80年代に一世風靡したモンスターサンプラーシンセ、フェアライトがiPad、iPhoneアプリとして復活しました。オリジナルフェアライトCMI Ⅱxのフロッピーディスクライブラリー32枚分の564ボイスを搭載。ボイスをロードする際のフロッピーディスクがガチャガチャという音まで再現しているのがレトロ心をくすぐります。おまけにフロッピーディスクの読み取りを失敗する確率なんかも設定できたりします。設定率をあげるとガチャガチャガチャガチャやたら時間がかかったりするなど当時の雰囲気をうまい具合に再現してくれています。The line6やAkai Synthstationにも対応しているので外部MIDIコントローラーからの演奏も可能ですね。プロバージョンにアップデートするとWAVファイル、AIFFファイルの読み込みも可能、どんな音に再生されるのか聞いてみたいです。もしプロバージョンにした人は感想聞かせてください。詳しくはFairlight サイトよりどうぞ。iTune Storeにて1、200円、アップグレード4,600円
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Bedroom Production BlogからリリースされたGameBoy LSDJ Noise and Glitch Sessionは、任天堂ゲームボーイとLSDJ (リトルサウンドDJ ) という音楽製作ソフトを使ってレコーディングされているフリーのサンプル集。記憶にあるゲームボーイの音よりもアグレッシブに聞こえ、耳にカツーーンときます。97種類のサンプル、24ビットWavフォーマットで入手できます。ダウンロードはリンクよりどうぞ。
上のビデオはLSDJのデモトラック。このレトロ感がたまらないです。LSDJはシーケンサー、サンプルドラムマシン、などを搭載した本格的な音楽製作ソフトだったわけですが、びっくりすることに今もなお改良が重ねられているということです。カートリッジ自体の製造はすでに中止されているのですが、Romイメージがオフィシャルサイトで2ドルで販売されており、ゲームボーイのイミュレーター(windows,mac,PSP)を使う事でこのLSDJが使用可能になります。デモ版も用意されているのでなつかしのGame Boy サウンドに触れてみる絶好のチャンス。
そして現在はMIDIシンクまでが可能になっており、LSDJのMIDIコンバーター(上の写真)を使う事で外部MIDI機器との同期、またはLSDJを音源としてコントロールする事が可能に。Komakuyaにて13.800円で販売中。
Kirby Ferguson氏によるドキュメンタリー「Everything is a remis」パート1。芸術としてのリミックスと、パクリとしてのリミックスの違いを考察していきます。まず1970年代のレッドツェッペリンを例に挙げ、レッドツェッペリンは誰が聞いても分かる程に他人の曲を模倣(コピー)しているにもかかわらず、彼らはオリジナルの楽曲に対して一切の敬意を払わなかった、そしてその模倣の仕方もちょっと加減するどころか、全くもってストレートな模倣だった、、、、というややショッキングな例を挙げています。そして80年代になり、本格的サンプリングの時代がやって来ますが、今度はレッドツェッペリンの楽曲がサンプリングされる側になります。しかしレッドツェッペリンは自身への防御のためか、訴訟を起したりする事は一切なかった、、というところでこのドキュメンタリーが終わります。とても面白い視点からの考察。
cover(他人の曲をパフォーマンスする事)knock-offs (法的範囲内での模倣)
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ロサンジェルス国際空港の近くを飛ぶ飛行機の音のライブラリーです。飛行機の種類はAir bus A330, Boeing 737,747, Bomberdier 800。マイクはSanken CSS-5 ステレオショットガンマイクが120度ステレオモードで使用されSound Device 702レコーダーで録音されています。ロス国際空港は市内に面した場所にあるため、飛行機が頭上真上を飛ぶ音を簡単に採集できるそうなのです。サウンドフォーマットは24bit 96khz Wave、トータル625 MBのサンプルが25ドルで提供されます。詳しくはNEWSOUNDLABリンクよりどうぞ。
イギリスはノッティンガムのWave Alchemyからのフリーサンプル集。エレクトロミュージックに最適なWired Electronics, 606 Drums, Club kicks 1,2, Odyssey FX, Drum Tools Teaserの全6タイトル。リンクよりレジスター、ダウンロードしてください。