確かにスマートフォンは便利なものですが、平らなスクリーンに文字をタイプするとなると押したのかどうかわかりずらく、ちょっとイライラすることが多いですよね。iPadを使った音楽用コントローラに関しても、ボタン操作やフェーダー操作となると、やや味気のない感触や、見ないと押せないという問題があります。

アメリカTactus Technologyによる変形スクリーン技術Tactus Layerは、平坦なタッチスクリーンの一部が必要に応じて膨らみ、物理ボタンになるというもの。そして必要がない時にはボタンは消え、平坦なスクリーンに戻るそうです。Tactusは液晶画面に被せる薄いシートのようなもので、厚さに関しては全く問題なく、ボタンの形や高さもカスタマイズ可能なのだそう。

もしこれがiPadやiPhoneで使えるようなことになったら、音楽コントローラとしてのiPadの使い道はこれまで以上に広がってくるのかもしれませんね。フィンガードラムのような激しいアクションにも耐えられるのかどうかどうかは分かりませんが、パッドを使った音楽演奏は今までよりははるかに心地よいものになるはず。ipadだけではなく、このような技術を使った新しい音楽インターフェイスが登場してくることも期待できそう。早く試してみたいです。製品化は2013年予定。

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