Roland Junoシリーズにインスパイアされて作られたというiPadシンセサイザーEpic Synth。エピックという名前のわりにはエピックっぽくなく、むしろとても地味なシンセです(苦笑)。しかしPlay modeとEdit modeの全2画面からなるデザインは非常にシンプルで使いやすい作りになっています。アナログシンセサイザーを1から学んでみようという人にはお勧めできるiPadシンセです。
Epic SynthはCore MIDI、Line6 Midi Mobilizerに対応しているので外部キーボードからの演奏も可能。個人的にはアルペジエーターとホールドスイッチをオンにしておき、エディットページで音作りをするのが好きです。目盛りを1〜2mmほど動かしただけでも音が微妙に変化し、つぼにはまったサウンドが作れたりするアナログシンセの醍醐味は十分にシュミレートされています。OSCのLFOの効きが悪いのですが、来週にはバージョンアップで修正されるとのこと。
App Storeにて¥450
もし本当にこんなドラムマシーンがあったらなあ、、と思わせるイメージ画像ですが、これはFingerlabからのiPad用ドラムマシーンアプリ。似たようなアプリはすでにいくつもあるのですが、デザインと使いやすさという点ではダントツ2重丸。シーケンスが16ステップしかないという点やMIDIシンクに対応していないなどの点は今後のバージョンアップに期待大。現在70%ディスカウント中で¥230
12のビンテージドラムマシンキット(CR-78,TR-808,TR-606 MiniPops,Farfisa,MT-80,DRM-15,Polaris,MXR,Linn 9000, RX,Nano)の他にFingerlabによるオリジナルキットが12収録。
ちょっと暇な時間に遊べる音楽アプリ。CamBoxは簡単に言うと、ビデオ付きサンプラーのようなもの。カメラに向かって何か音を立てます。手を叩いても自分で叫んでもなんでもあり。
8つのスロットに音声入りの画像が撮影されます。8つのパッドを叩いてみましょう。プレーバックされます。録音ボタンを押すとそのプレーバックの内容が録音されます。すると下のビデオのようなものが出来上がります。
出来上がったビデオはFaceBookやYouTubeでシェアすることができます。ちょっとクリエイティブに遊べる面白いアプリです。App Store¥115
ヤマハからテノリオンのiOSアプリケーションTNR-iが発売されましたね。本家のテノリオンに比べたら触り心地もたいしてよくないし、見た目もイケテルとは言いがたいのですが、面白いのはネット接続によって世界中の知らない人とネットワークセッションができるといところ。これがなかなか面白いのでぜひ紹介したいと思います。
ネットワークセッションに入るにはiPhone/iPadのGame Centerにログインすることが必要です。ここでTNR-iを選択し、プレイボタンを押します。
するとTNR-iが起動し始めます。Clearボタンと中央下のtenorionの文字あたりをタッチするとMultiplayer Game選択ページが現れます。ここでPlay NowボタンをおすとAuto-Match機能によってセッションの相手が自動的に選択され、うまく相手が見つかるとそこからTNR-iセッションが開始できるようになります。しかしここで割と時間がかかります。僕自身Auto-Matchを10回くらいトライしてるのですが、相手が見つかったのは2度ほど。3分ほど待ってGameCenter errorメーッセージを受け取ることも多々。うまく相手が見つかればラッキー。まあ、時間帯にもよるのでしょうね。何人の人がスタンバイしているとか、そういった情報もいっさい分かりません。
またはあらかじめGame Centerの友達リストに登録済みの友達ともすぐにセッションが可能ということですが、僕はまだ試していません。
しかしながらセッションはとても楽しいものでした。思いもよらない展開になったり、意外なフレーズが相手から飛び出したり!! マニュアルによると4人までの同時演奏が可能ということですが、まあ、4人になってしまうと誰がどんな演奏をしているのかがわからなくなってしまいそうなので、僕は二人でオッケイです。もっといろいろな人とセッションしたいので、TNR-iをすでに入手している人はTwitter経由でぜひ連絡ください!!セッションしましょう。
iOS版にひき続き、Android版も発売になったReactable Mobile。ゲームボードで遊ぶような感覚で、シンセ音楽を作り、遊ぶことのできるアプリケーション。
ビデオでは、ドラムループを基本に、いろいろなエフェクトやシーケンサーなどを加えて音楽を作っていく過程が説明されています。Reactableは44kHzステレオサウンド、アクセロメーターとマイクインプットに対応、サンプルのインポートが可能、セッションのセーブとシェアが可能となっています。
Artikulatorはマルチタッチのフィンガープリンティングシンセサイザー。簡単に説明すると、6種類の色を使いパッドに絵を書くとそれが音になるという実験的なようであり、おもちゃのようなとても面白い音楽アプリです。上の写真、僕が書いた物なんですけどね。長い線を書くと音が伸び、パッドの上の方で書いた物はピッチが高く下の方で書いた物はピッチが低く鳴るようです。
昨今のきっちりクオンタイズされたエレクトロビート音楽からの解放、例えば赤ちゃんの泣き声であるとか、波が押し寄せるような自然な音をシンセサイズすることが可能なのかもしれません。元々のアイデアはXenakis Upicという1970年代に開発された電子音響作成コンピューターから来ているそうです。詳しくはWikiよりどうぞ。
App Store にて600円
via Synthtopia