Ableton LiveのためのコントローラとしてNovation Launchpadが初めて発売されたのは2009年。64個のマルチカラーパッドを使いコンピューターソフトウェアAbleton Liveを操作・演奏することができるコントローラ。鍵盤楽器ではない「新しい形の楽器」としても音楽制作やパフォーマンスの環境を変えたNovationのヒット製品。
そんなLaunchpadのニューバージョンであるLunchpad S のリリースアナウンスが本日行われました。大きな特徴となっているのは、パッドの光がより明るくなり、パッドの感度がより高くなったという部分。さらに、USBクラスコンプライアントに対応したことで、以前のように専用ドライバーの必要がなくなり、どのコンピューターとでもすぐに接続することができるようになっています。さらにiPadとの接続も可能になっているのは(Camera Connection Kit要)個人的にはもっとも興味のあるところ。DJアプリやAkai iMPCを操作してみるのも楽しいはず。本体には「Live Launchpad Edition」と、DAWソフトウェア「FL Studio」そしてLaunchPadをカスタマイズするためのソフトウェアが付属。「Ableton Live専用」からユニバーサル仕様に変わったことで、どのソフトウェアでも操作することができるようになります。残念なのはパッドが依然ベロシティに対応していないところ。でも本体の軽さと値段を考えたら当然「アリ」でしょう!
Launchpad Sは、2013年4月発売予定 予想価格 US$ 169,99
Continue reading »
今でも根強い人気のNovationのAbleton Live専用ハードウェアコントローラLaunchPadですが、本日リリースになったLaunchPad for iPadはコントローラではなく、付属するループ素材を使って気軽にビート音楽をリミックスしていくことができるアプリ。全8トラック、各トラックにはそれぞれ6つのループをロードすることができ、ボリュームフェーダーとフィルターフェーダー、エフェクターにはフィルターとリピーターが付いている。残念ながらユーザーライブラリーからの読み込みはできないよう。単純です。でもこの単純さがLaunchpadのいいところ。もっと頑張ってみたい人はハードウェアを手に入れましょう。しかしなんといってもフリー。
Continue reading »
全世界で1300万枚のセールスを記録したというGotye(ゴティエ)の「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ ~失恋サムバディ (feat. キンブラ)」が今年度のグラミー賞年間最優秀レーコード賞を受賞。どこかセンチメンタルでありながらも先鋭的にも聞こえるサウンドは、新旧混ぜ合わせた様々な楽器がデジタルなプラットフォームに置き換えられ作り上げられている。
Gotyeによる「アルバム制作ドキュメンタリー」とAbletonによるGotyeインタビュー「ヒューマンファクター」(ビデオ下)は必見。Mac BookにインストールされたAbleton LiveやNovation LaunchPadなど私たちにも馴染みのあるツールがどのように使われているのかを見ることができる。「テクノロジー×ヒューマニティー=ニューミュージック」に成功した一つの例として学ぶべきことが多い。
Continue reading »