが、とくにビギナーの方々からはよく質問を受ける部分です。一度覚えてしまったら操作は楽になるので、ここでもう一度サンプリングの仕方を説明しておこうと思います。たとえばここではターンテーブルを接続してレコードの音をサンプリングしたいと思います。
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NI Maschineをプラグイン・モードとして使ったとき、DAWソフトウェアにMaschineの各サウンドを個別に出力することができる「マルチアウトプット機能」。この機能を使えばDAWソフトウェアで各サウンドにエフェクターをかけることができたり、ミックスをすることができるようになるだけでなく、Maschineでのライブ演奏もインストゥルメント別に録音することができるようになり、とても便利な機能となります。一度に出力できるチャンネルは16。Maschine 2.0からの新機能ではありませんが、Ableton LiveとLogic Pro X を使った例をここで見ておくことにします。
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DJ Tech toolsが開発中のコントローラMIDI Fighter Twisterは、NI TraktorのRemix Deckをドラム・シーケンサーとして使うことができるようになるコントローラで、16個のエンドレスエンコーダーノブを使い、4トラック分の音色の選択やパターンの作成、ベロシティやフィルターのコントロールもダイレクトに行うことができるようになる。また、このハードウェア自体にシーケンサー機能が内蔵してあるので、TraktorだけでなくAbleton LiveのDrum Rackなどにも使うことができるようになる。
DJ Tech Toolsはデジタル時代のDJをサポートするもっとも影響力の強いサイト。そんなDJ Tech Toolsが開発するコントローラは、さすが実用的でユニーク!!
現在DJ Tech ToolsはMIDI Fighter Twisterのメイリングリスト受付中。リリース予定は来年1月で、どれだけの需要があるかによって価格も決まるようです。