Traktor2.5とコントローラーF1、Remixdeckの操作感の素晴らしさは前回からお伝えしている通り。しかしF1はTraktor Remixdeckのためだけのコントローラーではなく、通常のTrackdeckのコントローラーとして、トラックのブラウズ、ロード、8箇所のキューポイント設定、ループの設定、エフェクターのコントロールをすることができる(Shift+Browse)。そしてその動きは快適。付属するカバー(画像下)をコントローラーの上にかぶせることで、そのレイアウトを把握できる。しかしDJプレー最中にRemixdeckと同時に操作するのは、ちょっと大変かも。

F1はTraktorソフトウェアの為のコントローラーとしてだけではなく、通常のMIDIコントローラーとして使うこともできる。その際にはF1からはMIDIスタンダードシグナルを送信することになる。

その際、必要になってくるのがNIサイトよりダウンロードできるController Editor。外部MIDI機器とF1コントローラの橋渡し的な役割をするもので、コントローラーの各ノブ、フェーダー、パッドそれぞれにMIDIをアサインするエディター。現在バージョン1.4.5。アサインが2ページ(ベーシック+シフトキー)しかないのはやや不満。AbletonLiveのコントローラーとしてF1を使うのにはやや無理があるかもしれない。しかしソフトウェアシンセサイザーのコントローラーとして使うのには意外と面白かったりする。

そこで試してみたのがこれ(画像上)。ソフトシンセを弾いているところです。F1のノブやフェーダーにはシンセのパラメーターをアサインし、パッドをたたいて演奏できるようマッピングしてみました。コントローラーを横置きにして演奏してみるのも意外にイケてると思ったのですが、どうでしょうか?こんな形のシンセがあればいいのに、、とふと思ったところです。

 
 

Native Instruments

いっかい Native Instrument Traktor pro2.5とKontrol F1を試してみた その1

いっかい Native Instrument Traktor pro2.5とKontrol F1を試してみた その2

 
 
 
 

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