超小型ドラムマシンDam Drumのジェネレーション3が登場。Dam Drum 3は、4つのサウンドとループシーケンサーを内蔵し、なーんと今回はMIDIインプット端子まで付いているので、DAWソフトウェアからコントロールもできちゃいます。Dam Drum 3は限定リリースで、$110。えーもっと安くならないの?と思ってしまいますが、なんといってもハンドメイド。それに見た目も超キュート。11月26日からの発送開始です。
自分でDJコントローラをデザインしてみたかったことはありませんか? クラウドファンディングKicksterterプロジェクト「Umidi」は世界初のカスタム&ビジュアルDJコントローラ。「Umidi」のWebサイトを使ってレイアウトデザインしたものがが組み立てられ、送られてくるという内容。
コントローラに使うことのできる部品は、ノブ・フェーダー・エンコーダー・ジョグホイール・アルミ製プッシュボタン・ドラムパッド・シリコン製ボタンなど、全部品36個の中から選び、色を指定することができる。また、これらの部品を囲むLEDライトの形も選択することができる。
部品を囲む288色のRGB ライトもコントロールすることができるようになり、「Umidiエディター」を使うことによってライティングエフェクトも作れるのだそう。
外装には厚さ2.5cm、重さ1.4kgのアルミ製エンクロージャが使われ、色や柄を選ぶこともできる。
デザインをするには「umidi」のwebサイト Design your ownに行ってみよう。ここで、6×6のブロックに部品を配置したり、色を指定したりすることができる。どんなパーツを使い、どの位置に置いたら良いのか、自分がどんなコントローラを必要としているのか考えるのもとても楽しい。
Traktor, Live, Scratch Live, Virtual DJを含むすべてのMIDI DJソフトウェアに対応。
「Umidi」は12月よりクラウドファンディングKickstarterにて資金募集開始。導入価は格$1050
Abletonが発表したばかりのMax for Liveの4種類のデバイス。Spectrum Effects、AutoBeat、RokVideo。Abletonが発売する初のMax for Live 専用プレミアム・デバイス。
とくにRokVidが気にいっているのですが、このRokVidは音楽制作のデバイスではなく、ビデオFXコントローラのようなもの、Ableton Liveと同期しながら流れる映像にエフェクをかけていくことができるものです。映像について詳しくなくても、プラグインエフェクターを扱うように操作することができます。
動画ファイルだけでなく、ビデオカメラやコンピューター内蔵カメラも同時に使用することができ、これらをブレンドさせていくことができます。そして、Ableton Liveにオートメーションとしてパラメーターの動きを書き込むことができたり、 外部MIDIコントローラからパラメーターをコントロールも可能になります。
ライブセットにはもちろん、音楽制作の際のインスピレーションにもなりそうです。€19
オンライン・コラボレーション。インターネットを介して世界中のミュージシャンとコミュニケーションをとりながら共同作業で音楽を作ることができるツール。例えば、バンドメンバーが同じスタジオにいなくても、別のスタジオで録音することができたり、ネット上で息が会った人と一緒に曲を作っていくことができる夢のセッション・ツール。
これまでにもいくつもの試みがなされてきているオンライン・コラボレーションですが、ミュージシャン同士のソーシャルネットワーキングであったり、ファイルの受け渡しに焦点があてられていたこと、また、ミュージシャンがそれぞれ違うソフトウェアやMIDI機材を使っていたり、大きなサイズのオーディオファイルのやり取りが厄介であったりなど、快適なコラボレーション環境とはいい難いものだったわけです。
しかし、ネットスピードが向上し、クラウド技術が向上し、オンライン・コラボレーションもかなり現実的になってきているような動きがあるようです。
たとえば、間もなく正式にローンチされるOhm Force社による「Ohm Studio」は、オンラインコラボレーションを目的として作られたDAWソフトウェアで、ユーザー同士が同じDAWソフトウェアを持つことによってオンラインコラボレーションを可能にするものです。
今日紹介する「Splice」も数年前から提供されているツールですが、間もなく大きくリニューアルされ、Ableton Liveを使うクラウド型のオンライン・コラボレーション・ツールと生まれ変わるようです。Ohm Studioとは違い、これまで使ってきたソフトウェア(Ableton Live )をそのままセッションに利用することができるのはひとつのアドバンテージのように感じます。
この「Splice」を利用するには、サイズの小さなアプリケーションをバックグラウンドで立ち上げて行くことが必要となるようですが、Ableton Liveで作られたプロジェクトのサンプルやセッションファイルは自動的にアップロードされ、「Splice Time Line」に公開されることになるようです。
コラボレーターは「Load in Ableton」ボタンをおすことによって必要なファイルをダウンロードすることができ、Ableton Liveを使いセッションに手を加えることができるようになります。作業が終了したら改訂版プロジェクトを同様にアップロード。
コラボレーターによって手が加えられたすべてのセッション内容は「Splice Time Line」に表示され、再びコラボレーターは必要なファイルをダウンロードすることによってセッションを進めて行くことができるようになるようです。MacのバックアップソフトウェアTime Machineのように、セッションのどの段階にでも後戻りすることができるのもSpliceの大きな特徴といえるでしょう。
気になるのは、もしもサードパーティ製VSTプラグインソフトウェアを使った場合はどうなるのか?たとえば一人のコラボレーターがMassiveを使ったけれども、他のコラボレーターはMassiveを持っていないような場合ですが、Spliceのマネージングシステムはプラグインソフトウェアの種類を識別し、コラボレーターのコンピューター内からその変わりとなるプラグインソフトウェアやフリーソフトウェアの案内までしてくれるそうなのです。
これまでのワークフローを維持しつつオンライン・コラボレションを可能にするSplice。まだ不透明な部分はありますが、とても期待できそうなツールとなりそうです。現在プライベート・ベータテスト受付中。詳しくはSplice Blogよりどうぞ。
Ableton はLiveのベータ・バージョン9.1をリリース。Live 9 Suite、Standard、Intro、LiteをユーザはAbletonホームページよりダウンロードすることが出来ます。
特にハイライトとなるのが、長い間ユーザーから要望の強かった「デュアルモニター」をサポートしたことです。これによって2台のディスプレイを使って「アレンジビュー」と「セッションビュー」を同時に見ながら作業することができるようになります。「MIDIの書き込み画面」も一面に表示することができるようになり、作業の効率が図れることになります。
もう一つ。ダウンサンプリングした時のレンダリング・クオリティの向上。例えば、プロジェクトのサンプルレートが192kHzで、これを44.1kHzにしてエクスポートする際に、いままでのクオリティよりも良くなるというもので、特に高音の処理がうまくされることになるようです。エクスポートする際のスピードも向上。
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