Native Instrumentから発表されたDJソフトウェアTraktorのためのコントローラーKontrol F1。カラフルな色が印象的な16のパッド、4つのボリュームフェーダー、4つのフィルターノブが付いている。数ヶ月前からその画像は目にしていたのですが、昨日その全貌が明らかにされました。
Traktor Pro 2.0からの新しく搭載された機能サンプルデッキ。プレー最中の曲をサンプル録音できたり、手持ちのサンプルを読み込み、プレー中の曲と簡単にミックスすることができる新しいデジタルDJソフトウェアの形。今回発表されたTraktorバージョン2.5ではサンプルスロットデッキの数が16から64に増え、Remixdeckという名前に変更。そしてこのKontrol F1がそのRemixdeckに完全統合することになっています。通常のDJプレーだけではなく、MPCのドラムパッドやAbletonLiveのセッションビューを合体させたようなDJスタイルを作ることができるようになります。サンプルのトリガーだけではなく、ボタンの組み合わせ方によってシンク、クォンタイズ、サンプルサイズ、リバースなどの機能をトリガーすることも可能で、様々な使い道が考えられます。
ただ音楽を流すだけの伝統的なDJではなく、とにかく音を混ぜ、なにか新しいものをクリエイトするリミックススタイル、これがNIが提案する『リミックス・デッキ』なのです。
下のビデオはDMCチャンピョンDJ ShifteeによるF1を2台使ったデモンストレーション。華麗なる手さばきをご覧ください。
コントローラーにはTraktor Pro 2.5と4Gのサンプルサウンドライブラリーが付属、5月30日からの発売で値段は$279となっています。Pro2、Scratch pro、Kontrol S2、Kontrol S4ユーザーは無償アップグレード。
いっかい NI Traktor 新コントローラー (ティーザー)
いっかい Traktor Kontrol S2
いっかい Traktor2 トライアル