iPadアプリiDensityはグラニュラーシンセ。12のパラメーターをいじることでオーディオファイルをリアルタイムにグラニュラー合成していくことができる。原型を全くとどめないくらいに変化させクレイジーなエフェクトを作り出すことができたりもするが、まったく使い物にならないようなものにもなる。
iPadから直接音声を録音することもできたり、iTunes経由で自分の持つファイル(WAV, AIFF, CAF, MP3, M4A or MP3)を読み込むこともできる。
インターフェイス上のマイクボタンを押し続けることで外部からの音声を録音。インターフェイス上の録音ボタンを押すことでパラメーターを動かした内容がリサンプルされる。
「漫然解析Fruity Granulizer」にグラニュラーシンセについての詳しい説明がしてあるのでそちらを是非参考にしてもらいたい。
App Storeにて¥800
iPhone/iPadのカメラを利用したオモシロ音楽アプリをリリースするYonac inc。今回のリリースはGhostGuitar。カメラに向かってギターを弾くジェスチャーをすることで、まるで本当にギターを弾いているかのようなことになる音楽アプリ。リズムマシン、エフェクターストンプボックス、マイクロフォンインプットも装備。プレーした内容を動画として記録でき、YouTubeで簡単にシェアをすることもできる。おもちゃとは分かっているのですが、だからこそエキサイトしてしまうのです!!このキネクトスタイルのアプリケーション、もっと音楽制作に利用できるようになるとさらにさらに面白いですよね。
App Store ¥170
プラグインシンセで有名なCamle AudioからリリースされたiOSシンセアプリAlchemy Synth Mobile。フリーバージョンには25のプリセット音源、レジスターするとさらに25のプリセット音源がダウンロード可能。プロバージョン(19.99$)では本家のコンピュータープラグインソフトAlchemyもしくはフリーバージョンのAlchemy Playerをパッドからリモートコントロールすることが可能。音は全体的にスペーシーで品のあるサウンド。中央にあるリミックスパッドをさわり動かすことで音をモーフィング、気持ちのいい音を探り出せるのがいい感じです。付属する25のリズム音源に合わせて鍵盤を押さえるだけでなんとなく今時のエレクトロ音楽になってしまうのです。
CopyPaste機能対応なのでAlchemyのループプレーヤーを使って録音したフレーズを他のアプリにエクスポートすることができます。
録音が終了したら、Copyボタンを押します。たとえばGarage Bandにエクスポートするとします。
上の画像はGarage Band。Audio Recorderのアレンジウィンドでペースト機能が動作。Alchemyで作った音を貼付けることができます。
WistはBlueToothを使った同期再生テクノロジー。2台のiPad/iPhoneでWist対応のアプリの同期再生を可能にします。上の画像はコルグによって発表されたWist対応アプリ一覧。先日、iPadとiPad2で試してみたのですが完璧な同期がとれるというわけではなく、どちらかが微妙に遅れてしまったり、時々通信が途切れてしまったりすることこが多々あったんですよね。とはいっても2台で、友達と演奏するのは非常に楽しいものです。もしくは今後、3台、4台のiPadでシンクなんてのも面白いかもしれないですね。
追記 2011年9月26日 本日KorgのiPadアプリがバージョンアップ。Wist機能の安定性が向上とのこと。
PCDJ(ラップトップDJ)への期待はレコードDJでは真似することの出来ないクリエイティブなミックス。そして音楽プロデューサーには出来ない素早いアクション!!! このMeta.DJ for iPadはTraktorの縮小版みたいなDJアプリです。iTunesのプレイリストから読み込み込んだトラックを最大4デッキでプレー、さらにエフェクター、自動テンポシンク、キューポイントの設定もできる懐の広さ。そして簡易ドラムマシーン、ループマシーン、シンセも同時に使用ができ、これらもプレー中のトラックにテンポシンクができるというポテンシャル大の新iPadアプリ。
今後のバージョンアップに期待大。ヘッドフォンでモニターがでたり、レコーディング機能が付けばもう最高なんですけどね。
App Storeにて¥850
8月27日にこのブログでお伝えしたOpenMusicAppCollaborationManifestですが、このおかげで1ヶ月経たないうちに多くのアプリがVirtual CoreMIDIに対応するようになり、1台のiPadで同時にいくつかのアプリが使用できるようになりつつあります。ここに9月22日現在までのVirtualMIDI対応アプリのリストをあげておきましょう。(他にもまだあったら知らせてください!)
- NLog (MIDI Synth and Pro)
- SoundPrism Pro
- Polychord
- MoDrum
- BassLine
- Slide Control Fluid Synth
- Samplewiz
- Morphwiz
- StepPolyArp
- Genome
- Sunrizer
- Funkbox
さて今日発表になったシンセアプリSunrizerがヴァージョン1.3、そして先日発表されたばかりのシーケンサーアプリのGenome MIDI Sequencer1.0.1 これでGenome MIDIで作ったデータをSunrizerで演奏させることができるようになります。
まずはSunrizerから起動、UTILS>MIDI IN ChannelでMIDIチャンネルを選択。そして画面左上のAUDIO BKGボタンを押すことでセッティング完了。
Genome MIDI Sequencerのセッティング。MIDI設定>OUTPUTより、ここに起動されているVirtual Core MIDI対応アプリが自動的に表示されます。これでセッティングは完了。