弱冠22歳、ニュージーランド出身のKimbra。デビューシングルとなった「Settle Down」のNownessスペシャルバージョンは、ボーカルの多重録音とiPad(Sound Prism) をフューチャーしたソウルフルなトラック。
どことなくノスタルジーでいて、近未来。そんなアンバランスさが今の時代のカラーなのかもしれません。
Samplr for iPadは画面に表示される波形を指でさわりながらサウンドを探り、音楽を演奏することができるアプリ。開発者のMarcos Alonso氏は、あの円卓状のデジタル楽器Reactableの開発者の一人。
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Mayank SanganeriaがリリースしたフリーのiOSアプリGrainProcは、グラニュラーシンセシスを使ったエフェクターで、入力した音をリアルタイムで操作することができる。2つのトラックが用意されており、スクリーンを5本指でスワイプすると画面は青からオレンジに変わり、ひとつのトラックをフリーズさせておきながらもうひとつのトラックを操作すれば、より効果的なサウンドを作ることができる。
App Storeにてフリー
人気ipadドラムマシンFinger lab DM1がバージョン3.0をリリース。今回のバージョンアップではサンプルインポート機能がサポートされ、iTunesライブラリーからのトラックやマイクロフォンからの入力音をドラムパッドにアサインすることができるようになり、ユーザー自身のドラムキットを作成することが可能になっています。エフェクター機能も強化、22の新しいドラムキットも追加。期待されていたMIDI機能の追加(現在はMIDI time codeの入力のみ)は次回のアップデートに持ち越されているようです。
- サンプルインポート (iPod, microphone, AudioPaste, DropBox & iTunes Folder)
- 拍子記号
- 各トラックへのエフェクターセンド
- FXオートメーション
- リボンコントローラの オートメーション
- エクスポート機能強化 (トラックごとのエクスポート, AAC エンコーディング DropBox)
- マスターボリュームとラック
- 22 の新しいドラムキット
- タイミング、エクスポート機能、バッテリー問題などのバグ修正
App Storeにて¥350
いっかい iPadドラムマシーン DM1 バージョン2.0
いっかい Rockmate for iPad
RheymeはいくつものiOSディバイスを使い即興的な演奏をするアーティスト。YouTubeチャンネルRheymeMusicにはそんな彼による50以上のジャムビデオがアップされており、iOS音楽ファンの間ではひそかな人気を集めています。たとえば上のビデオ “Overhead Jam” – 10/10/12 (Live Jam #56) ではiPadが3台、iPhoneが1台、AKAIのMIDIコントローラ、MIDI Fighter、DSI Morphoが並べられ、シンセフレーズやリズムをサンプリングし、フェーダーを上げ下げしながら曲を構築していく様子を見ることが出来ます。真新しいスタイルの音楽ではないのですが、Ableton Liveのクリップをつなげていくだけのライブとは違い、生の演奏にこだわるRheyneのアプローチはとても音楽的で、iOSディバイスを使ったエレクトロニック音楽のライブパフォーマンスに今までとは違った可能性を見ることができます。
そんなRheymeが使用しているiPadコントローラアプリLemurですが、彼が制作したAbleton Liveコントロール用テンプレートRheyme JammerがLemurホームページにて現在プレミアムコンテンツとして公開されています。このコンテンツには上のデモンストレーションでもでも使われているAbleton Liveのセットが含まれており、ユーザーが同じような演奏をすることができるだけでなく、そのセッティング方法を見て学ぶことができます。特にAbletonLiveのエフェクターLooperを利用することで、ドラムやシンセを演奏し、サンプリングしながら音楽を作っていく方法が「なるほどー」と感心させられるところです。さすがのプレミアムコンテンツ。Lemurユーザーの方、ぜひ試してみてください。
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