NLogPoly SynthのディベロッパーであるRolf Wöhrmanの提唱によってOpen Music App Collaboration ManifestoというGoogle group(掲示板)がオープンした。すでにたくさんの音楽アプリがリリースされているのはご存知と思うが、ほとんどのアプリはドラムマシーン、シーケンサー、シンセサイザーといったような音楽制作の上でのひとつのパーツでしかなく、それらのアプリがどのようにしたら1台のiPad/iPhoneの中で同時に使用できたり、同期がとれるようになるのかについて、ディベロッパー等により活発な議論、情報交換がかわされ始めている。これにより音楽アプリのコラボレーションが現実化されていく見通しだ。問題はiPadの持つCPUとRAMの限界をどのようにして乗り越えるのか。音楽アプリファンとしてはこの展開をあたたかく見守っていきたい。

上のビデオはPolyChordをコントローラーアプリとして使い、MoDrumをリズム音源として使っている様子。PolyChordがMIDIクロック信号を送ることでこの二つのアプリが同期している。

同じくPolyChordがnLog Proをシンセ音源として使用している。

ここではSoundPrismをメインにMoDrumをドラム音源としてプレー、nLog Proをシンセ音源として使用している。

さて、気になるのは日本産アプリの動向。Korg iMS-20とiElectribeに搭載されているBluetooth機能を使ったWIst(Wireless sync start technology)の動きがあまり実用的ではなかったこともあり、今後の行方が気になるところだ。

NLog Syn

Polychord

SoundPrism

 

via Synthtopia

 

 

 

 

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2 Responses to Open Music App Collaboration Manifesto

  1. […] いっかいさんのページによると、2011年あたりからOMACの活動が開始されているらしい。 […]

  2. […] いっかいさんのページによると、2011年あたりからOMACの活動が開始されているらしい。 […]

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