ユニークなタッチコントローラQuNeoでおなじみのKeith McMillen Instrumentsが、新しいコントローラQuNexusのプロトタイプを公開、同時にキックスターターでのサポート募集を開始しました。今回の目標金額は$20,000。

一見、おなじみの小型MIDIキーボードに見えるのですが、やはりKeith McMillenはひと味ふた味違ったアイデアを提供してくれます。まずQuNexusのパッドにはタッチセンサーが付いており、パッドを指で押さえたときの強さ、速度、場所を感知することができ、今までのMIDIキーボードではできなかった3次元のコントロールが可能になるというもの。

またキーボード初心者にとっては、光るパッドがガイドとなり、どのパッドをおさえればよいのか迷わずに演奏ができるようになります。

アドバンスのひとにとっては、USB MIDIだけではなくCV IN/OUT端子も用意されているので、アナログシンセサイザーと接続できるところが嬉しいところです。さらに、サポートOSがMac、Windows、LinuxだけではなくiOS、Androidというのもかなり気の利いたところです。ドライバーのインストールなくすぐに演奏できるわけです。

ノリに乗ってるKeith McMillen Instruments、要チェック。

  • 25 Smart Sensor Keys detect Pressure, Location, and Velocity
  • Polyphonic Aftertouch
  • 7 Octave range
  • Pitch Bend Pad
  • 2 CV/Gate Inputs
  • Gate and 3 CV Outputs (16-bit)
  • Blue and White LED Illumination with 16 levels of brightness
  • Portable: 14 oz, 3.5″ x 10″ x .5 “
  • Plug and Play: USB powered, no drivers needed
  • MacOS, Windows, iOS, Android, Linux

 

via CDM

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人気ipadドラムマシンFinger lab DM1がバージョン3.0をリリース。今回のバージョンアップではサンプルインポート機能がサポートされ、iTunesライブラリーからのトラックやマイクロフォンからの入力音をドラムパッドにアサインすることができるようになり、ユーザー自身のドラムキットを作成することが可能になっています。エフェクター機能も強化、22の新しいドラムキットも追加。期待されていたMIDI機能の追加(現在はMIDI time codeの入力のみ)は次回のアップデートに持ち越されているようです。

  • サンプルインポート (iPod, microphone, AudioPaste, DropBox & iTunes Folder)
  • 拍子記号
  • 各トラックへのエフェクターセンド
  • FXオートメーション
  • リボンコントローラの オートメーション
  • エクスポート機能強化  (トラックごとのエクスポート, AAC エンコーディング DropBox)
  • マスターボリュームとラック
  • 22 の新しいドラムキット
  • タイミング、エクスポート機能、バッテリー問題などのバグ修正

Fingerlab

App Storeにて¥350

いっかい  iPadドラムマシーン DM1 バージョン2.0

いっかい  Rockmate for iPad

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Windows 8 の発売に伴い、マルチタッチスクリーンに対応したコンピューターや大型スクリーンが続々と発表され始めているわけですが、気になるのはこれからこのようなマルチタッチスクリーンに対応したどのような音楽ソフトウェアが開発されていくのかというところでしょう。当然、可能性は大、iPadではもう小さすぎるのかもしれません。

ビデオはipad音楽アプリの開発者でおなじみJordan Rudess氏によるデモンストレーション。Windows8が搭載されているコンピューター Lenovo A720を使い、Morphwizを立ち上げ演奏している様子です。27型のワイドフルHDスクリーンだそうです!

 

via Synthetopia

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フットコントローラSoftStepや、弓をアイデアにしたK-Bowなど、ユニークなコントローラをリリースしているKeith McMillenからの新しいタッチコントローラQuNeo。今までのコントローラにはなかった色合いや、レイアウトが特に目を引きます。Kickstarterでは予定ゴール価格$15,000を大きく上回る$165,914あつめた期待のプロジェクト。

QuNeoは251個のLEDライトが内蔵。パッド、スライダー、ロータリーセンサーはベロシティやアフタータッチに対応し、さらに2つの丸い形をしたロータリセンサーは押さえる指の角度を感知することができ、これだけの技術が取り入れられているにもかかわらず薄さはわずか8mm。しかも耐久性にすぐれ、防水加工もしてあるので、ライブパフォーマンス中に誤ってビールをこぼしてしまっても心配がいらないという気の効きよう。

DJ Tech Toolsによって行われたQuNeo耐久テスト、まずは下のビデオからどうぞ。

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昨日リリースとなったBorderlands for iPad。美しいグラフィックと、音を指で探るかのような操作ができるインターフェイスは、昔映画か何かで見たことがあるような未来の世界を思い起こさせます。音の断片や粒を混ぜ合わせながら、いい意味で複雑で美しいサウンドテクスチャーを作ることができる新しいタイプのグラニュラーサンプラー。ディベロッパーのChris Carlson氏はアメリカスタンフォード大学 Computer Research in Music and Acoustics (CCRMA)修士課程の学生。

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RheymeはいくつものiOSディバイスを使い即興的な演奏をするアーティスト。YouTubeチャンネルRheymeMusicにはそんな彼による50以上のジャムビデオがアップされており、iOS音楽ファンの間ではひそかな人気を集めています。たとえば上のビデオ “Overhead Jam” – 10/10/12 (Live Jam #56)  ではiPadが3台、iPhoneが1台、AKAIのMIDIコントローラ、MIDI Fighter、DSI Morphoが並べられ、シンセフレーズやリズムをサンプリングし、フェーダーを上げ下げしながら曲を構築していく様子を見ることが出来ます。真新しいスタイルの音楽ではないのですが、Ableton Liveのクリップをつなげていくだけのライブとは違い、生の演奏にこだわるRheyneのアプローチはとても音楽的で、iOSディバイスを使ったエレクトロニック音楽のライブパフォーマンスに今までとは違った可能性を見ることができます。

 

そんなRheymeが使用しているiPadコントローラアプリLemurですが、彼が制作したAbleton Liveコントロール用テンプレートRheyme JammerがLemurホームページにて現在プレミアムコンテンツとして公開されています。このコンテンツには上のデモンストレーションでもでも使われているAbleton Liveのセットが含まれており、ユーザーが同じような演奏をすることができるだけでなく、そのセッティング方法を見て学ぶことができます。特にAbletonLiveのエフェクターLooperを利用することで、ドラムやシンセを演奏し、サンプリングしながら音楽を作っていく方法が「なるほどー」と感心させられるところです。さすがのプレミアムコンテンツ。Lemurユーザーの方、ぜひ試してみてください。

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