本日発表になったNative Instruments Traktor Kontrol Z2はコントローラ+ミキサー+サウンドカードが一体となったTraktorミキサー。通常のDJミックス2チャンネルに加え、TraktorのRemix Deck2チャンネルを同時にコントロールすることができる2+2チャンネルミキサー。もちろんTraktorだけではなく、ターンテーブルやCDJやマイクロフォンなどを接続をすることもでき、様々なメディアに対応する最新型のDJミキサーとなっている。
特に目をひくのが本体の左右に置かれている各4つのカラフルなボタンで、このコントロールセクションでTraktorのRemix Deck、キューポイント、ループをコントロールすることができるようになり、デジタルDJにとっては力強い武器となるでしょう。
さらにこのカラフルなボタンの下におかれているのがFluxという新しい名前のボタン。Traktor2.6に搭載される新機能で、曲途中でキューボタンやループを使い特定の場所をリピートしても、本来再生していた場所に戻って再生してくれるという機能。
エフェクターセクションにはMacro FXとよばれる新しい名前のノブが置かれていますが、このノブを回すことで複数のTraktorのエフェクターを一度にコントロールすることができるTraktor2.6の新機能。複雑トリッキーなエフェクターコントロールが可能になり、プリセットも多く用意されています。
本体の裏、NIのコントローラでは初めて見ることとなるUSB hubが二つ用意されています。Kontrol F1やX1をセットアップできるのはもちろん、それ以外のUSBコントローラをつなげるのもきっと面白いはず。そしてこれらのUSBはHIDに対応しており、パイオニアの新しいCDJとの連携もバッチリとなります。さらに、XLRアウトアウトプット端子が付いたのもNI のコントローラとしては新しいところです。
- 航空機級のアルミを使用(?)
- Traktor Scratch pro2 ソフトウェア、タイムコードレコードとCDが付属
- Remix DeckとキューポイントがアサインされるマルチカラーLED ボタン
- 2スタンドアローンミキサーチャンネル 外部アナログインプット
- RemixDeckセクション
- マスターセクション(ファイルブラウジング、シンク、クオンタイズ)
- Macro FX 複数のエフェクターをまとめコントロール
- 24-bit サウンドカード
- XLR バランスアウトプット
- ブース用アウトプット
- マイクインプット
- aux インプット ターンテーブル用インプット
- HID コントロール
- USB hub
- 11月1日発売
- ¥83,800