昨日の新MIDIキーボードコントローラLaunchkey Miniの発表に続き、本日、Novationは小型コントローラLaunch Controlの発表を行いました。Launch Controlは16個のノブと3色に光るパッドが8つ備わった小型コントローラ。Launch Padと並べて使うことでAbleton Liveやの強力なコントロールシステムを構築できるほか、iPadとの接続によってNovationのフリーアプリLaunchPad Appのミキサーコントローラとして完全統合。クラスコンプライアントUSB対応なので、ドライバーのインストールは不要、主要DAWソフトウェアのミキサーコントローラとして即使用することも可能です。

Novation LaunchPadが初めてリリースになったのは2009年。Ableton Live使うミュージシャンのためのパフォーマンスツールとして注目をあつめ、YouTubeでの「コントローライズム」というムーブメントを作るきっかけとなったコントローラ。M4sonic、Madeon、Gotyeなどのアーティストはその代表格。

LaunchPadは64個のパッドが備わったコントローラで、欠点と言えば、通常ノブやフェーダーを使いたくなるようなボリューム操作においても縦8つのパッドを使わなければならなかったというところ。今日発表になったLaunchControlのノブを使えばこれまでにないスムーズなボリュームコントロールやエフェクターのコントロールが可能になるわけです。

 

 

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Novationが昨日発表したLaunchKey Miniは、25鍵のキーボード・16個のドラムパッド・8つのノブ・7つのファンクションボタンが備わったウルトラコンパクトなMIDIコントローラ。カラフルなパッドはベロシティにも対応している。

コンピューターと接続だけでなく、iPadとの接続も可能になっている。電源はUSBよりバスパワー供給されるので、外出先のカフェでも公園でもタクシーのなかでも気軽に(?)使えるところが大きな特徴。

 

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ビンテージドラムマシンといってまず思い浮かべるのはRolandのTR-808やTR-909。外国人のテクノミュージシャンと話をしていて大概話題になるのがこの辺りなんですが、日本産のマシンがこれほどまでに世界的に評価されているのは本当に素晴らしいことだと思うのですが、しかし考えてみるともう10年近く、いや20年近くも同じ話題を繰り返しているのかと思うと辟易とした気持ちにもなります。ではどうしてTR-808 mk2のようなものが作られないのか?というのは消費者としての単純な疑問ではあるのですが、「アナログ」という過去のテクノロジーには振り返るべからずという企業方針が存在することも一つの事実のようです。 そんな中、「日本メーカーKORGがアナログドラムマシンを発表」というニュースが飛び交ったのは今年2月に行われたドイツ・Musikmesseでのこと。復刻版とは違い、「Volca」というこれまでのKorg製品とは打って変わったユニークなネーミング、それも2万円を切る値段ということで世界中のテックフリークが驚嘆したのは記憶に新しいところです。そして遂に6月下旬に遂に発売となったVolca Beats。はたしてVolca Beatsとはどのようなドラムマシンなのでしょうか?!

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夏の日はビーチで音楽作り、、コンピューターミュージシャンにとっての長年の夢が着々とかないつつあるモバイルDTMワールド。その先導を切っているのがiPad専用のDAW アプリケーションSteinberg のCubasis。最新バージョンであるCubasis 1.5 のオフィシャルビデオ(上)は、ビーチでであれスタジオであれiPadだけでここまでの音楽制作ができるんだぞ、というメッセージが伝わってくるものになっています。これだけいいスタジオを持っている人がなぜスタジオの中でCubasisを使わなければいけないのか?という疑問はさておき、Cubasisは着々と進化中。バージョン1.3ではAudio Busに対応、バージョン1.4ではMIDIクロックに対応するなど、ユーザーのニーズに柔軟な対応。そして今回のバージョン1.5ではバーチャルアナログシンセMicrologueを搭載。これだけあれば本当にビーチでも音楽作りが可能なのです。

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Chroma and Gris-Gris はシーケンサー(Chroma)とモノシンセサイザー(Gris-Gris)が合体したNI Reaktor専用のソフトウェア。カラフルなシーケンサーをいじっているだけでアシッド系のフレーズをすぐに作れてしまうのはもちろんなのですが、iPadコントローラLemurやKonkreet Performerを使ってこのソフトウェアMIDI/OSCコントロールすれば、シーケンサーだけではなくモノシンセのパラメーターも動かすことができ楽しさは倍増。マウスを使ってコントロールするだけではなかなか作ることのできない動きのあるフレーズを作れてしまいます。とてもシンプルなドラム音源も内蔵してあるので、すぐにパフォーマンスすることも可能。コルグのMonotribeもそうなんですが、シンセ+シーケンサー+リズムのコンビネーションはさわっているだけでテンションが上がるんです。Reaktor 5.8 フルバージョンで動作。

 


現在セール中$19,99 通常価格$24,99、Touch OSCとLemurのテンプレート付き

Reaktor Tips

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Native InstrumentsのReaktorが6月20日までの大セール。ReaktorはKompleteにもバンドルされている製品なのですでに手にしている人は多数いると思われますが、これまで無償版であるReaktor Playerを使っていた人にとってはステップアップする大チャンス、通常価格¥39,800が今なら¥9,800。

ReaktorフルバージョンとReaktor Playerの違い

  • インストゥルメントを自作することのできるストラクチャーへのアクセスが可能
  • 付属するアンサンブルの数が70 (Reaktor Playerは3つ)
  • ユーザーライブラリー(現在3000以上の無償インストゥルメントがアップされている)の利用が可能
  • インストゥルメントのカスタマイズが可能

Max for Liveと同様に、Reaktorフルバージョンユーザーは独自のインストゥルメントを1からデザインすることができるソフトウェアなので、それなりの知識や時間も労力も必要とするかなりハードコアなソフトウェアであることは確かなのですが、本当の意味でオリジナリティのある音楽を作ることのできるソフトウェアと思っています。とはいっても、すぐに音を出したいという人も大勢いるわけで、そんな人は付属するインストゥルメントを試してみるのも楽しいです。シンセサイザー・エフェクター・サンプラー・シーケンサー・ドラムマシンなど、伝統的なスタイルの楽器とは違うユニークな発想のインストゥルメントが70。ユーザーライブラリーには世界中のアクティブユーザーが制作した3000以上ものインストゥルメントがアップしてあり、中には斬新すぎるアイデアのものも。

その他、Reaktorフルバージョンでしか作動しないサードパーティ製の素晴らしいアンサンブルを購入することもでき、Twisted toolsはその代表格。

Reaktor TipsはReaktor専門のチュートリアル・サイト(英語)

 

Reaktor 5.8

Reaktor 5.8 (フルバージョン+Reaktor Player共)の大きな特徴の一つはOSCに完全対応しているというところで、これによってiOSコントローラアプリ(Touch OSC、Lemur、Konkreet Performer)を使ってReaktorアンサンブルをコントロールすることができます。OSCはMIDIよりももっと細かなメッセージを通信することのできるプロトコルで、ReaktorとiOS対応アプリを利用すれば次世代のMIDIと呼ばれる新しいテクノロジーを体験できる大きなチャンスになるでしょう。Wifiの設定さえ覚えてしまえば、MIDIを使うよりももっと快適にReaktorをコントロールすることができます。プラグインモードとして立ち上げたReaktorからでも操作できます。

ReaktorとiOSの接続方法はNI のサポートページを参照してください。

Reaktor +Touch OSC   / Reaktor +Lemur

下のビデオはReaktor付属のグルーブマシンNewscoolをiPadコントローラKonkreet Performerを使ってコントロールしている様子。Konkreet PerformerはSFなビジュアルを操る未来型アブストラクトコントローラ。2,200円。

 

 

 

その他、Reaktor インストゥルメントRazor、Skanner XT、Prism、Spark、The Mouth、The Fingerも半額セール中。こちらはReaktor Playerでも動作可能。

 

Native Instruments

 

 

 

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