以前iOSアプリLoopyのディベロッパーであるMichael Tyson氏にインタビューをした際に、Tyson氏が最後にふれていた新しいプロジェクトの話、AUDIOBUSの正式発表が先日行われました。
現在様々な種類の音楽アプリがリリースされていますが、いろいろなアプリを使い、iOSディバイスのみで楽曲を完成させるにはまだまだ制限が多いのが実際のところ。今回発表されたAudiobusによってその制限はやや緩和されることになりそうです。
Audiobusはアプリとアプリの間でリアルタイムなオーディオストリーミンングを可能にするもの。たとえば、外部MIDIキーボードを使いシンセアプリを演奏し、その演奏をレコーダーアプリにリアルタイムで録音をすることができたり、シンセアプリの演奏をギターアンプアプリに通したりするようなことが可能になるようです。
それだけではなく、Audiobusはマルチトラックレコーダーのように、複数のアプリで鳴っている音をミックスダウンすることもできるようになるようです。
まだ開発中ということで今の段階ではどのような動きをするのか実際に見ることはできません。
Audiobusサイトではこの機能のテクニカルに関する質問を受け付けています。iOSディベロッパーの方はぜひチェックしてみてください。