ラップトップコンピューターのような形だが、タッチスクリーンと鍵盤が付いた音楽専用のハードウェアとして作られているMiselu neiro。「魅せる音色」という意味なのだろうか?アメリカシリコンバレーを拠点とするMiselu inc.による開発。
DSP部にはYAMAHAのオーディオエンジンNSX-1の搭載がされ、楽器としての十分なクオリティが約束されている。
OSはAndroidが搭載され、ネットワークサービスとの連携を得意とするようだ。オープンプラットフォームの環境下で、様々な種類の音楽アプリケーションが開発されて行く見通し。iPadの人気アプリTabletopの開発元Retronymsがすでにアプリケーションの開発に着手していることもアナウンスされている。
ハードウェアには2つのUSB端子、HDMI、オーディオin/out(ステレオミニジャック)、MIDI端子が備わっているよう。オーディオメーカーONKYOとのパートナーシップによりUSBパワードのデジタルスピーカーキャビネットの開発もアナウンスされている。
などなど、開かれたモバイル音楽制作ツールとして可能性を秘めているこのディバイスMiselu NeiroはiPadの好敵手となるのか?どのような楽器に成長して行くのかとても楽しみだ。