見た事も聞いた事もないような楽器。調べてみるとeoWaveというフランスのメーカーの製品ということです。

“We’re exploring ideas from the past and rethinking them with new technology to create new interfaces for musical expression”

ボディは木製、中央にある50センチ程あるビニール製のリボンコントローラーで音を奏でます。音色はテルミンのようなまろやかなアナログ音。(2オシレーター、三角波、ノコギリ波)デュオフォニックということで、二つの音が演奏できます。8つのプリセットモジュラーバンクと8つのユーザーバンクが付いており、LFOをかけたり、リボンコントローラーのプレッシャーの量を変えたりもできます。MIDIのIN/OUT, USB端子が付いており、MIDIコントローラーとしても機能します。価格は1090ユーロ。

先日、幸運な事に友人の家で試させてもらったのですが、気分的にはチェンバロかなにか品のある楽器の前に座ったかのような印象!!音色をエディットしていると時々チェロのような音色になったり! でもリボンコントローラーなので、メロディを弾くにはちょっと鍛錬が必要かと。レトロフューチャー的な効果音を出すのは簡単で面白かったです。MIDIコントローラーとしても音は出るには出るのですが、要マニュアルといった感じでした。まったくもって不思議な楽器。でもとても愛らしい製品です。

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