iOS の人気DJ アプリAlgoriddim「Djay 2」は音楽配信ストリーミングサービス「Spotify」と連携した「Djay 2」バージョン2.5.1 をリリース。Spotifyの有料アカウントを持っているユーザーはSpotifyに登録されている2000万以上の曲を無制限で使うことができるようになる。音楽ダウンロード、CD、レコードはもう過去のDJメディアになってしまうのか?!

Spotifyはスウェーデンから生まれた音楽配信ストリーミングサービス。簡単に言ってみればインターネットジュークボックスのようなもの。先週の発表では全世界で有料会員数が1000万人を突破(有料会員費は月額9.99ユーロ)、無料会員数を含めるとユーザー数は4000万人に登るという。現在世界56カ国でのサービスが展開されているが、残念ながら日本でのサービスはまだこれからということになっている。

Spotifyと連携したDJソフトウェアはこれが初めてではない。以前にこのブログでも紹介したPacemakerというiOSアプリがあるのだが、DJソフトウェアとしての機能を見た時にはこのアプリはまだ発展途上といった様子。その点、DJアプリ業界をリードしている「Djay 2」が「Spotify」と連携したことはアプリ業界だけでなくDJ、音楽業界を揺るがすものと言えるだろう。

では、バージョンアップした「Djay 2」がどのようなものになっているか見てみよう。

(ラッキーなことにドイツ在住の筆者、Spotifyが使える!)

 

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Native Instruments のiOSアプリiMaschine が初めてリリースされたのは2011年の11月。2トラック分のドラムパッド+2トラック分のキーボードトラックを使ってグルーブ製作を行うことが出来るアプリ。

電車の中で気軽にビートを作ったり、携帯サンプリングマシンとして簡単にレコーディングすることができるなかなか重宝するアプリです。しかも、ここで作ったビートを本家Maschineにトランスポートすることもでき、スタジオに行ってから本格的に作り込みに入ることが可能です。

これがどういうわけかリリースされてから一度もアップデートされず、半ば見捨てられていたかのように思われていたアプリではあったのですが、本日iMaschine の初のバージョンアップバージョン iMaschine 1.1  がリリースとなりました。

新しいバージョンではiPadにも最適化され美しい画面で操作することができるようになりました。iTunesに入っているトラックからサンプリングすることができるようになったり、XYパッドを使ったエフェクター操作も可能になっています。

 

 

もうひとつのiMaschine 1.1 オフィシャルビデオはJamie LidellとQkidzのコラボレーション。見てるだけで愉快になれるナイスなビデオ。

 

 

 

バージョン1.1 の新しい特徴

  • iPadワークフローの最適化
  • iTunesからのサンプリング機能
  • 無償の「Quantum Collection」サウンドパック
  • ミキサーページのXYパフォーマンスコントロール
  • スワイプによるリドゥー・アンドゥ
  • GUIの向上
  • 強化されたサンプリング編集機能により調節可能となったスタート・エンドポイント
  • iPhone5 スクリーンサポート
  • メトロノームオンオフスイッチの装備

App Store にて¥500

 

 

 

 

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dango inc. がリリースしたModal Pro は、シンセサイザーモジュールやエフェクターモジュールを組み合わせながらユーザー独自のシンセサイザーを作ることが出来るiPadアプリ。すでにこのようなモジュラータイプのシンセアプリは幾つかリリースされているわけですが、大きな違いはオーガニックな雰囲気が漂うユーザーインターフェイス。これなら根気強く音作りできるかも。

公式日本語ホームページあり。http://modal-synth.com/ja/

マニュアルは英語のみ。

App Storeにて¥500

 

 

 

 

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ライブ会場でスマートフォンを使うことは禁止されていることが多い。しかし先日ドイツベルリンで行われた人気テクノデュオBooka Shade のライブコンサートではオーディエンスがスマートフォンを使いパフォーマンスに参加するという企画が盛り込まれた。

Makelight’s App というアプリを事前にインストールすることによって、オーディエンスのスマートフォンはBooka Shade のパフォーマンスに同期しながら光を放ち、そしてスマートフォンのスピーカーから流れる音がBooka shadeの音楽の一部となりミックスされていくという設定だ。

しかし、リハーサルではある問題に衝突。スマートフォンのスピーカーだけでは十分な音量がとれず、これではライブパフォーマンスとしてのインパクトに欠けてしまう。

そこで、オーディエンスにはスピーカーアクセサリーが配られることが決められ、これによってスマートフォンからは10倍の大きさの音量が確保されることになった。

スマートフォンを使ったインタラクティブライブパフォーマンスの形はこれからもっと可能性が大きくなるに違いない。

 

 

 

 

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Native Instruments は iOS DJ アプリ Traktor DJ for iPad とTraktor DJ for iPhoneの無償アップデートバージョン1.4 をリリースしました。

このバージョンでは3種類の新しいエフェクター(Reverse、Iceverb、Transpose)が追加。Notification Center にe-mailアドレスを入力することでアンロックすることができます。

また今回のバージョンよりTraktor DJはMixcloud (クラウド型音楽サービス)と統合し、Traktor DJ で作ったミックスを直接Mixcloudにアップロードすることが可能になっています。

このコラボレーションを記念して、Native Instrumentsは現在DJ MIXコンペティションを開催中。ゲスト審査員にはアシッドハウス界のドンA Guy Called Gerald が迎えられ、栄えある勝者には「スペインイビザ島でのVIPな週末旅行」がプレゼントされるそうです。詳しくはNI ホームページからどうぞ。

その他、プレイリストやサブフォルダーの編集機能の改善もされています。

Traktor DJ で遊びながらナイスなゴールデンウィークをお過ごしください!

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昨日、Monotomysがリリースした「B-Step Sequencer for iPad」。

これまで「B-step Sequencer」は OS X、Windows、Lenuxをプラットフォームとしたスタンドアローン/VSTのソフトウェアだったのですが、昨日、B-Step iPadバージョンがリリースされ、そして今年中旬までにはAndroidバージョンとraspberry pi バージョンのリリースも予定しているそうです。

「B-step Sequencer」はひとつのステップに4つの音を並べコード再生をすることができ、伝統的なシーケンサーとはやや違ったアングルを持つユニークなシーケンサーです。

NovationのLaunchPadがコントローラとしてサポートされており、それも2台までのLaunchPadや、その他のMIDIコントローラからのMIDI CC のレシーブも可能。ライブパフォーマンスでも活躍できそうなセッティングを作ることができるようです。LaunchPadとステップシーケンサーのコンビネーションはピッタリです。

 

 

個人的なところでは、ネットワークMIDIを使った時にどの程度のテンポの揺れが生じてしまうのか?またiPadをMIDI クロックマスターとして使っていいのか? この辺りに注目して試してみようと思っています。

 

 

B-step Sequencer for OS X、Windows、Lenuxにはデモバージョンあり。

B-step Sequencer foriOS はApp Store にて¥1,700

 

 

 

 

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