以前にも紹介したSynth Projectより、今回発表されたのはH.G. Fortune社によるAlohatronというVST インストゥルメントをコントロールするためのコントローラーで、見た感じはMOOGモジュラーのような感じですが、全部で176のノブと25のスイッチ、4つのDoepfer製MIDIインターフェイスが備えられているというまさにモンスター級のコントローラー。最大で254MIDIチャンネル、3オシレーター、3サンプルプレーヤー、6LFO、4エンベロープ、モジュレーション、2ステップシーケンサー、これらすべてが同時に動作するということです。いまだかつてないMIDIコントローラーですよね?!
via Synthtopia
Nick Francis氏によって作られたAbleton Live用コントローラーThe Choppertoneです。コーヒーショップやリビングルーム、小劇場などでのくつろいだ感覚のライブパフォーマンスのためのコントローラーを作りたかったというFrancis氏、ありがちなプラスティックやアルミ素材を使うのではなく、木製で角に丸みを持たせた暖かみのある外見に仕上がっています。さらにギターを引くようなポジションで、ボタンやスライダーなどが観客席に向くようにデザインされているのも他のコントローラーにはない特徴でしょう。MIDIコントローラーとしての機能はLivid Builder Kitをベースに、アーケードゲーム機のようなボタンやノブなどのアイデアはDJ tech tool`s fighterにインスパイアされて作られており、すべてが手作りの木製箱におさめられています。
Bedroom Production BlogからリリースされたGameBoy LSDJ Noise and Glitch Sessionは、任天堂ゲームボーイとLSDJ (リトルサウンドDJ ) という音楽製作ソフトを使ってレコーディングされているフリーのサンプル集。記憶にあるゲームボーイの音よりもアグレッシブに聞こえ、耳にカツーーンときます。97種類のサンプル、24ビットWavフォーマットで入手できます。ダウンロードはリンクよりどうぞ。
上のビデオはLSDJのデモトラック。このレトロ感がたまらないです。LSDJはシーケンサー、サンプルドラムマシン、などを搭載した本格的な音楽製作ソフトだったわけですが、びっくりすることに今もなお改良が重ねられているということです。カートリッジ自体の製造はすでに中止されているのですが、Romイメージがオフィシャルサイトで2ドルで販売されており、ゲームボーイのイミュレーター(windows,mac,PSP)を使う事でこのLSDJが使用可能になります。デモ版も用意されているのでなつかしのGame Boy サウンドに触れてみる絶好のチャンス。
そして現在はMIDIシンクまでが可能になっており、LSDJのMIDIコンバーター(上の写真)を使う事で外部MIDI機器との同期、またはLSDJを音源としてコントロールする事が可能に。Komakuyaにて13.800円で販売中。
Konkreet Performerは新しいユニークな音源コントロールアプリケーションです。iPadの持つマルチタッチテクノロジーをフルに活用、画面上に現れるグラフィックをいじる事で今までのフェーダーやノブをいじる類いのコントローラーとは違い、もっと音を直感的に演奏する事が可能。MIDI機材やソフトウェア音源の可能性を新たに探ることができるだけでなく、ライブ演奏の際にはビジュアルを触り動かす事でオーディエンスとの距離をもっと近づけることでしょう。apple storeにて24.99ドル konkreetlabsサイト